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結納返しとは?金額の相場、目録、品物などをみんなの体験談と一緒に紹介

2020.12.08

「結納返し」は新郎からいただいた結納に対する新婦のお返し。

金額の相場、記念品として、何を渡すのか悩みますよね。(定番は時計やスーツのようです。)

他に、正式な結納では目録の品物をそろえます。

いつ、結納返しをするのか、時期も考えなくてはなりません。

また、結納返しをしない場合、結納金の使い道も考える必要があります。

そこで今回は、結納返しに関する知っておきたいことをご紹介します。

結納返しとは? する・しないのアンケート結果

日常でも何かいただきものをした際にお礼をするように、相手側の家から結納(金)を贈られたお礼としてのお返しを「結納返し」と呼びます。

正式な「結納返し」は本来、縁起のよい伝統的な「結納返し品一式」を指します。

一方で、現在では、時計やスーツ一式、商品券、現金などの記念品や金品を広く「結納返し」とよぶ場合が多いようです。

結納返し、する?しない?

「結納返し」について、みんなのウェディングでアンケート調査を行なったところ次のような結果となりました。

あなたは結納返しをしましたか?

はい...55%

いいえ...45%

「結納」を行なったカップルのなかでも、結納の形式にあまりこだわらない傾向があるようです。

結納には、本来仲人をたて両家を往来するしきたりがありますが、今ではそこまで儀礼的ではなく、略式が多くなっています。

この傾向を反映して、「お返し」に関しても現実的になってきているようです。

結納返しをしない2つの理由

1.結納返し分を差し引いた結納にした

新郎側が結納をするとき、あらかじめ新婦側からのお返し分を差し引いた金額のみを結納するケースです。

たとえば、もともとの結納金が100万円で、その半額の50万円を結納返しされる場合は、 結納の時点で100万円から50万円を差し引いた金額を新婦側におさめます。

そうすることで、結納返しがいらなくなるということです。


2.結納返しの金額を新生活にまわした

新生活は引越しをしたり、家具・家電をふたり用に新調したりと様々なことにお金がかかります。

結納返しのお金をそのまま新生活にまわすというカップルも多いです。

結婚に向けた「けじめ」として結納を位置づけるものの、お返しの方法を含めて、その内容はかなり自由になっています。

体験談
「出費がきつかった」
■結納金は半分は新郎親から、半分は新郎自身の貯金からで、旅館のコース料理、結納返し、振袖代、着付け代、などもろもろ合わせると、経済的負担は色々ありました。
なるべく、結婚式にむけてお金は貯めておきたい時期だったので、そこがキツかった点です。(20代後半女性)

体験談
「両親世代がサポートしてくれた」
■私達新婦側は結納について全くの手探り状態だったのですが、義父がリードしてくれて助かりました。
結納金についても、「多くはだせず申し訳ないが、○○円用意します。」と、はっきりとした金額を言ってくれたお陰で、私達は結納返しに困りませんでした。(40代前半女性)

体験談
「けじめとしてやってよかった」
結納を行なって「良かった」と思ったのはやはり「けじめ」として必要だと思ったし、本当にお嫁に行くんだと実感できたこと。
結納金や結納品、お返しの品など準備が大変だったので期間を余裕もって決めておけばよかったとおもいました。(30代前半女性)

体験談
「結納金がお返し分を引いた金額」
■お返しなしでその金額でと最初から決めていた。一度もらって半分返すなら最初から渡すだけにしましょうという事になりました。(40代前半女性)

体験談
「「お返しなし」と言われたので」
■結婚相手とその親に、お返し無しの結納金50万円です、とハッキリ念押しで言われたから。
また、結婚記念品はお互い交換していたし、特にお返しの理由がありませんでした。(30代前半女性)

体験談
「パートナーから必要ないと言われた」
■私は何かお返しをしようとスーツや時計などを考えていたのですが、パートナーから「いらない」と固辞されました。(30代前半女性)

体験談
「結納返しの品を選ぶ時間がなかった」
■時計をお返しする予定でした。パートナー自身が選びたいと言っていたのですが、忙しい日が続き、なかなか選びにいけず、そのうちに、やっぱりいらないかな…と言い出し、結局お返ししないことになりました。(30代前半女性)

体験談
「家具や新居の購入資金にあてた」
■お返しじゃなくてそのお金で家具や新居を購入しました。
お返しも自分の親が結納を行いたいと言ったのでお返しもいらないし、お返しするくらいなら結婚資金にしてくれと言ってくれたからです。(30代前半男性)

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結納返しの金額の相場、地域ごとの傾向

相場はあるの?

実は、結納は「家」によって違いがあるうえに、地域によってもかなり慣習が異なっています。

また、家同士で金銭のやりとりをするのか、当人同士が出資するのかによっても、金額が違ってきます。
したがって、一般的な相場というものはないといってもよいでしょう。

避けるべき数字

お祝い事なので、死や苦を連想させる「4」「9」を避けます。

おすすめな金額

30万、50万、70万、80万、100万円…などのキリのいい数字が、現実的な金額として考えられます。

結納金に比例して「結納返し」の金額も変わります。

地域的な「結納返し」の傾向とは?

結納返しのきまりは、地域ごとに違いが見られます。
関東は質素、関西・九州は豪華、という「西高東低」のイメージのようです。

一方、「結納返し」の慣習は、関東では贈られた結納金の「半返し」、関西以西の地域はお返しをしても1割、しない場合も多いといわれています。

一見、関東では「結納返し」の負担が大きいように思われますが、これは関東では両家を同格とみなすため、お返し分が多くなるのです。

そして、関西以西では、男性側(迎え入れる側)が圧倒的に格上という伝統的な考えから、金銭的な負担は男側(迎え入れる側)が持つ慣習があります。


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結納返しに必要な品物とは

伝統的な形式にのっとった結納の場合は、縁起もの一式をそろえて「結納返し」を行ないます。

式場が決まっていれば、プランナーに相談して「結納セット」のうち「結納返し一式」として用意することが可能ですし、デパートや専門店に相談することもできます。

関東と関西以西では準備する内容が異なります。

一方で慣習として、結納品が紅白の色紙を使うのに対して、結納返しでは緑系・青系の色紙で違いを出すことは全国共通のようです。

御袴料とは

「結納返し」の中心的なものは「御袴料」です。
これは「結納」の「小袖料(御帯料)」に対するもので、現金でも品物でもかまいません。

男性用の袴を仕立てる料金という意味から転じて、現代ではスーツ仕立代などになっています。

しかし、必ずしもスーツにこだわることはなく、

・時計/バッグ
・現金/商品券
・新郎側の希望の品/新生活に役立つ物

など、幅広く考えられています。

次に「結納返し」品の意味を説明します。
関東と関西以西では違いがあるので、気を付けてくださいね。

関東式の結納返し

両家は同格との考えから、結納品とほぼ同数・同等の品目が並びます。

目録

結納返し品の内容詳細を毛筆で列挙した書面のこと。

熨斗(のし)

干した鮑(あわび)を、長く伸ばした(のした)もの。

熨斗鮑(のしあわび)は高級で長寿の象徴とされ、また贈り物につける「のし」の意味もある。

縁起物としておめでた言葉で結納品目録に書かれる。

御袴料(おんはかまりょう)

結納金の「御帯料(小袖料)」に対して、男性側に贈るもの。

洋服代に当たり、関東式では半額を包む「半返し」が伝統的だが、最近は1割程度が主流。

目録や御袴料の中包みに「スーツ一着」などと書いて、現物は後日贈る方法もある。

子生婦(こんぶ)

かめばかむほど味が出る夫婦となり「子孫繁栄」を願った縁起物としておめでた言葉の当て字で結納品目録に書かれる。

寿留女(するめ)

女性の久しい幸せを願って縁起物としておめでた言葉で結納品目録に書かれる。

友白髪(ともしらが)

白い麻布で「共に白髪になるまで長く添い遂げよう」という意味を込めた縁起物。
おめでた言葉で結納品目録に書かれる。

末広(すえひろ)

白い扇子を1対(2本)にしたもの。扇子には福を招き、「末広がりに幸せに」という意味。

また白い扇子は「純潔」「潔白」という意味もある。縁起物としておめでた言葉で結納品目録に書かれる。

家内喜多留(やなぎだる)

昔は結納の際、樽酒でもてなしたことから、転じて現代では酒代としての金品を指し、関東では酒料と肴料(食事料)の両方が含まれる。

結納金の1割程度を用意することが多いが、先方の結納金がいくらかわからない場合は、平均的な金額(3万円程度)を包むようにする。

関西式の結納返し

関西以西では男性側(迎える側)の家格が上であるという前提で、お返しする女性側(嫁ぐ側)は控えめであることが求められます。

関東式と比べ、品数はぐっと少なくなります。

目録

熨斗(のし)

関西では鶴飾りをつける。

末広(すえひろ)

関西では亀飾りをつける。

御袴料(おんはかまりょう)

関西では小袖料の1割を現金または品物で返す。松飾りをつける。

肴料(さかなりょう)

食事料のこと。関西では竹飾りをつける。

酒料

酒代のこと。関西では梅飾りをつける。

略式結納

伝統的な形式をとりつつもお返しを最小限にする場合は、次の三品目になります。

熨斗(のし)

末広(すえひろ)

御袴料(おんはかまりょう)

体験談
「記念品のみを贈って解決!」
■関東関西のちがいもありましたので、正式結納をせずに、婚約記念品(結婚記念品?)のみにすることで解決しました。(30代前半女性)

体験談
「両家の話をよく聞くことで解決!」
■とにかく正式な形でやるのか、略式でやるのかなど意見が飛び交いました。
特に自分の両親が田舎の人間なのでいろいろと言ってきましたが、妻の両親の話も聞きながらお互いの意見をすりあわせました。
よく話を聞くことが大切です。(30代前半男性)

体験談
「結納するVSしない、の対立は略式結納で解決!」
■新郎家からは「結納はなしにしてほしい」と言われ、新婦家はきちんと結納してほしいという考えでした。
新郎新婦が両家の両親を説得し、略式結納をするということで落ち着きました。(30代前半女性)

体験談
「意見の違いは相手側にあわせて解決!」
■地域が違うのでまったく意見はあわなかったが、相手の方がきちんといろいろしたい家なので、相手の家の言う通りにした。(20代後半女性)

体験談
「結納前に話し合いで解決!」
■結納の前に一度顔合わせを行いました。その際に両家で打ち合わせをしました。
また、地域ごとに結納品も全く違うので、実家で買ったものを料亭に郵送しました。(20代後半女性)


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結納返しの時期や金額など

【1】結納返しの時期

「結納返し」は、結納が済んだあとに日をあらためて設定するのが正式な段取りです。

しかし、最近では新郎新婦や両家両親が共働きのケースも増え、時間的に別の日を設定するのが難しかったり、両家が遠距離にあったりするため、結納と同日に同時交換する段取りが主流になっているようです。

【2】結納返しの金額

注意しておいたほうがよいのが、「いくらの結納に対してのお返しなのか」という点です。

特に同日に両家が結納と結納返しを同時交換する場合は、結納金の額を明らかにしておくことが、その後のトラブルを避けるためにも大切になります。

お金の話はなかなか聞きにくい面もあります。
しかし、男性側(迎える側)から、「いくら位を予定している」と女性側(嫁ぐ側)に知らせておくことが大事。

お返しが少なすぎたor多すぎた、という事態を避けることができます。

【3】地域性の違い

地域性の違いとしては、

・関東では両家は同格。
・関西以西では男性(迎える側)が格上。

という慣習があるようです。

したがって、結納返しの品を決めるにあたって、

・関東では結納品と同等、同額のもの。
・関西以西では結納品よりも控えめなもの。

となるため、両家の出身地が違う場合には要注意です。

結婚のお金に関することは、地域によって、さらに家によって「常識」が全く異なると考えておいてもよいかもしれません。


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実際の結納返しのプレゼントは? みんなの体験談6つ

「みんなのウェディング」のアンケートに回答を寄せてくれた先輩カップルたちは、どのような「結納返し」をしたのでしょうか?

実際には地域の違い、家の考え方の違い、自分達独自の方法など、とても多くのスタイルがあることがわかります。

体験談
「スーツを仕立てて半返し!」
■15万のスーツにして半返しにしました。時計は高いし、スーツぐらいなら手作りでこれぐらいであるかなと。(30代前半女性)

体験談
「急遽現金で対応した!」
■現金を包んで渡した。新郎家から結納の日取りがあまりにも急な日程で言ってきたため、ほかに考える時間もなかった。(30代前半女性)

体験談
「御袴料と酒肴料を用意した!」
■「お袴料」と「酒肴料」として現金をつつみ、返しました。昔から伝わる風習でそうするべきものと思っていたため。(30代前半女性)

体験談
「彼のご両親に記念品を贈った!」
■相手方の両親に、地元の有名な置物をプレゼントしました。彼と私の間では指輪の交換などは行っていないのでしていません。(20代後半女性)

体験談
「縁起のよい数で3品目を贈った!」
■奇数が縁起が良いとされていたので、腕時計、パソコンソフト、印鑑の3点を贈りました。
腕時計は彼が欲しがっていたもの、パソコンソフトは結婚式の準備に、印鑑は私の両親の強い希望で決めました。(30代前半女性)

体験談
「現金に加えて全員それぞれに記念品!」
■10万円の現金。父親にバーバリーのベルト、母親にスカーフ、妹に傘、おじい様おばあ様にお茶。仏壇にお菓子。(30代前半女性)

みんなのウェディング相談デスク

※ 2020年12月 時点の情報を元に構成しています