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結婚式スピーチ成功のコツ! 乾杯・祝辞や友人挨拶の文例&禁句

2020.01.31

結婚式や披露宴といえば祝辞や乾杯の挨拶などスピーチが多くのシーンで行われますよね。

今回は、使ってはいけない言葉・禁句やマナー、文例をご紹介します。


1.スピーチの所要時間・声の出し方・目線のコツ

1)時間は5分以内!短く簡潔に

披露宴でのスピーチは、新郎新婦への「はなむけの言葉」です。

しかし、あふれ出るお祝いの気持ちとはいえ、スピーチが長くなっては会場のゲストが疲れてしまいます。
スピーチの所要時間は5分を心がけるようにしましょう。

原稿用紙3-4枚(1200-1600字)程度が、5分程度のスピーチになる目安です。

2)話す姿勢、声の出し方について

【姿勢】

スピーチをするときは、胸を張って背筋を伸ばして堂々と立ちましょう。
男性は足を外側に向けて少し開き、女性はかかとをつけてつま先を開くと綺麗に見えます。

そして、肩の力は抜いて、あごをひき、マイクから口を15-30cmくらい話します。
手は横に自然におろすか、前で軽く組みましょう。

お辞儀をする場合は、マイクにあたらないように姿勢を正して、身体を腰から45度に折り曲げます。

【声の出し方】

スピーチは、ゆっくり、はっきりと話しましょう。 早口は聞き取りにいので気を付けて。

はつらつとしたスピーチは、生き生きと輝いて見え、お祝いの気持ちが伝わります。

3)目線、アイコンタクトについて

スピーチをするときの視線はまっすぐ正面を見ましょう。
会場全体を時々ゆっくりと見回すと、堂々と落ち着いて見えます。

下に目線を落とすと、暗い印象になるので、気を付けましょう。

4)お酒は飲みすぎない

お酒を飲み過ぎたゲストがスピーチする様子は、とても見苦しいものです。

お酒を飲む場合は、緊張をほぐす程度、舌が滑らかになる程度、を目安に抑えておきましょう。


2.スピーチの構成&基本文例

1)スピーチの構成例

自己紹介

お祝いの言葉

スピーチするゲストからみた
新郎新婦の印象やエピソード

二人へのはなむけの言葉

結び


1)スピーチの文例

(1)主賓挨拶

ただいまご紹介にあずかりました、新郎○○くんの勤務先上司の△△と申します。

このたびは、○○くん、□子さん、ご結婚おめでとうございます。
ご両家のご両親はじめ、ご親族のみなさま、心より御祝いを申し上げます。

この晴れの席にお招きいただき、たいへん光栄です。
はなはだ僭越ではございますが、ご指名にて、私よりお祝いを申し上げたいと思います。

新郎の○○くんは、現在入社7年、我が営業部のエースです。
私は、○○くんが、営業部に配属されたとき以来、5年にわたる付き合いですが、付き合うほどに磨かれていく、本当に芯のある男です。

ご存じの通り、我が社は景気に左右されない業種として、安定した実績を誇ってはおりますが、我が営業部は、それに甘んじることなく、日々新しい顧客開拓に奔走しております。

そんな営業マンの筆頭が○○くんです。
○○くんが営業部に配属になったとき、私は初めての部長を拝命したばかりでして、業績アップが至上命令のなか、さまざまなアプローチを試みました。

部のみんなを叱咤激励することも多かったかと思いますが、そのなかで○○くんは、臆することなく、同僚を励ましながら落ち着いた仕事ぶりで着実に業績を>伸ばしていました。
現在の営業部の成績は、○○くんのおかげもあり大変安定しております。

この5年間を見るにつけ、本当に頼れるやつだ、という印象を強く持っております。
このような男性を伴侶に選ばれた□子さんのお目は高いと、保証いたします。

さて、お二人のこれからの結婚生活に向けて、多少の人生の先輩としてのアドバイスを申し上げたいと思います。
結婚生活とは、初めの頃こそ、楽しく変化に富んだ毎日が続くものですが、実際は長く平凡な毎日の積み重ねであります。

そんななかで、忘れがちなのが「感謝の気持ち」であります。
初めは「ありがとう」と言葉を交わしていたことが、毎日繰り返すなかで、お互いに当たり前になり、その都度言葉にすることも減っていくものです。

私はまったく申し上げられる立場にはおりませんが、しかし、そこを忘れることなく「ありがとう」と言える二人であり続ければ、人生のどのような局面も二人手をたずさえて乗り切っていけるのではないでしょうか。

新婚旅行にしばらく行かれるとのことですが、職場にお戻りのころは、□子さんのお支えが加わって、パワー倍増になっていることと期待しております。

長くなり恐縮でございます。これをもちまして私からのお二人へのはなむけの言葉とさせていただきます。

○○くん、□子さん、本日はおめでとうございます。 ご静聴ありがとうございます。

(2)友人代表のスピーチ

○○さん、□子さん、ご両親ご親族のみなさま、本日はおめでとうございます。
私はただいまご紹介にありましたとおり、□子さんの中学時代からの友人の△木○代でございます。

□子さんから、友人としてスピーチをお願いしたいとのお話を頂戴した当初は、私よりも適任の方がいらっしゃるのではとご遠慮申し上げたのですが、□子さんといえばバスケットボール、□子さんがバスケットボールと出会った頃を知る者として、とのご指名でしたので、僭越ながらお祝いの言葉を述べさせていただきたいと思います。

□子さんと私は☆市立第3中学のバスケットボール部で出会いました。
クラスは違ったのですが、とても運動神経の優れた子がいると、□子さんは大変な評判で、バスケットボール部でもすぐに頭角をあらわし、1年でレギュラーの座につきました。

一方、何を迷ったか、バスケットボール部に入ってしまった、のんびり屋の私は、ペースについていくことができないままでいました。
技量の異なる私たちが、これほど長く仲良くつきあえるのは、2年の夏の部活の出来事があったからだと思います。

当然レギュラーになれず、先輩やコーチから発破をかけられ続け、くじけそうになったとき、□子さんが、部活の前にこっそりと一緒に練習をしよう、と声をかけてくれたのです。
全国大会に進むほど、とても強いチームでしたので、断トツのレギュラーである□子さんは花形プレイヤーなのですが、それを鼻にかけることが全くありませんでした。

実は、ちょっと□子さんに嫉妬していたのですが、自分の技術を惜しむことなく手をさしのべてくれた□子さんのやさしさに、そのような気持ちを持った自分>を恥ずかしく思いました。
私はいまでも思い出すと胸が熱くなります。

□子さんは、バスケットボールで☆☆高校へ進まれました。
私は好きな英語が学べる★★高校へ進学しました。
ところが、学校が違ったものの、定期試験前は「英語教えて」というお誘いをよく受けまして、□子さんとお勉強をご一緒したものです。
これで天下の□子さんに、少しお返しができたかな、というのが、私のプチ自慢です。

□子さんのご活躍ぶりはみなさまご存じのとおりですが、□子さんとガールズトークに花を咲かせた思い出は、かけがえのない青春時代です。
そんな宝物のような友達の□子さんのことを、○○さん、ぜひとも大切にしてくださいね。

さりげない優しさに溢れた□子さんです、きっと○○さんは、とても幸せ者だということが、日を追うごとにおわかりになると思います。
ひょっとすると□子さん、お料理はこれからかもしれませんが、なにしろ体力には自信がある□子さんですから、きっと大丈夫です。

どうぞお幸せになってください。
これで私のお二人へのお祝いの言葉とさせていただきます。
おめでとうございます。

(3)親族からの祝辞

ただいまご紹介にあずかりました、△川□男と申します。
△川家を代表いたしまして、お祝いを述べさせていただきます。

新郎の○○くんは私の弟、△川次郎の長男としてこの世に生を受けました。
私の甥っ子、○○くんから私は伯父にあたります。
私ども△川家は地元で五代続く和菓子屋です。弟の次郎一家も、隣同士、助け合いながら暮らしてまいりました。

子ども時代の○○くんは、とにかくやんちゃで元気、外を走り回っているわんぱく坊主でした。
我が家の子どもとも、実の兄弟のようによく一緒に遊び、ケンカもする仲で高校まで地元で育ちました。

とてもやんちゃな○○くんでしたので、家業の和菓子に興味があるのかないのか、実のところ家族でも心配していたのですが、卒業後、東京で就職をしてから変わったのです。

やんちゃな気質はそのままですが、とにかくバイタリティに溢れ、業種は食品とは異なる薬品関連でしたが、一生懸命仕事に励んだようです。
そこで、きっと何かに気づいたのでしょう。突然「修業をさせてほしい」と私のところにやってきたのが2年前のことです。

我が家の子どもも家を出ており、跡継ぎにはあきらめていたところだったので、驚きはありましたが、とてもうれしく思いました。
そのとき「伯父さんには世話になった、鍛えてほしい」と言った○○くんの眼差しを今でも覚えています。

やんちゃな○○くんは、根性もすわっているだけに、とても鍛え甲斐があり、これからのご活躍をとても楽しみにしています。
□子さん、□子さんのご家族のみなさま、こういうわけで○○くんはとても将来性にあふれた男です。

□子さん、素敵なお嬢さんをいままでお育てくださった□子さんのご両親、どうぞご安心ください。
身内びいきと思われることを覚悟で申しますが、○○くんは、打たれ強い、ピンチをチャンスにかえる強さを持っています。

私もこれから彼を一人前の菓子職人にするべく、鍛える手を休めずに○○くんと精進していきたいと思っています。
ご列席のみなさま、本日は二人のためにお運びいただきましてありがとうございます。
これからも二人のことをよろしくお願いいたします。

これをもちまして、二人へのはなむけの言葉とさせていただきます。

○○くん、□子さん、本当におめでとうございます。

(4)新郎父の謝辞

本日は、ご多忙なところ、新郎○○、新婦□子の結婚式に、たくさんのみなさまにご列席いただきまして、誠にありがとうございます。
親族を代表いたしまして、私、新郎○○の父よりみなさま方に御礼申し上げたいと思います。

本日は、二人に対しまして、身に余る多くのお言葉を頂戴いたしまして、親といたしましては身の引き締まる思いでございます。
これまでにもみなさまのお支えをいただいている二人は幸せ者です。
両家を代表いたしまして、深く感謝申し上げます。

なにぶん若い二人は未熟です。どうぞこれからも二人にご指導ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。

感謝の気持ちは尽きませんが、これをもちましてご挨拶にかえさせていただきます。

本日はありがとうございました。

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3.失敗しないスピーチ作成の基本

1)忌み言葉、重ね言葉は使わない

お祝いごとでは常識ですが、「縁起の悪い」言葉は使ってはいけません。

【忌み言葉】

別れる、離れる、切る、壊れる、破る、衰える、終わる、おしまい、閉宴、失う、出る、逃げる、帰る、戻る、返す、絶える、去る、消える、悲しむ、冷える、遠のく、色あせる、移る、流れる、飽きる、嫌う、変わる、浅い、薄い、滅びる、欠ける、裂ける、割れる、無くなる、弱る、殺す、亡くなる、苦しむ、弔う、葬る、散る、枯れる、朽ちる、捨てる、暇、涙、病、最後、死、血、四、九

【重ね言葉】

再び、再度、またまた、しばしば、返す返す、ますます、いよいよ、くれぐれ、重ね重ね、重ねて、重々、次々、繰り返し、再三、相次いで

2)陰口や下ネタ、自慢は避ける

結婚式披露宴はフォーマルな場です。 そこでのスピーチには「品格」が求められます。

したがって、スピーチのなかに第三者の陰口や下ネタが盛り込まれていたり、お祝いの言葉のはずがスピーカー自身の自慢話で終わってしまっては、聞いている会場のゲストはつらくなります。

また、新郎・新婦の失敗談なども同様の理由でNGです。 会場全体が幸せな気持ちになるスピーチを心がけましょう。

3)原稿作成後、声に出して読む

スピーチの原稿は、リズムを取りやすいように適度に句読点を入れて作成することをおすすめします。

スピーチ原稿を声に出して読むことで、目で読むときには簡単に理解できる熟語が、耳で聞くとすんなりとは理解できない、といったことをチェックすることができます。

原稿作成→声に出して読む→分かり辛いところがあれば修正、の手順を踏むと、語感もばっちりなスピーチができあがります。

4)一度時間をおいて再チェック

スピーチの間の取り方や話すスピードの調節は、練習を重ねるうちにわかってきます。

作成したての原稿を「完成版」とするのではなく、少し間をおいたあとで、再びスピーチ原稿を練り直してみましょう。
時間をおくと、スピーチ原稿で修正すべき箇所が客観的にみえてくるものです。

また、スピーチ原稿を録音して聞き声の調子をチェックしたり、読んでいる立ち姿を鏡でチェックできたら万全ですね。

スピーチをしている姿をビデオに撮ってもらうと、より客観的に自分の姿をチェックできるでしょう。


4.台本やラフなスピーチはOK?

1)台本形式でもOK?

披露宴の本番ではハプニングがつきものです。
その場合に備えて、スピーチの原稿を手元にもっていると安心です。

とはいえ、最初から読み上げることを想定した台本「手紙」形式のスピーチでは、その場に出席できなかったゲストからのメッセージの「代読」でない限り、ちょっと味気ない印象になるかもしれません。

できる限り、スピーチは「読み上げる」のではなく「語りかける」ようにしましょう。

2)くだけたラフな話し方でもOK?

披露宴には新郎新婦の友人だけではなく、両親の関係者や親族がゲストとして出席しているものです。

たとえ友人代表のスピーチだからといって、くだけすぎたり、カジュアルすぎたりする雰囲気は、結婚式の場にふさわしくありません。
披露宴の格式を事前によく確認して、スピーチ全体のトーンを決めましょう。

新郎新婦の晴れの場である結婚式。 新郎新婦にとってはもちろん、会場のゲストにとっても一生の思い出になる場なのですから、その場でのスピーチは緊張して当然です。

けれども、まずは、新郎新婦への「お祝いの気持ち」を一番に考えてみましょう。

気負いすぎず、でも、くだけ過ぎず、素直にお祝いの言葉を伝えられると素敵ですね。


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みんなのウェディング相談デスク

※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています