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神前式とは?式の流れ・衣装・費用・メリットなど知っておきたいポイントを解説!

2022.01.20

「神前式(しんぜんしき)」は、神社や神殿に祀られている神様に誓いを立て、両家の結び付きを大切にする日本伝統の挙式スタイル。
日本でも西洋風の結婚式スタイルが多くの人に選ばれていますが、最近は伝統を守りつつ、神前式を選ぶカップルが増えています。

日本ならではの美しい衣装に身を包み、古来の奥ゆかしさを味わうことができる神前式。その魅力と挙式の流れを徹底解説します。

神前式とは?

厳かな雰囲気の中、伝統的な和装を身にまとい、神様にふたりの結婚を報告する日本古来の結婚式スタイルである「神前式」

その歴史は長く、原点はさまざまですが、自宅の神棚や仏壇のある「床の間」で盃事(さかずきごと)を交わす室町時代の武家の結婚式が一般的に定着し、そのスタイルが明治時代まで続いたそうです。

現在の神社で行う神前式は、1900年に天照大御神(あまてらすおおみかみ)をまつる皇居の賢所(かしこどころ)にて行われた大正天皇の御成婚がモデルとなっており、第二次世界大戦後に一般に広まりました。

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神前式を検討するなら!押さえておきたい3つのポイント

はじめに、神前式を検討する際に確認しておきたいポイントをご紹介します。

①両家で信仰している宗教をチェック

まずはお互いの家族が信仰している宗教・宗派を確認してみましょう。
近年は宗教にこだわらない人が多くなってきましたが、年配の方はまだ気にする傾向にあります。

例えば、相手の家族がキリスト教徒であった場合は、教会でのキリスト教式をご両親が希望される場合があり、新郎新婦が神前式を希望していても実現が難しい可能性もあります。

家族全員が納得できる形の式になるよう、あらかじめ確認しておくことが大切です。

②神社で行う場合、披露宴会場の手配ができるかどうか確認する

神社での神前式を行う場合は、ほとんどの場合は披露宴会場を別で手配する必要があります。神社によっては、ホテルなどの会場と提携している場合もあるので、式場探しの段階で必ず確認してみてください。

会場を手配する際は、ゲストの移動距離なども考えてなるべく挙式会場に近い披露宴会場を選ぶと◎

③神前式に友人を呼べるかを確認する

神前式を検討する際に、友人も参列が可能かどうか気になりますよね。
本来であれば、神前式は「両家の繋がりを結ぶ儀式」とされており、原則に基づくと親族のみが参列し執り行われます。

最近では和婚ブームが起きていることもあり、友人も参列できる神社が増えてきました。友人ゲストの参列を希望する場合は、一度会場に確認してみると良いでしょう。

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神前式ができる会場は神社だけ?

神社の他に、ホテル・専門式場内でも神殿を備えている場合は神前式を行うことができます。 ただ、「今後ふたりでお参りができる神社をつくる」という意味も込めて神社を選ぶカップルも多いようです。

神前式ができる神社は、披露宴ができるレストランや結婚式場と提携している場合もあるのでぜひチェックしてみてくださいね。

お寺で行う場合は「仏前式」

「仏前式(ぶつぜんしき)」は神前式と同様に古くからある挙式スタイルです。
神さまの前で誓いを立てる「神前式」に対して、仏さまの前で誓いを立てるのが「仏前式」となります。

「仏さまとご先祖さまに感謝を捧げ、来世までの結びつきを誓う」という仏教の教えに沿って行われる仏前式は、新郎新婦どちらかがその宗派の信徒であることが基本ですが、最近では関係なく執り行うことができる寺院も数多くあります。とても素敵な誓いの立て方ですね。

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神前式にかかる費用

神社で神前式を行う際は「初穂料(玉串料)」と呼ばれる5~10万円程の謝礼金を納める場合がほとんどです。
会場によっては挙式費用の中に謝礼が含まれているケースもありますので、契約の段階で確認するようにしましょう。

初穂料の他に必要になってくるのは、衣装代や撮影代、神社や披露宴会場までの移動費など。神前式の演出にオプションを加える場合なども別途費用が発生する場合もあるので確認が必要です。

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神前式での衣装

神前式での衣装

神前式の衣装は「和装」になります。
最近では洋風テイストが入った少しカジュアルな印象の「新和装(しんわそう)」が人気の傾向にありますが、厳格な式を求められる場合は、格式の高い「白無垢(しろむく)」「色打掛(いろうちかけ)」「引き振袖(ひきふりそで)」のいずれかを選ぶと良いでしょう。
新郎の衣装は新婦の衣装に「格を合わせる」事が重要になってきます。

神前式は白無垢、その後の披露宴で新和装や色打掛など、シチュエーションに合わせて和装を楽しむのもいいかもしれませんね。

花嫁の衣装

白無垢

一番外側に羽織る打掛、その中に着る掛下をはじめ、小物に至るまですべて白で統一されるのが基本とされている「白無垢」は、花嫁が着用する和装のなかで一番格式の高い婚礼衣装です。

綿帽子や角隠しを合わせる伝統的なスタイルが主流ですが、洋髪を合わせたり、差し色を取り入れたコーディネートを新しい白無垢のスタイルとして選ぶ花嫁さんも増えてきました。

色打掛

色鮮やかで華やかさが際立つのが「色打掛(いろうちかけ)」。
もともと武家の女性の礼装として位置付けされており、華やかな模様が特徴的でそのバリエーションは多岐にわたります。
また、打掛も白無垢と同格の婚礼式服色であるため、挙式での着用も可能です。

引き振袖(大振袖)

大振袖とも呼ばれ、江戸時代後期から昭和初期に一般的な婚礼衣装とされていたのがこちらの「引き振袖」。
一般的な振袖と比べて袖が長く、裾にふき綿が入った美しいラインが特徴です。

原則、挙式に着用できる振袖は黒地の引き振袖(黒引き)のみですが、最近では白地など黒以外の引き振袖を着る場合もあります。

新郎の衣装

黒五つ紋付羽織袴

最も格式が高い「黒五つ紋付き羽織袴」は「紋付」「紋服」などと呼ばれており、一般的に結婚式で着られる、長着と羽織を黒一色で揃えた男性の正礼装です。

色紋付羽織袴

長着と羽織を黒以外の同色に変えたものを色紋付羽織袴と呼び、男性の準礼装とされています。

厳かな雰囲気の式には不向きとされており、今まではお色直しやフォトウェディングの際に選ばれることが多かった衣装ですが、最近では挙式で洋風テイストの入った「新和装」を新婦が好んで選ぶ事が増え、格や色を合わせるために挙式でも色紋付羽織袴を着用する新郎も増えています。

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神前式の基本的な流れ

神前式の流れは、挙式を行う神社によって儀式の順番は多少前後しますが、入場から退場までおよそ30分程度で進行するとされています。
それでは、基本的な流れをご紹介していきますね。

1. 参進の儀(さんしんのぎ)

「花嫁行列」と呼ばれる、見る者を惹きつける華やかな儀式です。
神職や巫女に先導され、新郎新婦(現在)とその後ろを歩く参列者(過去)が列になって神殿(未来)へと向かいます。

2. 入場

新郎新婦に続き、両親、親族と血縁が近いゲストの順に本殿に入場して行きます。
神前に向かい右側が新郎の親族、左側に新婦の親族が座ります。

3. 修祓の儀(しゅばつのぎ)

新郎新婦・参列者ともに一同起立し頭を下げ、清めのお祓いを受けます。

4. 祝詞奏上(のりとそうじょう)

「祝詞(のりと)」とは、神様に伝える言葉のこと。
斎主である神職が、神様に祝詞を読み上げ結婚の報告と幸せをお祈りします。

5. 三献の儀(さんこんのぎ)

新郎新婦が大中小の3つの盃でお神酒を飲み交わし、夫婦の永遠の契りを結びます。 これは、三三九度(さんさんくど)とも呼ばれる儀式です。

6. 誓詞奏上(せいしそうじょう)

新郎新婦が神前に進み、感謝や誓いの言葉が記された「誓詞」を読み上げ誓いを立てます。

7.玉串奉奠(たまぐしほうてん)

榊(さかき)の木の小枝に紙垂(しで)という白い紙を付けた「玉串」をご神前に奉納します。
神社によっては所作が違う場合も。

8.指輪の交換

巫女から指輪を受け取り、お互いの薬指に指輪をはめます。
本来このシーンは神前式にはありませんでしたが、最近では多くの花嫁さんが取り入れています。

9. 神楽奉納(かぐらほうのう)

巫女がふたりの祝福と両家の繁盛を願い、舞を奉納します。

10.親族杯の儀

両家の結びつきを祝い、親族全員がお神酒を3回で飲みほします。

11. 斎主挨拶

斎主と一同が神前に拝礼し、挙式が終了したことを斎主が神様に報告します。

12. 退場

「退下」とも言い、斎主に続き、新郎新婦、参列者の順で退室します。

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神前式演出にはオプションもある

神社によっては、神前式のオプション演出を用意しているところもあります。進行に含まれていると思ったらオプションだった、という場合もあるので、当日の流れは事前にチェックしておきましょう。
参進の儀、巫女の舞、水合わせの儀、雅楽生演奏などはオプションで追加しなければならない場合もあるので、希望される場合は注意が必要です。

折り鶴シャワーや指輪交換など、西洋風の結婚式スタイルからインスパイアされた演出や、オリジナルの演出を取り入れたい場合も事前に確認しておきましょう。

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日本の伝統を味わいながら、素敵な結婚の誓いを

時代を経ても変わらぬ美しさを堪能できる神前式。
日本の伝統的なセレモニーで、神前式でしか味わうことのできない結婚式を行ってみてはいかがでしょうか。

また、いつでも訪れることができる場所で、思い出を重ねることができるのも魅力の一つですね*

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※ 2020年11月 時点の情報を元に構成しています