結婚式の演出のなかで、新郎新婦がドキドキしがちなシーンのひとつがゲストからの「祝辞」ですよね。
依頼した手前、内容もさることながら、スピーチの時間がちょうどよい長さだといいのに…と勝手ながら気になってしまうもの。
聞き手が最後まで集中して聞けて、ちょうどよい祝辞の時間は一体どのくらいなのか、先輩カップルの体験談も交えながら考えてみましょう。
ゲストが集中して聞けるのは3~5分くらい
新郎側、新婦側の主賓からの祝辞はたいてい披露宴の序盤にあります。
アンケート調査によると、話術に長けた人のスピーチであっても、「3~5分くらい」が適切な所要時間、という回答が最も多く寄せられました。
体験談
長さもよく、新郎をほめてくれた!
■3~5分で非常にちょうど良かったです。しかも新郎を誉めてくれたので、雰囲気もよくなりましたし、空気を読んでくれる上司なのでもちろん、着席してくださいねとの一声もありました。(20代後半・女性)
よい祝辞で披露宴がよい印象に!
■5分ほどの祝辞を頂きました。慣れている方なのか何も見ず、紳士的でとても内容良く適度な長さでした。その方のお陰で、すごく良い印象の披露宴になったと感謝しています。(20代後半・女性)
10分を超えるとどうしてもゲストが飽きてしまう傾向に
話術に自信があるゲストは、新郎新婦のことをうまくほめようと工夫してくれるでしょう。
ところが、一生懸命話せば話すほど、食事の時間が遠のきます。待たされている側からは、10分を超えると内容にかかわらず「長い!」と感じてしまうようです。
体験談
ユーモアがあっても、長すぎた!
■思っていたよりかなり長かったです。10分弱ぐらいあったのではないでしょうか…。ユーモアたっぷりにお話してくださって、最初は楽しく聞いていましたが、だんだん「まだかな…」と思ってしまいました(笑) 。(20代後半・女性)体験談
ほかのゲストは、退屈だった!
■10分くらいです。会社の説明と私の職場での働きぶりや、上司の趣味と結婚を結びつけた話で、私は聞いていて楽しかったですが、会社を知らない人にとっては長く感じたのではないかと思います。(20代後半・女性)
1~2分だとゲストがちょっと物足りなく感じる
結婚式ほどほめられるときはない、ともいわれています。新郎新婦としても、会場ゲストの前でしっかりとほめてもらうとうれしいもの。ところが、短すぎるスピーチではそれが十分とはいかないかもしれません。短いスピーチがよいとはいえ、内容を満たすための長さはある程度必要のようです。
体験談
短すぎて、物足りなかった!
■主人側は短かったです。話が苦手ということだったみたいですが。私的には「おわり!?」って感じでした。逆に、私の上司は少し長かったかな?(20代後半女性)
スピーチの時間配分が、全体の進行をきめる大事なポイントです。
そのために、祝辞を頼むゲスト選びはとても大切なのです。
食事の開始時間にもかかわるので、依頼する際、可能ならば「5分くらいでお願いできれば…」と言い添えてもよいかもしれません。
※ 2021年11月 時点の情報を元に構成しています
「ゲスト」 の ハウツー・ノウハウ に含まれています