略式結納をスムーズに進行！準備しておくべき５つのこと

最近の結納は食事会をかねた「略式」のスタイルが増えていますね。こちらは仲人を立てる必要はありません。

しかし、略式とはいえ、形式にのっとって行なわれる場合は、進行も当事者で行なう必要がでてきます。
はじめてのことですから、準備に関しても知らないことが多いもの。

そこで今回は、略式結納の準備でしておくべきこと5つを紹介します。

1．お互いの両親のことを知らせておく

結納当日をスムーズに進めることは、結婚へ向けての大事なステップです。
よい雰囲気になるように、まずは事前にお互いの両親のことを伝え合っておきましょう。
細かく情報交換していくなかで、共通の話題も見つかるかもしれませんね。

体験談
「情報交換しておけば、当日あわてることがない！」
■お互いの両親が初めて会うので、ある程度前もって情報交換はしておきました。
お酒はよく飲むかや形式を重んじる性格かなどです。
予想しておけば当日あわてることがないので、とにかく事前の情報収集が大切です。(30代前半男性)

2．口上の準備をしっかりと

「口上」は、結納の形式にのっとった「台詞」のようなもの、両家父親や新郎が述べます。
仲人をたてない場合は、新郎側の父親が進行役になることが多いようです。

暗記がのぞましいと言われますが、形式的な言い回しもあり、ただでさえ緊張する場ですから、「暗記はちょっと…」という場合は、用意した口上の原稿を読んでもOK。
しっかり、原稿を準備しておきましょう。

体験談
「口上の原稿を用意した！」
■実家の和室で、家族だけで行ったので、式次第と口上の原稿を用意しました。
進行役がいなくても、それを見ながら進行できました。当日まで義両親とは会えなかったので、口上は原稿を読んでもらえばいいようにしました。
当日の服装や式の流れ（進行）など、よく打ち合わせをして、お互いに気持ちよく、わかりやすく進められるようにすることが大切だと思います。(20代後半女性)

3．食事の内容を両家に確認しておく

結納は形式的な儀式とお祝いの食事までを含む場合が多くあります。
自宅で行なうにしても、お店で会食するにしても、両家出席者には、食べ物の好みなどを確認しておきましょう。

苦手なものがある場合には、別のものと変更することも考慮しましょうね。

体験談
「お店のチョイスは食事の好き嫌いを確認してから！」
■食事の好き嫌いがないかを聞いておき、お店はどういったところがいいか、相談してから決める事も大切。
また相手方の家の雰囲気などを、自分の両親に伝えておくといいかもしれません。(30代前半女性)

4．「結納セット」を利用する

事前の準備の時間がない場合や、進行などを万全にしたい場合は、「結納セット」はとても便利なものです。

自分たちが準備を行なうよりも、もちろん料金はかかりますが、経験豊富なお店やホテルに任せてしまえば、事前の負担はかなり少なくなります。

また、お店と連絡を密にとっていく過程で、細かな不安も解消できますね。

体験談
「お店にお任せできて、安心だった！」
■進行を仕切ってくれるお店を選ぶと、自分たちは言われるままに進めればよいので、安心でした。
数多く、結納を行っているお店だと心配りや気遣いがあって、急なトラブルにも冷静に対応してくれると思います。(30代前半女性)

5．本やネットで勉強しておく

結婚関連本やネットには、結納の流れや当日のマナーをはじめ、いろいろな情報が載っています。
まず形式な部分をおさえておくのがポイント。

地域によっても特色があるようなので、自分たちのパターンに合う情報は何かを選んで、予習しておきましょう。

体験談
「しっかりネットで予習しておく！」
■結納についての知識が全くなかったので、事前に色々サイトで勉強しておきました。
当然結納について知らない人の方が多いので、当日は何が行われるのか、誰がどう進行するのか、自分はどの場面で何をすればいいのか、当日の一通りの流れを想像して、分からない事がないようにしておいた方がいいと思います。(30代前半女性)

両親が結納経験者であっても、行なった地域によっては段取りが違う場合もあるようです。

心強いアドバイザーではありますが、自分たちの結納にあわせて、あらためて情報収集を行なうことをおすすめします。

両家に良好な関係を築く一歩となるような、思い出の結納にしてくださいね。

※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています