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結婚式のお呼ばれ和装マナー!振袖、訪問着、黒留袖の着物で行くなら何を着る?

2023.08.06

結婚式に招待された際、和服で出席すると会場が華やかになり、喜ばれることが多いようです。

結婚式、披露宴や二次会に参列するための和装には振袖、訪問着、黒留袖と主に3種類あります。 主に、袖の長さや色、新婦との関係性(友人か親族か)によって区別されます。

今回は結婚式お呼ばれの和装についてご紹介します!

1. 未婚女性なら「振袖」

未婚女性の和装の第一礼装でもあり、成人式で着る着物として最もポピュラーな振袖は、袖の長さによって3種類に分けられています。

1)「大振袖」の場合

花嫁の衣装の色とかぶらないように注意

袖の長さが約115cm(三尺三寸)のものを大振袖と呼び、最も格式の高いものです。
和装のチャンスはなかなかないので「成人式以来!」と結婚式で着用するゲストが多いようです。

ところで大振袖は「本振袖」とも呼ばれ、花嫁も着用します。
その場合、ゲストは本来もう少し袖の短い「中振袖」や「訪問着」に変更することがマナーといわれています。
「大振袖」での出席を予定する場合には、花嫁の衣装を確認しましょう。

2)「中振袖」の場合

花嫁の衣装の色とかぶらないように注意

中振袖は袖の長さが約105cm(二尺八寸)で、大振袖に準じる未婚女性の礼装です。
花嫁の「本振袖(大振袖)」とはかち合わないものの、色味をおさえるなどの配慮が必要です。

3)「小振袖」の場合

10代で結婚式に列席する時などには、特におすすめ

小振袖は袖の長さが約85cm(二尺三寸)で、パーティーなど、気軽に礼装を楽しみたい場合に着用します。

体験談
「結婚式向きの柄を着用!」
■未婚の女性の第1礼装なので。母の着物のなかで結婚式向きのものだったので。1回目は青地に赤く大きい鳳凰の柄。2回目は茶金地の少し地味なもの。縁起のよい、おめでたい柄を選びました。(20代前半女性)

体験談
「新婦の着物とかぶらないか確認!」
■独身の間の最後の結婚式でなおかつ京都だったので記念も込めて振袖を着ました。ピンク系のあっさりした柄で新婦が和装だったとしても控えめになるものにしました。念のため新婦の着るものとかぶらないよう着てOKか確認しました。(30代前半女性)


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2. 未婚・既婚問わずに着られる「訪問着」

未婚既婚OK/花嫁を引き立たせるために

振袖が未婚女性だけのものとすれば、訪問着は準礼装として未婚既婚を問いません。
袖が約60cmと短く、場所のしばりがない着物です。

また、胸元にも模様があるので、テーブル席でも華やかさがでます。
色味をおさえる配慮は必要ですが、ゲストの和装としては最も無難といえるかもしれません。

体験談
「未婚でも花嫁を引き立たせるために訪問着!」
■私はまだ結婚していなかったので振袖も着たかったのですが目立たせるのは花嫁なので訪問着にしました。振袖で自分の成人式のように着ている方もいますがちょっと目立ちすぎかなと感じます。(40代前半女性)

体験談
「既婚なので訪問着!?」
■既婚のため、振袖は着られないので、持っている着物の中から選びました。友人だったので留袖を着るほどではなく、訪問着にしました。(20代後半女性)


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3. 親族の場合は「黒留袖」

既婚女性/身内の披露宴で着る

黒留袖は既婚の親族女性が身に付けることが多い第一礼装です。
黒留袖を着ていいのは、新郎新婦の親のみというイメージがあるようですが、新郎新婦の身内の既婚女性なら着てもいいとされています。

黒以外のものは「色留袖」と呼ばれ、第二礼装でありますが、五つ紋にすると黒と同格だといわれ、紋の数に気を付ければ結婚式でも着用できます。


現在はかつてほどの格式を求められることはないものの、年長者の中には気にされる方がいます。
けれども、和装はなかなか着る機会が少ないので、チャンスがあれば着用したいものですよね。

「ここだけははずせない!」マナーを心得ておけば大丈夫。
ぜひ和装での出席で、会場に華をそえてくださいね。


みんなのウェディング相談デスク

※ 2020年12月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー