一生に一度の結婚式なのだから、お色直しをしたい!という女性は多いでしょう。
お召し替え後のドレスを見ることもゲストの楽しみの1つでもあります。
しかし、少なくとも数十分間は主役が不在の時間が発生してしまいます。
そこで今回は、披露宴で新郎新婦が中座しているときの演出3パターンをご紹介します。
【目次】
- 映像を流した
- ゲスト向けの演出を用意した
- ドレスの色当てクイズ
映像を流した
ふたりの生い立ちや紹介DVD、あるいは遠方で出席できなかった友達からのビデオレターなどを会場で流すことは、ゲストを飽きさせない演出として、とても有効です。
ただし、制作に手間がかかることと、自分たちはそれを流している会場のリアルな反応を知ることができないことが、デメリットかもしれません。
体験談
■中座には主人を残し、当日参加できなかった主人の遠方の友人達からのビデオレターを流してサプライズをしました。すごく楽しい出来に仕上がっていたので、ゲストも主人もとても楽しんでいたようです。(30代前半女性)体験談
■自分たちで作成したプロフィールムービーを流しました。反応は見えませんでしたが、楽しんでいただけたようです。お色直し後、庭から登場したのですが、驚かれました。(20代後半女性)
ゲスト向けの演出を用意した
主役不在であってもゲストには楽しんでいただきたい!ということで、演出を用意しているカップルもいます。
参加型演出としては、ウエディングケーキの盛りつけやキャンドル点火、おもてなし型演出としてはシェフの実演などがあるようです。
体験談
■無地のウエディングケーキを準備して、お色直し中にゲストにフルーツを盛りつけてもらいました。一方的にこちらから見せるイベントだけでなく、参加していただく事で楽しんでもらえたのではと思います。(30代前半女性)体験談
■中座の際には、シェフ自らがその場でフルーツジュースに液体窒素を混ぜシャーベットを作る実演をしてもらいました。(30代前半女性)
ドレスの色当てクイズ
お色直しのための中座なのですから、再入場までゲストの関心を引きつけておこうという演出です。
めでたくドレスの色を当てたゲストには景品が当たるなどすると、会場は盛り上がりますね。
体験談
■ドレスの色当てクイズをしました。普段私が着ない色のドレスを着たので登場した時はすごく驚いていました。当たった方には抽選で主人の会社で販売している商品をさし上げました。(20代前半女性)
一方で、中座の時間こそゲスト同士の歓談や食事の時間になると考えて、演出らしいことを一切しなかった、というカップルも多いようです。
これは、ゲストの構成が、友達が中心の場合か職場関係が中心の場合か、あるいは年齢層によっても演出をしたほうがいいかどうかの判断は変わってくるかもしれません。
いずれにしても、中座の時間はあまり長くないことが最も大切なおもてなしポイントです。
素敵なお色直しドレスを喜んでいただけるように、工夫してみてくださいね。
※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています
「披露宴演出」 の ハウツー・ノウハウ に含まれています