結婚式の披露宴を盛り上げるためのたくさんの演出!
どんなアイデアがあるのか、どのタイミングでするのかを知ることで、どんな式にしたいか流れも見えてきますよね。
いろんな演出方法を知っおくことは、おふたりの理想的なおもてなしの時間をつくる参考にもなります!
披露宴の演出とはゲストを楽しませるおもてなし
約2時間半におよぶ披露宴を、ゲストが楽しめるようにというおもてなしの意味はもちろん、演出を取り入れることで進行にメリハリをつける役割もあります*
余興やゲスト参加型のものはもちろん、装飾や音楽、ペーパーアイテムも立派な演出のひとつです♪
披露宴の演出の歴史
神前式や仏前式が主流だった日本に、徐々に洋風の披露宴が浸透していった1980年代。
ゴンドラに乗ったふたりがレーザービームが輝くスモークのなかから登場!
天井についてしまいそうな、特大のウェディングケーキに入刀!
など、披露宴の演出はふたりの結婚をみんなにお披露目するという意味合いで行われていました。
近年の披露宴の演出では“お披露目”的な要素は薄れ、“来てくれたゲストに、これまでの感謝の気持ちを伝える”のが目的になっています♡
“みんなで一緒に楽しい時間を共有したい”というささやかな気持ちが、演出アイデアに反映されています♪
披露宴の演出にかかる時間
披露宴の定番演出と所要時間を、結婚式当日の流れに沿ってチェックしてみましょう♪
1.ゲストの待ち時間:約10分
披露宴までの時間を過ごすウェイティングスペースには、装飾や音楽の演出はもちろん、フォトブースやプロフィールブックなどを用意して、待ち時間も退屈させないように配慮しましょう!
2.ゲスト入場:約5分
ふたりが入場するまでの時間は、ゲストも席に座って一息つける時間帯。
メッセージカードのサプライズにも気づきやすく、ムービーの演出がムードをつくってくれます*
3.ケーキセレモニー:約10分
挨拶や乾杯を終えた後の披露宴前半のメインイベントです!
ふたりの距離が近く、ゲストにとっては絶好のシャッターチャンスにもなります。
4.中座:約30分
お色直しのための中座は、ふたりが時間差で退場するのが一般的。
エスコート役と一緒に退場し、中座の間はムービーの映像演出や生演奏で盛り上げます◎
5.お色直し入場:約20分
お色直し後の衣装を楽しみにしているゲストも多く、披露宴のなかでも一番注目が集まる場面♡
入場後にはテーブルラウンドで、ゲストとの会話や撮影を楽しみます♪
6.余興:約20分
披露宴も終盤に差しかかる余興の時間。
デザートビュッフェの演出もこのタイミングがおすすめです♡
7.両親へ感謝の手紙:約10分
両親への感謝の気持ちを伝える一大イベント!
照明の明かりを少し下げた室内と心を打つ音楽で、感動もひとしおに*
8.新郎新婦退場:約5分
披露宴最後の演出は新郎新婦退場後!
映像演出で感謝を伝えたり、楽しかった時間を振り返ります♪
披露宴で取り入れたい演出
演出のタイミングがわかったところで、披露宴で取り入れたい!定番の演出から感動の演出までを一挙ご紹介していきます!
ウェルカムスペース
訪れたゲストが最初に目にするウェルカムスペース!
ふたりの世界観を表現することで、披露宴への期待感も高まります♡
趣味のアイテムを飾って、ふたりへの理解を深めてもらうスペースにしても良し、ゲストとの写真を飾って、想い出を振り返るフォトスペースをつくるのもおすすめです◎
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メッセージカード
来てくれたゲスト1人ひとりに感謝を伝るメッセージカード。
席次表の裏側にメッセージを書いて、ゲストの席のショープレートに置いておくのが一般的*
お皿の下に隠して、司会者のアナウンスで探してもらうサプライズ要素をプラスするのも楽しそう!
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エスコートカード
海外ウェディング風で人気のエスコートカード。
海外ではシンプルに、ゲストを席までエスコートするためのカードですが、日本ではゲストへのプチギフト的な要素も!
結婚式の想い出になるようなお土産から、ふたりの世界観へ誘うキーとなるアイテムを選ぶのも◎
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オープニングムービー
新郎新婦入場前に流すオープニングムービーでは、ふたりの簡単な紹介や、前撮りや挙式のダイジェストムービーを流します。
おしゃれな映像がふたりの入場への期待感を最高潮に!入場前の会場を盛り上げてくれる大切な演出です♡
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プロフィールムービー
ふたりの幼少から現在までの写真とエピソードを紹介する、プロフィールムービー。
ゲストが映像からふたりの想い出を追体験して共有することで、会場の絆をいっそう深めることができますよ♪
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ケーキ入刀
ふたりからの幸せのおすそわけの意味をもつケーキ入刀。
ケーキじゃなく、バームクーヘンやサーロインなど、ふたりらしい食べ物を用意してもOK◎
ケーキ入刀の代わりの演出として、「カラードリップケーキ」の演出も人気です♪
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ファーストバイト
ケーキ入刀の後に、新郎新婦がそれぞれ相手に食べさせ合うファーストバイト。
普段ゲストに見せることがないラブラブな“あ~ん♡”姿は、ゲストの絶好のシャッターチャンス!
使うアイテムやファーストバイトの相手を変えて、オリジナリティーが出しやすい演出のひとつです。
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中座
お色直しのための中座は、新郎新婦それぞれがゲストを指名して、エスコートしてもらうのが一般的!
大好きな家族となら感動的に*大好きな友人みんなを集めて、にぎやかに退場するのもアリです◎
ドレス色当てクイズ
お色直しの衣装の色をゲストが当てる「ドレス色当てクイズ」!
女性ゲストに偏りがちな演出も、景品を用意しておけばみんなが楽しめる演出に!
お色直し入場をよりいっそう盛り上げてくれます♪
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お色直し入場
披露宴の後半がスタートするお色直し入場。
待ちに待ったふたりの登場に会場は盛り上がること間違いなし!
ふたりが踊りながら入場したり、ゲストの意表をついて、ガーデンや大階段から登場するサプライズ入場であっと驚かせましょう♪
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テーブルラウンド
再入場のあとに、ふたりがゲストのテーブルを1つひとつまわっていくテーブルラウンド。
前半で話せなかったゲストとも会話ができたり、テーブルごとのゲストとの写真が残せるのもうれしいポイント*
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キャンドルサービス
お色直し入場時に、ふたりがゲストテーブルのキャンドルに火を灯していくキャンドルサービス。
普通じゃつまらない!と思ったら、火を灯すとメッセージが浮かび上がるタイプもおすすめ*
ロマンチックな光の演出は、披露宴前半からのイメージをガラリと変えてくれます!
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余興ダンス
余興のダンスは、会場が盛り上がる鉄板演出のひとつ!
ゲストにお願いするのもよし、プロにお願いして魅せるダンスもムードを演出できそうです。
ゲストだけでなく、新郎新婦が飛び入り参加するのもOK◎
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生演奏
ゲストがゆっくりとくつろげる時間を演出するなら、生演奏もすてきです*
普段はなかなか聞くことができない生の音楽は、ゲストをラグジュアリーな気分に浸らせてくれます♡
余興はもちろん、中座の間などでBGM代わりに流すとぐっと大人な雰囲気に!
花嫁の手紙
披露宴後半の最大の山場でもある花嫁の手紙。
今は“明るく披露宴を終えたい”などの理由から、手紙なしの花嫁さんも多くいるので、なしでもOK。
代わりに感謝の気持ちを込めたムービーを流したり、司会者に代読してもらうのも◎
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両親贈呈品
それぞれの両親に感謝の気持ちを込めて、プレゼントを渡す両親贈呈品。
ゲストの感動を呼ぶシーンですが内輪のみのやりとりになってしまうので、贈呈品はゲストに見えるようにラッピング控えめに!
あえて相手の両親に手渡したり、ふたりで一緒にそれぞれの両親に渡すなど、渡し方にもこだわって*
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エンディングムービー
披露宴の最後を飾るエンディングムービー。
事前に用意したゲストへの感謝のメッセージや写真を流したり、当日の映像を流す「撮って出し」で、楽しかった披露宴を振り返るドラマチックな演出も人気です*
演出なしでもOK
お料理と会話を楽しむアットホームな披露宴では演出なしという選択もありです◎
ただ、演出がない披露宴は単調になりがち。
会話がはずむ距離感やテーブル配置を考えて、会話が途切れたときに手持ち無沙汰にならないように気をつけて*
結婚式披露宴の演出のタイミングと、たくさんの演出アイデアをご紹介しました!
それぞれのリンクでは、実際に卒花嫁さんが行った演出や、人気の演出のまとめ情報もご紹介しています!
アイデアを参考に、ふたりの披露宴を盛り上げる演出を取り入れてくださいね♡
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※ 2019年10月 時点の情報を元に構成しています
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