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シルバー素材の結婚指輪が増えている!?魅力や特徴を紹介

2023.12.08

かつて結婚指輪といえばシンプルなものが多かったもの。ですが、最近はデザインも豊富でお値段もリーズナブルなものも!
なかでもシルバーはそのデザインの豊富さや、変わりゆく色の変化をも楽しみたい、というカップルさんからの支持が集まっています♪
この記事では、シルバーを使った結婚指輪の魅力を紹介しています。

そもそも結婚指輪とは

おふたりの誓いの証や結婚の記念に用意され、基本的には日常的に左手の薬指につける指輪です。
プラチナ、ゴールドなどの素材がよく用いられますが、どんな素材を選んでも一生ものとなるおふたりだけの指輪です。
おふたりの予算や希望に合った結婚指輪を選べると良いですね♡

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結婚指輪に使われる素材《シルバー》とは

シルバーは、貴金属のなかでも光を反射しやすく輝きが強い素材です。
「白銀」という言葉があるように、明るく白っぽいことが特徴♡
アクセサリーとしては非常にメジャーな素材で、純度はSVで表し、SV925(純度925‰=パーミル、1000分率)のものがよく使われています。

これを「スターリングシルバー」(スターリングは価値ある、本物の、という意味)と呼ぶこともあります。
純度の残りの75‰(パーミル)は、多くの場合は銅やアルミニウムを混ぜ、柔らかい素材である銀の強度を補っています。
日本ではスターリングシルバーがもっとも多く使われていますが、SV950の「ブリタニアシルバー」もそれに次いでよく使われています。
純度が高いほど良いように思えますが、シルバーは金属のなかでも柔らかいため少しの衝撃でもゆがんでしまうことも…!
そうしたことを防ぐためにも、シルバーにほかの金属を混ぜて強度を上げる「割り金」を行うことが一般的です。
割り金はゴールドやプラチナでも用いられている、貴金属の強度を上げるためのメジャーな方法です。

シルバーは硫化を起こしやすく、酸化、塩化もまれに起こすため、塩素系漂白剤や、プール、硫黄系の温泉などの黒ずみを起こしやすくなるシーンでは外す必要があります。
また、汗も黒ずみの原因になりやすく、空気中の硫黄分にも反応するため、日常的にお手入れが必要な素材です。

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シルバーを使うメリット

シルバーを結婚指輪に使うメリットとして、まず価格がリーズナブルであることが挙げられます。
仕事の関係で普段結婚指輪をつけることが難しい方が、結婚式の指輪交換用として用意したり、指輪はできるだけリーズナブルに用意したい場合、また、カップルが結婚指輪を作るまでの間に利用する「プレマリッジリング」として利用することがあります。

シルバーは黒ずみやすく、こまめなお手入れが必要な特性がありますが、そのぶんていねいに思い入れをもって使うことができますので、手間をかけただけ愛着が増すと考えられるおふたりにはピッタリです♡
きちんとシルバー専用の磨きをかけることで、新品のような輝きを蘇らせることができるのもシルバーの魅力と言えます。
また、素材が柔らかいため加工しやすく、なかでもおふたり自身で作ることができる「手作りアクセサリー」の素材として大変メジャーです。
場合によってはおふたり自身の手で作りあげ、そして愛着をもってお手入れを続けていく、まるで結婚生活そのものような素材♡


シルバーを使った結婚指輪は素材の特性からお手入れが欠かせないため、結婚指輪として扱うブランドは多くはありません。
しかし、普段あまり指輪をはめる機会がないという場合や、黒ずみも「いぶし銀」として楽しめたり、お手入れも愛着のひとつとして楽しめるカップルには向いているようです。
結婚指輪の素材にはたくさんの選択肢があるので、予算だけではなくライフスタイルや価値観とも合わせておふたりにぴったりのものを選べるといいですね。

※ 2019年9月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー