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貴重な「花嫁舟」が叶う!「柴又和婚」で伝統的なお嫁入り

2020.01.31

日本のウェディングのトレンドに今、「和婚回帰」の波が来ているのをご存知でしょうか?
「トレンド=海外風ウェディング」という概念がすっかり定着した中、 最近は古くからの日本の習慣にあこがれて伝統と格式ある和婚を希望する花嫁さんが増えているとか。

この記事では、「和婚に興味がある」「人と違った結婚式がしたい」「和婚にイマドキの楽しさも取り入れたい」そんな希望を持ったプレ花嫁さんに、今話題の「柴又和婚」をご紹介します!


柴又和婚とは?

東京都葛飾区、「柴又」。
環境省の「日本の音風景100選」に「柴又帝釈天界隈と矢切の渡し」が選ばれ、その古き良き日本の原風景が多くの人に愛されています。
また、細川たかしさんの歌謡曲にもなっている都内唯一の渡し舟「矢切の渡し」は、「房総の魅力500選」にも選ばれています。

そんな柴又で、「日本情緒溢れる結婚式」が叶うんです!

花嫁舟、寿人力車、由緒正しい神社や老舗の料亭、そんな日本古来の風習「嫁入り」を再現できる「柴又和婚」。

早速その中身を拝見していきましょう!

柴又ってどんなところ?

柴又は、映画「男はつらいよ」や漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」を始め、数々の文芸作品の舞台となったことで、広く名が知られるようになりました。

柴又駅を降りるとまず飛び込んでくるのは「男はつらいよ」の寅さん像。
柴又駅から町のシンボル「帝釈天」までの参道は、撮影当時に使われたお店もあり、昭和時代にタイムトリップしたような人気スポットです。

また、柴又は都心からのアクセスが良く、成田空港・羽田空港からも1時間程度という好立地。

では、そんな昔懐かしい日本の情景が残る柴又で一体どんな和婚が実現できるのでしょうか?


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「柴又和婚」ってどんなことができるの?

水のバージンロードを進む「花嫁舟」

別名「嫁入り舟」とも呼ばれる「花嫁舟」は、日本で昭和中期まで行われていたお嫁入りのスタイルです。
昔から全国の水郷地域の花嫁は、馬や籠を使うのではなく、舟で川を渡って花婿の待つ対岸へ渡るのが通例でした。
白無垢姿の花嫁が真っ赤な絨毯の敷かれた小舟に乗り、両親を伴って川を渡っていく姿は、何とも日本情緒あふれる美しい光景♡

花婿に手を引かれ、花嫁が対岸へ足を踏み出す姿には、見守るご両親の感慨もひとしおのはず。
ですが現在「花嫁舟」を見られるのは、全国でもごくわずかな地域だけ。
これを都内唯一の渡し船「矢切の渡し」で実現するのが「柴又和婚」です。

葛西神社での神前式

「柴又和婚」で式の舞台となるのが、葛西神社。
その歴史は古く、平安時代の末期に創建された由緒正しい神社です。

御祭神は経津主尊(ふつぬしのかみ)、日本武尊(やまとたけるのみこと)、徳川家康命(とくがわいえやすのみこと)。
諸願成就、家内安全、立身出世など、これから家庭を築く二人にはありがたい神様が祀られていますよ♪

熟練職人手造り!「吉兆屋」の寿人力車

葛西神社から川甚まで、新郎新婦は「吉兆屋」の寿人力車で移動します。

こちらの寿人力車は、長崎の熟練職人が特注の部品でひとつひとつ組み上げる、手造りの人力車です。
車体には「つがいになると一生連れ添う」と言われる鶴のモチーフが!
何とも縁起の良いデザインですね。
そんな最高級の人力車は、揺れも少なく乗り心地も◎

サービス精神溢れる俥夫(人力車を引くお兄さん)との掛け合いも、思い出に残る晴れの日の楽しいひとときを演出してくれそうです♪

老舗料亭「川甚」での披露宴

「川甚」は、江戸時代後期創業の老舗川魚料亭。
その歴史はなんと230年余りというから驚きです。

映画「男はつらいよ」では第一作に登場し、寅さんの妹の結婚披露宴の舞台になりました。
撮影に使われた門構えが、当時の姿そのままに今も残っています。

その趣ある佇まいと江戸川を望める情緒溢れる風景は、夏目漱石、谷崎潤一郎など数々の文豪にも愛され、作品の舞台にもなりました。

伝統ある料亭でありながら、この写真のようにウェディングケーキに遊び心ある演出も!
伝統とイマドキが叶えられる「柴又和婚」の披露宴の舞台です。


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「柴又和婚」のモデルケース紹介

では、具体的にどんな1日が叶うのか、モデルケースを拝見して行きましょう。

神前式+ 花嫁舟+ 人力車+ 宴

こちらは、神前式を行う場合のモデルケース。
まず葛西神社で支度をして、神前式を行います。

その後、新婦とその家族は、タクシー等で「矢切りの渡し」へ。

新婦と家族は、花嫁舟で新郎の待つ柴又の船着場へ向かいます。

新郎と新婦のみ、人力車で川甚へ。

川甚でお色直し(掛け替え)を行い、お食事会または披露宴に移ります。

花嫁舟+ 人力車+ 祝言式+ 宴

神前式の代わりに祝言式(伝統的な日本式の人前式)を行うこともできます。
神前式のケースと違い、支度と式は川甚で行います。

花嫁舟+ 人力車+ 宴

こちらは、挙式は行わず写真撮影とお食事会を中心としたアットホームな1日も可能です。
川甚での支度の後、花嫁舟と人力車で写真撮影しながら川甚へ戻り、お色直しをしてお食事会へと進みます。
海外やリゾート挙式を考えていて、「日本人らしい和の写真も残したい!」という方にもぴったり!


いかがでしたか?
こんな風に、式の有無や式スタイルが選べるところも嬉しいポイント!
たくさんの日本の伝統に触れることができる「柴又和婚」。
もう滅多に目にできない儀式や非日常的な体験は、新郎新婦やゲストの心にいつまでも残るはずです。
「アットホームに」「厳かに」など、どんな1日にしたいかを考えて、自分に合ったプランを組んでみてはいかがでしょうか。
ぜひ検討してみてくださいね♡

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※ 2019年3月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー