最近「BOHOウェディング」や「ラスティックウェディング」など、着飾らずに自然を感じながら行う、アウトドアスタイル の結婚式が、おしゃれ花嫁さんの間で人気になっています。
今回は海辺のアトリエという素敵な場所で、オリジナルのアウトドアウェディングを挙げられた卒花さんに、準備から当日までの様子を連載で語って頂きます!
アウトドアウェディングをしようと思った理由
挙式自体はハワイの教会で半年前に行いました。
家族のみでのこじんまりとした式で、とても楽しかったのですが、飛行機が怖いということで参加できなかった祖母や祖父のことが、気がかりでした。
そのため日本でも祖母や祖父はもちろん、友人を呼んでのパーティーをしよう!と思ったのがきっかけです。
もともと、夫も私もキャンプやフェスの雰囲気が大好きで、自然の中でワイワイと楽しめるパーティーがしたい! という希望が合致。アウトドアでオリジナルのウェディングパーティーをすることになりました。
皆に「こんなの初めて!」と驚かれる
色んなことを手作りで行ったウェディングだったため、準備も大変でしたが、今回は当日の様子をまずご紹介したいと思います。
会場は千葉の海辺にあるアトリエ「KANAYA BASE」。構造躯体がむき出しになった、がらんとした空間をガーランドや植物などで、“フェス” っぽくデコレーション!
通常の結婚式のように、きっちりとタイムスケジュールを組んでいるのではなく、また席も用意しなかったため、皆室内で食事をしたり、外で写真を撮ったりと自由な時間を過ごしていました。
ラフな結婚式自体に驚くゲストも多く、「こんなパーティー初めて!!」 とたくさん声をかけてもらいました(笑)
食事も、まるでホームパーティーに来たようなアットホーム感を、ということでこだわりました。
室内では「枝豆とお豆腐」「じゃがいもとビーツ」などの色んな素材を使ったディップや、フィンガーフードなど、会場外ではBBQを振舞いました。
一番思い入れがあったのは、祖父が作ったお米で作ってもらった、ちらし寿司!
ケーキカットの代わりに、祖父と一緒にちらし寿司をよそう というイベントを行いました。
挙式に参加できなかった祖父と、一緒にこうした取り組みができて、とても嬉しかったです。
唯一ウェディングパーティーらしい事をしたのがブーケトス。
ただ来てくれたゲストそれぞれが、久しぶりに会う人とゆっくり話をしたり
この雰囲気を楽しんでもらえたら・・・と思ったので、特にウェディングパーティーらしいイベントはスケジュールに埋め込みませんでした。
ゲスト白熱の「ウェディング運動会」!?
もっともウェディングらしくなかったのは、このイベントかもしれません(笑)
チーム対抗の運動会です!
会場の外のスペースを利用して、パン食い競争、大縄跳び、風船運び などを行いました。
司会進行は私たち新郎新婦。チームを組んでいるゲストの中には、初対面同士の人も沢山いる中、みんな一致団結して頑張ってくれました。
ゲストからは自然な笑顔が漏れ、「本当に楽しかった!」と言ってもらえました。
運動会優勝チームの賞品は海鮮物!近くに漁港もあったため、新鮮な海鮮物を各自焼いて食べてもらいました。
アウトドアウェディングの醍醐味
天気や気温など、心配なこともたくさんあるアウトドアウェディングですが、海や緑などの自然は、ゲスト皆を開放的な気分にさせてくれる気がします。
芝生の上に布を敷き寝転がる人も居れば、海を見ながらお酒を飲んだり、BBQで焼きあがった料理を食べたり、まるで結婚式というより、皆でピクニックにきたかのようなカジュアルな雰囲気でした。
とーっても楽しかったパーティー当日ですが、やはり準備はそれなりに大変(笑)
次回はアウトドアウェディングならではの、準備段階の体験について紹介したいと思います!
※ 2016年5月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式の種類」 の ハウツー・ノウハウ に含まれています