赤ちゃんが出来たことをきっかけに結婚する授かり婚(できちゃった婚、おめでた婚)は、ハッピーも2倍! 一方で、結婚式・出産・新居の準備等、様々な費用がかかるのが心配ですよね。
今回は、「みんなのウェディング」編集部が、授かり婚カップルが準備しておくべき結婚資金を紹介します。
結婚式にかかる費用:約300万円
結婚式の費用はゲストを70人から80人招待したとして、約300万円が平均と言われています。 ただし、1人平均3万円のご祝儀を頂けるとして200万円以上は戻ってきます。
いただけるご祝儀の金額を予想しながら、実際に支払う必要がある費用を計算しましょう。
新居にかかる費用:約95万円から130万円
結婚してなおかつ赤ちゃんを迎えるとなると、新居の用意は必ず必要です。 3人で住む賃貸住宅に引っ越すとして、敷金・礼金に30万円から40万円、引っ越し費用が5万円から10万円、家具家電の購入に60万円から80万円程度。
新たに買いそろえるとなると、特に家具家電の購入にはお金がかかるでしょう。
妊娠中にかかる費用:約10万円
妊娠から出産までは15回程度検診を受ける必要があります。 1回の検診にかかる費用は約5,000円ですから、合計で約75,000円。
さらに血液検査など別途費用がかかることや、通院費用を考えると妊娠中は約10万円弱程度のお金がかかるでしょう。
分娩にかかる費用:約30万円から40万円
正常な分娩の場合の費用は30万円から40万円だと言われています。 もし帝王切開や合併症などで入院の必要が出た場合は健康保険が適用されるため、費用は3割の自己負担となります。 0歳児の子育てにかかる年間費用:約50万円
財団法人・こども未来財団から発表された「子育てコストに関する調査研究(平成15年)」、「0歳児にかかる費用」によると、0歳児にかかる年間費用は、衣類、食費、医療費、子育てのための預貯金などを含めて平均5,060,007円。
新しい家族が増えるわけですから、新たに購入するものが多く意外とコストがかかります。
費用の合計とその他の出費
ここまで、上記の出費を合わせると合計で約485万円から530万円。 これにプラスして、人結納やハネムーン、結婚指輪の費用などがかかります。
すごく高く感じるかもしれませんが、結婚式や出産があった場合、必ずお祝い金として入ってくる分も予想されます。
また、出産すると「出産育児一時金」や「児童手当」の支給もあるため、入ってくるお金を予想しながら出費を計算しましょう。
授かり婚の場合はとにかく赤ちゃんにかかる費用は必ず確保しなければなりません。
出産や育児にかかるお金を最優先し、足りない分は他のところで節約できるよう心がけましょう。
※ 2016年4月 時点の情報を元に構成しています
「保険・お金」 の キホン に含まれています