風水の「鬼門」という言葉はよく聞きますが、具体的にどの方向で、何が悪いのかは知らない人が多いのではないでしょうか。
新居を選ぶなら、風水を意識して運気の上がる家を選びましょう。
今回は、結婚式場選び口コミサイト「みんなのウェディング」編集部が、覚えておきたい風水の鬼門の知識を紹介します。
鬼門とは?
鬼門には表と裏があります。北東が「表鬼門」、その反対方向の南西が「裏鬼門」と呼ばれ、その2つを結ぶ線が「鬼門線」になります。
風水で鬼門とは、「鬼」=「邪気が入ってくる不吉な方角」とされています。北東と南西がなぜ不吉なのかというと、古代中国では北東は異民族が来襲してくる方向、また南西は強風が吹いてくる方向でした。
つまり鬼門は外から来る敵や災害を意味し、避けるべき凶方位とされるようになったのです。
鬼門になっていけないのは開口部・水回り
風水では鬼門線上に開口部(玄関や窓など)を設けてはいけないのがルール。
また、鬼門は神様の通り道ともされているため、お風呂やトイレなどの不浄な水回りはNGとされています。
そのため、鬼門や裏鬼門に開口部や水回りのものがあると運気が下がる、悪いことが起きると言われています。
鬼門封じの方法
■方位除けの御札を貼る
どうしても玄関や窓などが鬼門線上に来てしまう場合、御札を貼って邪気を封じる方法があります。
神社などで「方位除け」の護符を購入し、鬼門の方向となる壁などに貼っておきましょう。表鬼門と裏鬼門の二方向に設置するとよいでしょう。
■清潔に保つ
邪気を払うのに大切なことは清潔さ。鬼門線上を不衛生で暗い場所にしてしまっては運気が下がります。
常に清潔に掃除をし、風を通して光を入れるようにしましょう。また、観葉植物を置いたり、明るい色の調度品を飾るのもおすすめです。
新居を探す時、玄関や窓に鬼門があったとしても工夫次第で鬼門を封じることはできるようです。
これから新居を選ぶなら、鬼門の方向だけはチェックしておきましょう。
※ 2016年6月 時点の情報を元に構成しています
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