彼の逮捕歴…

弁護士をしています。
私は彼のことを直接知らないので、彼自身の話が真実とも真実でないとも判断できかねますので、一般的な話として聞いてください。

彼の話が真実だとすると、心からお気の毒で、本当に辛い過去をお持ちだと思います。
ＬＩＯさんにとって、彼が信頼に足る人で、彼の言葉には絶対に嘘がないと心から信じられるのであれば、彼の話を信じてついていってあげるのが良いと思います。
信じてついていくと決めた場合も、疑わしいことは二度としないこと（満員電車に乗る時は必ず手を上にあげるなど）、やってもいない犯罪を認めることも二度としないことを、彼に誓っていただく必要があると思います。

ただ、もし私がＬＩＯさんの立場だとしたら、彼の罪が冤罪ではないかもしれないという可能性も考えた上で、結婚を検討すると思います。
犯罪を犯した人、特に、痴漢などの性的犯罪を犯した人が、家族や恋人、友人に真実を告白することは、すごく勇気のいることで、なかなか出来ることではないということを、経験で知っているからです。
また、身近な人にだからこそ、ぎりぎりの見栄を張るのは、本人がプライドを持って生きていくために仕方のないことで、決して責められるべきことではないということも分かりますし、彼に前科があることは変えられませんので、彼を問い詰めることはしないと思います。
その上で、一度だけの過ちかもしれないと思いこれからの彼を信じてついていくか、常習の危険があると考えて別れを選択するかは、結局のところ、相手次第だと思います。

色々な可能性を考えてしまうのは、私の職業病で、ＬＩＯさんにとっても彼にとっても失礼なことかもしれませんが、将来生まれる子供の父親になる人ですから、じっくり考えるに越したことはないと思います。

ちなみに前科の有無は警察や検察庁の記録には残りますが、その他の人に分かることはありません。また、万が一彼が、同種の犯罪で、もう１度逮捕されるようなことがあれば、その時は公の裁判で裁かれることになる可能性が高いです。

私は素人なので詳しいことは分かりませんが
彼を信じられるか？どうかに限ると思います。それ以上の事は今更調べようとして無理だと思うので・・・。

もし私だったら、結婚して長年一緒にいる中で　気になり悩んでしまいそうで
正直結婚を考えてしまうかもしれません。
結婚して一緒にいると　好きな相手でも嫌な所が見えてしまうもの！！今から不安があるのは今後が大変ではないのかなと思います。

難しい問題ですが、彼を信じてあげることができるのであれば、
何も悩む必要は無いですよ。

彼自身も非常につらいことを告白したのですし・・・。

そうですね。。私もみなさんと同じような意見になりますが、彼を、そして彼の主張している冤罪を信じられるかどうかがすべてだと思います。

少しでも。。もしかして？？などと思っていればもう一度結婚は検討された方がいいと思います。

これからの人生の方が長いと思います。よくよく考えてみてくださいね。

もし信じられる！と言いきれるならぜひ彼をずっと信じて支えてあげてください。

前科ってそんなに問題ですか？

ちなみに、先程帰宅中に電車の中で女子高生の尻をがっつり揉んでる５０前後のおっさんが居たので睨み付けたら、逆に睨み付けられ格好付けるなと捨て台詞を吐きながら次の駅で降りて行きました。
痴漢って止めに入ると痴漢をされていた女性はもちろん、周りも見て見ぬふりで、で、逆に痴漢に絡まれる。
社会人になって何度痴漢に絡まれたか・・・
あんな思いをするなら見て見ぬふりをする男性が増えるのも分かるけど、同じ男性として見て見ぬふりは出来ないや。
性犯罪者には局部を切り落とすなり対処が必要だと思いますが、そもそも痴漢が生まれる混雑を緩和させる必要がもっとあるんでしょうね。

と言う愚痴は置いといて、
本題の前科ってそんなに問題ですかね？

現在、交通裁判所の検察からの呼び出し待ちで、起訴されれば私も前科者になります。

先日、自動車を運転中に急な腹痛に見舞われ、公衆トイレを探し片側二車線の道路に路駐してトイレに駆け込みました。数分後、用を足して車に戻ると後ろにパトカーが止まっており、放置駐車違反の切符を切られました。
取り締まられた際に、警察官に刑法の緊急避難に該当しないのか確認した所、現場では判断できないので検察で判断を仰いで下さいとのことで、現在検察官から呼び出しを待っている最中です。
もちろん、切られた切符を使って反則金を納めれば呼び出しが無くなるのは分かっているのですが、今後も車に乗ることを考え、急な体調不良での停車が取り締まりの対象となるのか司法の判断を仰ぎたく、交通裁判所で弁明の機会を得るため検察官の呼び出しを待っています。
前述の通り、弁明の上、検察官が起訴と判断すれば、（交通裁判で起訴後の無罪判決は事実上無いので）判決がどうであれ私も前科者になり、弁明が認められ不起訴になれば前科は付きません。
ちなみに、私の様に反則行為（所謂青切符を切られる違反）で反則金を納めず刑事手続きの免除を受けない場合の他、非反則行為（所謂赤切符を切られる違反）の場合も交通裁判所への呼び出しとなるとのことです。
統計によると非反則行為で取り締まりを受ける方は、年間１００～３０万人程度いるとのことで、非反則行為の方の大多数は、起訴され相談者様の旦那様と同じ罰金刑の判決を受けているとのことです。（飲酒して人を殺める事故を起こしてしまった場合など一部の方は、罰金では無く公判にて判決を受けるとのことです。）

何が言いたいかと言うと、日本の人口の１％～０．３％の方が毎年道路交通法で前科の付く判決を受けているということで、それ自体を擁護するつもりはありませんが、前科と言うだけで、結婚しないとか、子供が苛められるとか、実際に周りにそれだけ（毎年１％とすると１０年で日本人の１割）いる前科者を相談者様は本当に意識して生きていらっしゃいますか？

また、ご主人になられる方と同じで理由を問わず前科と言うだけで非難されるなら、もし前述の理由で起訴されたら、私も同じ扱いを受けるんですかね。私ならもし起訴されても胸を張りますが。もちろん、その場合は次回同じ過ちをおかさないよう心掛けます。
ご主人を信じられるなら、信じてあげて欲しいです。

今後、何かの犯罪に関係することがないだろう、と思えるのでしたら、将来誰かに知られる心配はしなくていいと思います。
私も普通に生活していて、他人の前科を知ることなんてないです。。でも、逮捕された場
合は、「実は前にも、、」とうわさが広がります。

とにかく、この告白を聞いて、彼を嫌になったり、彼を信じきれない気持ちだとしたら、私なら結婚することは考え直します。
LIOさんの気持ちは変わらないけど、周囲の人のことだけが心配なら、気にすることはないんじゃないかな。

電車内の痴漢というのは、他の犯罪にくらべて確かに、冤罪が多いし、逃げ延びる人も多い。彼が認めたというのが、「そうゆう性格の人だ」と納得できるかどうか、、、落ち着いて考えてみてくださいね。

私が相談者様の立場だったら…。
結婚は、考え直すことを含めて一時保留にします。

前科については、他の方もおっしゃっているように通常の日常生活で周囲にわかってしまうことはほぼ無いと思うのですが、
何より「やってないのに認めてしまった」彼の弱さが自分には受け入れられないので…。

もちろん、彼の話だとそこを悔いているようですが、後悔しても遅いってこと、ありますよね。

一時のラクな選択に逃げる…ということが、結婚してもあると困ってしまうので…。

ただ、誠実そうな彼なので、冷静に、もう少し時間をかけて判断してみてもいいのかなとも思います。

難しいですね…。

彼を信じることができるのであれば
私は結婚します。
痴漢のえん罪は、自分がやってないことを証明することは難しくて
認めない場合の方が裁判になって仕事を失ってしまう場合が多いと聞いています。

前科で言えば、私も交通事故を起こしたことがあり
検察に呼び出されて起訴保留になりました。
立派な前科一犯です。
でも一般的には誰にもそれは分かりません。

彼も今後トラブルがなければ
今回のえん罪は誰にも知られることはないと思います。

彼があなたに打ち明けた勇気はすばらしいと思います。
その勇気は、あなたを信じているからこそ出せたものと思います。

大変でしたね。

ずっと話さなくてはと悩み続けた彼の気持ち、やっと告白した彼の気持ち、それを聞いたLIOさんの気持ち、ずっと悩み続ける二人のことを考えるとこちらもつらい気持ちになります。

やはりどこまで信じられるかなんでしょうね。結婚後ふと思い出して嫌な気分になったりすることもあるでしょう。このことは二人だけのの秘密になるのでしょうか。ご両親などには話せないですよね…。

あまりに重大なことなので、LIOさんの今の気持ちを正直に彼に話してみたらどうですか。その気持ちの受け止め方で彼の広さみたいなものが分かる気がします。とことん話し合った方がいいと思いますよ。

がんばってくださいね。