彼の給料減額について②

続きです。

彼は、社長の指摘するトラブルの存在は認めており、この減額をひと月ふた月で回復すべく頑張ると言っています。
でも私は、理由はとってつけたもので、社長は元に戻す気などないのではと感じました。

今年に入って、二人の社員を増やし、設備投資も進めているようです。今まで彼にだけ頼っていた技術部分を他でまかなえるようになってきたので、彼への給料が惜しくなってきたのではないかと思います。決して高い給料ではなく、入籍後の生活にかなり心配をきたすくらいの金額ですが、確かに小さな工場からすれば、多めな給料なのかもしれません。

そんな、一般的には考えられないような給料カットを平気で行う社長のもと、今後ももっとひどい待遇に落とされる可能性もあり、予定どおり入籍していいものかと迷っています。

遠方なので引っ越しに伴い私は退職します。もちろんこの話が出る前から働くつもりでいましたが、手に職があるわけではなく、最寄り駅まで徒歩40分の田舎なので次の仕事もすぐ見つかる保障はありません。車の免許もこれからとろうと予定しているところでした。

5万円もカットでは、正直すぐ生活が立ちゆかなくなると思います。