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【挙式編】結婚式で上品さを感じさせる振る舞いやマナー

2019.12.18

新郎新婦は結婚式や披露宴の主役です。フォーマルな場にふさわしいマナーと素敵な上品な立ち居振る舞いでゲストをおもてなししたいもの。

特に挙式において、美しい新婦の所作は注目の的です。
ぜひともバッチリと決めたいですよね。

そこで今回は結婚式で上品さを感じさせる振る舞いやマナー ~挙式~についてご紹介します。

1.はじめに

結婚式はふたりが夫婦になることを認められる大切なシーンです。

結婚式にはさまざまなスタイルがありますが、いずれの場合でも、ひとつひとつのシーンをしっかりと決めることが、優雅で上品な雰囲気をつくります。

当日の新郎新婦は主役であるとともに、招待ゲストを「おもてなし」する大きな役目も担っています。

  • 予定時間よりも早めに行動する

  • 当日お世話になる会場スタッフ、ヘアメイク、写真担当の方に「本日はお願いいたします」と挨拶をする

  • いつも笑顔を忘れずに

など、心がけましょう。

さて、挙式でのポイントにはいくつかあります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

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2.挙式での各場面

① 新婦入場

ドレス(洋装)には、主にキリスト教式、人前式がありますが、ドレスは「まっすぐ前を見る」のが基本です。
背を伸ばし、目線は少し下げつつ、遠く(7~8メートル先)を見ましょう。

入場するときには、ゆっくりと一礼してから歩き始めます。

なお、ドレスの場合、ドレスによっては、あまり深くおじぎをすると胸元が気になることがあるので、背筋をのばして会釈(深々としない)することがポイントです。

目線は会場ゲストの顔と合わせるイメージがよいでしょう。
新婦は父親と腕を組んで歩くことが多い入場シーンですが、歩き始めの足を左右どちらにするか、歩き方を父親とそろえるように練習しておくときれいに見えますよ。

② 直立時

花嫁の立ち方

ドレスによって変わります。
足が見える丈である場合は、膝を交差させた「モデル立ち」をするよう心がけましょう。

膝がそろっていないと、だらしない印象になってしまうので、特に気をつけて立ちましょう。
反対に足元が見えないロングドレスの場合は、ヒールの高さもあり、安定することが大切。

心もち少し足を軽く開くようにして、ぐらつかないようにしっかりと立ちましょう。

ふたりでの立ち方

ふたりが「ハ」の字になるように立ちます。
お互いが重なる内側の肩を引き、新婦の肩が新郎の少し後ろにあるようにします。

ふたりの視線が少し遠くで交差するイメージがちょうどよいようです。
きちんと感を出すには、あごは少し引くことがポイントです。
なお、ドレスで腕を組む場合は、「軽く」組みましょう。

腕と体に少し空間ができるよう、また新郎の腕から新婦の指の第2関節が少し見えるくらいが、美しい印象になります。

③ 歩行時

背筋を伸ばして、ゆっくりと歩くことがコツですが、ドレスの丈や履いている靴のヒールの高さによっても変わります。

短いドレスの場合、背筋を伸ばし、歩幅はいつもよりも狭めを心がけると美しくみえます。

膝を出して歩くと、バランスが悪いので、しっかり足を伸ばすことをイメージしましょう。

長いドレスの場合は、裾をふまないように歩くことが大切です。
ドレスの裾を少し蹴る感じで歩くとちょうどよいようですよ。

④ ベールアップ時

新郎が新婦のベールを挙げるシーンは挙式でのハイライトでもあり、しっかりと決めたいところです。

新郎がベールを上げやすいように、新婦は背筋を伸ばしつつゆっくり軽くひざを曲げ、中腰の姿勢になります。

ちょっと厳しい姿勢なのですが、キープするのに自信がない場合は、このシーンを決めるためには、練習しておいてもよいかもしれません。

新郎は、ベールを肩幅くらいにもち、ゆっくり上げ、なめらかにうしろにおろしましょう。

⑤ 誓いのキス

キリスト教式のキスには、「約束を封じ込める」意味があります。
今ふたりが交わした約束を封じ込めるためのキスは「くちびる」です。
ちなみに、本来のキスは場所によって意味が異なります。

頬は「ハグ」、額は「おやすみ」のキスになるので、気を付けましょう。

そして、大事な約束を封じ込めるキスですから、たとえ冷やかしの声が上がっても堂々としていましょう。

⑥ ブーケの持ち方

ブーケは「ふんわり」とお腹のあたりで持ちます。 両腕は体から軽くはなして、空間が見えるくらいがちょうどよいとされています。

持つ指は親指、中指、薬指でやわらかく持つとエレガントに見えます。

⑦ 歩くシーン

結婚式では「新郎は前、新婦があと」に歩きます。
ふたり一緒でも、新婦は「半歩さがる」とよいとされています。

これは、新郎が新婦の後ろでは「尻に敷かれている」風に見えてしまうから。
納得いかない!新婦もいるかもしれませんが、マナーと割り切って心得ておきましょう。

⑧ 参列したゲストに見送られる際

参列者から見送られる際は、笑顔で会釈をしましょう。 できれば、ふたりの動きがそろっているとカッコよく決まります。

  • ふたりで同じ方向を見る
  • 会釈するタイミングをあわせる ことがコツ

挙式が無事済んでホッとする瞬間ですが、気を抜かずに「きちんと感」を保つよう、心がけましょう。

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3.まとめ

美しくかっこよく姿勢がキマると、全体が上品で格調高い雰囲気になるものです。

婚礼衣装は窮屈で動きが制限されるものですが、なんとか数時間をがんばって、よい姿勢をキープするようにしましょう。

また、はずかしいかもしれませんが、当日の流れをイメージしながら、ふたりでお辞儀のタイミングを練習してもよいですね。


ぜひ素敵な挙式になるよう、心がけましょう。

※ 2016年7月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー