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お呼ばれゲストの「結婚式当日マナー」とは?挨拶やご祝儀袋の渡し方

2023.12.16

結婚式はフォーマルな場。
披露宴や二次会でのドレスや髪型はもちろん、ご祝儀や当日の挨拶などの立ち振る舞いはゲストとして知っておくべきマナーがあります。

そこで、結婚式お呼ばれゲスト向け、当日のマナーをご紹介します。


ゲストの心掛けるべきマナー

招待されたゲストは、「新郎新婦の人となりをあらわす」とも言われています。

せっかくの晴れの場で、新郎新婦に恥をかかせるようなことになっては大変です。

とはいえ、緊張しすぎても楽しむことができません。

日頃から社会人としてのマナーを意識しつつ、当日は結婚式ならではのマナーに気をつけましょう。

挨拶編

当たり前のことですが、最も大切なことは挨拶です。

どんなに素敵なドレスで出席しても、挨拶が伴わなければ「残念!」なことになります。

新郎新婦の親族たちは、友達ゲストたちの振る舞いについて、比較的関心が高いようです。

新郎側の親族が、友達の様子を通して新婦の人となりを推測する、などという厳しい話も珍しくありません。

大声で騒がないなどは常識的なことですが、親族にあいさつをするなど、基本的な礼儀を欠かさないようにしましょう。

受付にて

会場について、受付の担当者にまずは「本日はおめでとうございます」とお祝いの言葉を述べるのがマナーです。

この時、受付の方が対応しやすいよう、「新婦友人の◯◯です」というように、どちら側の友人であるか申し出るようにすると親切かもしれませんね。

ご祝儀を渡す

披露宴にはご祝儀を持参していきますが、きちんと袱紗(ふくさ)に包んで持っていきましょう。

ご祝儀をむき出しで取り出すのはマナー違反とされていますし、そのまま持ち歩くのは袋を痛ませる原因になります。

結婚式のたびに使えるものですから、大人のたしなみとして一つは袱紗を持っておきましょう。

袱紗からご祝儀を取り出すタイミングは、ご祝儀を渡す直前です。

受付担当者の前で袱紗を開け、表書きが相手に読める向きにして渡しましょう。

袱紗はたたんでから受付台に置くか、たたんだ袱紗を代わりにして上に祝儀袋を乗せ、受付の人に渡しても良いですね。

なお、袱紗は色によって用途も異なりますから、ご祝儀を包む袱紗はお祝い事に適した色を選ぶのがマナーです。

一般的に赤やオレンジなどの暖色系が慶事用、紺や緑などの寒色系が弔事用となりますので、間違いのないよう気をつけましょう。

また、紫色は慶事・弔事どちらにも兼用できるとされていますから、1枚持っておくと便利かもしれません。

芳名帳に記入する

最近は受付時間とゲスト側の負担軽減のため、芳名帳のかわりにゲストカードの提出で済むケースが増えているなど、受付方法が多様化しています。

ともあれ、芳名帳への記入が求められた際には、字のうまい下手ではなく、丁寧な字で名前と住所を記入することがポイントです。

字に自信がないからといって、友人に代理で書いてもらうのはNGですよ。

ご両親への挨拶

控え室や披露宴中などに新郎新婦のご両親に挨拶をする機会も出てきます。

新郎新婦のご両親と面識がない場合は話題に困ってしまうことが多いかもしれませんが、披露宴中にご両親がテーブルを回って挨拶に来てくださった時や、お見送りの時などには、受付の時と同様お祝いの言葉をかけ、新郎新婦との関係のことなど、簡単に話せる話題を見つけておくと安心です。

服装編

露出を抑えて清楚なイメージに

最近はミュールも許容されている、という意見もあります。
カジュアル度の高い屋外でのガーデンパーティでは大丈夫かもしれません。

しかしながら、やはり、服装はもっとも周囲の目が届くところ。
年長のゲストもいる場ですから、肌の露出をさけた清楚なイメージが基本です。

短すぎないドレスの丈やつま先の隠れる靴を履くなど、基本的なマナーを確認しておきましょう。

新郎新婦の親族にはご年配の方がいらっしゃるので、招待客の服装が派手で露出が多くならないように気を付けます。

服装で余計な誤解を招いて新婦に恥をかかせることも考えられるので、出来るだけマナーを守ります。

よく知られているマナーとしては、

・毛皮系のものを着用・使用しないこと
・黒色ストッキング・ミュールを履かない
・柄物や・白いドレスは避ける

など、があるので、心得ておきましょう。

スピーチや余興編

スピーチや余興など大勢のゲストの前に出る場面では特にマナーには注意したいところ。

他のゲストに非常識と思われてしまうような言動・行動をとると、新郎新婦に恥をかかせてしまうことにもなりかねません。

些細な悪ふざけや失言がお祝いムードを台無しにしてしまうこともありますので、きちんと節度を守った態度心がけましょう。

テーブルマナー

結婚式で振舞われるナイフとフォークでいただくようなフルコースのお料理は、慣れていないとマナーが合っているか不安になってしまいます。

ある程度の年齢になると、結婚式にお呼ばれすることも増えてきますから、結婚式はマナーを覚えるチャンスでもあります。

年齢に合った優雅な振る舞いができるよう、最低限のマナーは事前に勉強しておきましょう。 細かなマナーを知らないまでも、

・正しいナイフ・フォーク選んで使う
・食べるペースを周りとあわせる

などは心得ておきましょうね。

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結婚式でゲストが気をつけたいこと

遅刻は厳禁

お祝いの場に遅れて参加することは、新郎新婦やゲストに対してとても失礼にあたります。

また、時間にルーズな人が友達だと思われ、新郎新婦の評判に関わるかも知れません。

公共の交通機関を利用する場合は、遅延することも想定して、別のルートでも間に合うように、よく調べておきましょう。

特に降雪や台風などの時期は気をつけておきましょう。
ただし、交通機関の都合によっては突発的なこともあるかもしれません。

万が一遅れそうな場合は、ゲスト自身が会場に連絡を入れるのがマナーです。

服装のマナー違反をすること

例えば「白い服」は、新婦の白いウェディングドレスと被ってしまうので、ゲストは控えるのがマナーです。

そのほか、露出の激しい服など、個性的すぎる服装も避けるようにしたいところ。
結婚式は自己主張の場ではないことを、ゲストは心しておきましょう。

大声で騒ぐこと

披露宴では、食事がおいしいうえに、お酒もふるまわれ、楽しく盛り上がっていくのは当然でしょう。
また、さまざまなゲストと一緒にお酒を楽しめるよい機会ですが、結婚式は「飲み会」ではありません。

飲み過ぎて必要以上に大きな声で話したり騒いだりするのは、社会人としてはふさわしくない行動ですし、新郎新婦に大変な迷惑をかけることになります。

騒ぐ可能性のある友人のゲストが周りにいる場合は、事前に注意を促しておくとよいかもしれません。

他のゲストに絡むこと

ゲストにとって結婚式は「出会いの場」になることがあります。

参加するゲストの中には「積極的な」人もいるようです。

とはいえ、決して度を超して他のゲストに「絡む」ことのないよう、節度を守りましょう。

お子さまが騒ぎすぎること

結婚式は、基本的には大人が中心となるパーティです。

けれども、ゲストの中にはお子さまと一緒に出席する方もいるでしょう。

万が一、子どもが騒いだり、泣いたりしたら、同伴したゲストが、自主的に即会場外へ連れ出すのがマナーです。

もし、気になるお子さま連れのゲストが周りにいた場合、会場スタッフをはじめ、周辺のゲストにも協力を仰いで、お子さまを連れ出すよう、うまくうながせるとよいですね。

※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー