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結婚式披露宴<挨拶・スピーチ>好まれる長さや内容とは?

2020.01.31

結婚式では「ゲストの祝辞」を演出として考えられている場合が多いでしょう。

新郎・新婦が結婚式の準備をする中で、主賓をはじめ、上司や友達などから「適任」と思われるゲストに依頼するものです。

しかし、なかには出席者から「良い」と思われる祝辞もあれば「あまり良くない」と思われる祝辞もあるようです。

そこで今回は、「好まれる祝辞」と「好まれない祝辞」の違いをご紹介します。

「みんなのウェディング」先輩カップルにアンケート

「みんなのウェディング」先輩カップルにアンケートを行なったところ、 祝辞の良し悪しは、

1.時間の長さ
2.祝辞の内容
3.新郎・新婦のことを思った祝辞かどうか

の3つがポイントになることがわかりました。

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1.頂いた祝辞「とても良かった」派

時間の長さ:3から10分以内

新郎新婦の人柄を伝えるには、短すぎては物足りない印象になり、長すぎては聞いているのに飽きてしまいます。
「とてもよかった」との感想を持った先輩カップルたちは、すべて3-10分以内でした。

体験談
「7分はちょうどよかった!」
■祝辞は長々と会社の宣伝をされるものと思っていましたので、思っていたより短かったです。お話がすごく上手で、簡潔でわかりやすく、時間的には丁度よかったと思います。(30代前半女性)

祝辞の内容:新郎新婦の人柄中心

特に会社の上司の祝辞で、「業務の説明」を導入として始まるパターンがあります。

新郎新婦の日常の仕事ぶりを説明するための前段ではありますが、長すぎては他のゲストは飽きてしまうでしょう。

「とてもよかった」という感想をもった祝辞の内容は、業務の部分はほどほどに、新郎新婦の人柄中心に構成されたものでした。

そして、さりげなくゲスト自身の経験も踏まえながら、新郎新婦のことを ちょっと多めに 誉めてもらうのが好印象になるようです。

体験談
「冗談をまじえて楽しく働きぶりを誉めてくれた! 」
■まず、くどい会社の説明がなかったこと!
以前に出席した式で延々と会社の歴史を語られ、げんなりしたことがあったので。内容も会社での働きぶりを冗談を交えながら誉めてくださったので、会場も和やかな雰囲気になって良かったです。(20代後半女性)

体験談
「ウィットのある言葉をいただいた! 」
■上司は「既婚者に送る3つの言葉を贈り物として差し上げる」と言って「ケチるな」「話を聞け」「まず謝れ」と言っていて、笑いが起こっていた。(20代後半女性)

新郎・新婦のことを思った祝辞かどうか:話術よりもゲストの人柄

話術に長けている人のスピーチは無難にまとまって聞きやすいものです。
しかし、「とてもよかった」祝辞は、必ずしも話術だけではないようです。

本当は人前で話すことが苦手なゲストでも、新郎新婦のために話してくれる内容は、気持ちがきちんと伝わります。

体験談
「スピーチが苦手な恩師なのに、引き受けてくれた!」
■何度お願いしてもそういうのは苦手だから俺はやらないと断られ諦めていたところ、お前の為なら頑張ってやる。と引き受けていただきました。当日も汗かきながらアタフタ一生懸命に祝辞をのべていただき、本当に嬉しかったのを覚えています。恩師が祝辞を読むのは私が最初で最後。幸せな思い出です。(20代後半女性)

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2.頂いた祝辞「あまり良くなかった」派

時間の長さ:1分以内、10分以上

長すぎる祝辞はあまり歓迎されないものですが、短すぎる祝辞もちょっと不満が残るようです。
短すぎず、長すぎず、がポイントですね。

体験談
「ちょっと短すぎた!or長すぎた!」
■主人側は短かったです。話が苦手ということだったみたいですが。私的には「おわり!?」って感じでした。逆に、私の上司は少し長かったかな?(30代前半女性)

体験談
「短めでお願いしていたのに長かった!」
■10分ほど話していたと思います。3分ぐらいで短くお願いします!と言っていたのにだいぶ長く、後ろのスケジュールがつまっているのに早く終わらせてよー!!!と思いながら聞いていました。披露宴が長引くと延長料金とられるので…。(30代前半女性)

祝辞の内容:誉められすぎた

結婚式こそ新郎新婦を誉め上げてもらえる場、とも言われています。
しかしながら、あまりにも実際とかけ離れるほど持ち上げられてしまうと、その後の対処に困ることもあるようです。

適度な誉め言葉が良いようです。

体験談
「誉められすぎて苦笑い!」
■新婦の方はクリエイティブな職業柄ユニークな内容で、印象的だったのか披露宴後に会う人に内容を突っ込まれることも多く、困った。実際の内容は新婦を褒め称えるあまり新婦自身も聞いていて苦笑いしてしまうほどで、おだてられるのも苦手だし、そんなにすごいことをしていないのに、会う友人にはすごいといわれるので面倒だったこと。(30代前半女性)

新郎・新婦のことを思った祝辞かどうか:他の出席者が理解できない内容だった

話術に長けているゲストは自信があるため、その場でアドリブを入れて自在にアレンジできるのかもしれません。

しかし、せっかく盛り上げようとしてする気持ちからでも、新郎新婦や出席している他のゲストのことを忘れた内容になっては困ってしまうようです。

体験談
「スポーツネタは人を選ぶ!」
■自分の会社の野球チーム(ソフトバンク)がちょうど結婚式の前日に勝っていたらしく、冒頭にアドリブでその話を入れてきて…私は野球全然わからないのでハテナ???でした。長くて途中であきてしまって聞いてませんでした…。(20代後半女性)


祝辞は、ゲストに「お任せ」の部分が大きく、その結果、評価が分れてしまうようです。

ただし、「長すぎない」スピーチはいずれの場合も歓迎されるようです。

内容の指定はできないまでも、依頼する際に「何分ほどでお願いします」というひと言を添えてみてもよいかもしれませんね。


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※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー