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正式結納と略式結納、当日の流れと違いを解説!

2019.12.18

結婚式の前に、婚約の証として結納を考えるカップルも少なくありませんよね。
結納には「正式結納」と「略式結納」がありますが、当日の流れはどのようになるのか意外と知らないもの。

形式によってどのような違いがあるのでしょうか。

そこで今回は、正式結納と略式結納の当日の流れの違いを紹介します。


正式結納

正式結納とは仲人に両家を行き来してもらうことで成立し、両家同士は顔を合わせないのが特徴です。

正式な結納はまず仲人を立て、以下のような順序で両家を行き来します。

  • 1.仲人は男性宅を訪問して口上を述べたあと、男性側からの結納品を受け取って退出する

  • 2.仲人は女性宅を訪問し、口上を述べて男性側からの結納品を渡したあと、女性側からの受書と結納品を受け取って退出する

  • 3.仲人は再び男性宅へ戻り、口上を述べて女性側からの受書と結納品を渡したあと、男性側からの受書を受け取って退出する

  • 4.仲人は再び女性宅へ戻り、口上を述べて男性側からの受書を渡す

  • 5.女性側は受書を受け取った後、仲人を酒肴で仲人をもてなして酒肴料としてお礼金を渡す

仲人を務めてくれた方には、酒肴料というお礼金をお渡しするのがマナーです。

ただ、この方法だと両家が遠方の場合は移動が大変ですから、家と家との距離を考えて行いたいですね。

体験談 「正式結納で最後の振袖を着る!」
■結納をするならしっかりやりたいという両親の希望で正式結納を行いました。振袖を着られる最後のチャンスでもあったので、正式結納で良かったと思います。(30代前半女性)

体験談 「正式結納なら仲人に見届けてもらえる!」
■自分たちの結納を仲人の方にも見届けてもらいたかったので正式結納にしました。(20代後半女性)


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略式結納

略式結納では、仲人を立てる場合と仲人を立てない場合があり、両家の行き来はせずにホテルなどの会場や女性側の自宅に両家が集まって結納品の受け渡しを行うのが特徴です。

仲人を立てない場合は、新郎の父親が進行役となることが多く、儀式を以下のような手順で進めていきます。

  • 1.結納品は床の間か台座などに置き、男性側は向かって右、女性側は向かって左に着席する

  • 2.男性側からの結納品を納める

  • 3.女性側が目録を確認して受書を渡す

  • 4.女性側からの結納品を納める

  • 5.男性側が目録を確認して受書を渡す

  • 6.婚約記念品を披露し、結びの挨拶の後祝宴に移る

近年では仲人を立てずに簡単に済ませる場合が多いようです。

両家両親の意向をよく確認し、どの程度の略式結納を行うのか相談してくださいね。

体験談 「堅苦しくない雰囲気で普段の家族の様子を見てもらう!」
■形式張らず、普段の家族を見てもらいたいと思ったので略式にしました。(20代後半女性)

体験談 「両親への金銭的負担を軽くするためにも簡単に!」
■堅苦しいことは両親も希望していなかったし、きちんとやると双方の両親への金銭的負担も大きいと思ったので、自分たちで出来る範囲の略式結納にしました。(20代後半女性)


結納品の準備にもお金がかかりますから、金銭的な面でもどのくらいの予算があるのか確認しておきたいですね。

両家の距離によってどのような形で結納が出来るかも変わってきますから、両家でしっかりと相談していきましょう。

※ 2016年6月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー