結婚式お呼ばれゲストのマナー!服装・ご祝儀など気を付けるポイント

みんなのウェディング編集部
最終更新日 2017.01.27
結婚式お呼ばれゲストのマナー!服装・ご祝儀など気を付けるポイント

結婚式の招待状が届くと、招待状の返信や当日の服装、ご祝儀袋の書き方などマナーについて気になりますよね。 フォーマルな場にふさわしいドレスなどの服装や、靴・バッグなどの小物とは何か、気になるご祝儀はいくらが適切か、など、きちんと把握しておきましょう。

そこで今回は、おさえておきたいゲストの結婚式マナーTOP5をご紹介します。



1.招待状の返信に関するマナー

招待状が届いた瞬間から結婚式のマナーがはじまります。
最近は招待状のスタイルも個性溢れるものが増え、形式にとらわれない傾向が強まっています。
一方で、招待状の「返信用はがき」は、現在でも従来のマナーにのっとった縦書きのものが主流のようです。

また、招待状の差出人が新郎新婦ばかりではなく、両家ご両親などの場合も多くあります。
友達感覚で気軽に書いて、先方のご両親にびっくりされないように、マナーを知っておきましょう。

a).返信はがきはいつまでに?

招待状が届いたら、記載されている期限までに返信はがきを送付するのが、最低限のマナー。届いた日から2-3日以内に送付できると理想的です。

新郎新婦はこの返信はがきを受け取ることで、出席者の人数を把握するからです。

披露宴の席次決めや料理や引き出物の数など、人数の確定が早ければ早いほど準備を効率的に進めることができます。

b).結婚式当日の予定が分からない

仕事の予定が決まらなかったり、女性の場合は妊娠出産と重なっていたり、結婚式に出席できるかわからないこともあるでしょう。

しかし、たとえ予定がはっきりしない場合でも、招待状が届いてから数日辛1週間以内に、メールではなく電話で直接「○○な事情があるため、返信が遅くなります。」と説明することが大切です。

そして、返信期限までには返信はがきを出すようにします。ちなみに返信はがきの返信期限は新郎新婦にとって「これより遅くなると準備に差し障りがでる期限」です。

だからこそ、すぐに返信が難しい場合は、必ず一度先方に連絡を入れることがマナーになります。

c).ボールペンはOK?何色?

フォーマル度が高い場合ほど、筆記具は「毛筆」あるいは「黒インクの万年筆」。

とはいうものの、慣れていない毛筆に果敢に挑戦して全く読めない字になるよりも、慣れているボールペンのほうがずっと読みやすいものです。

先方にきちんと判読してもらうためにも、黒ペンやボールペンなどの慣れている筆記具でOKです。ただし、色は「黒」だけ。

「かわいいから」とピンクなどのカラーペンでキラキラ書くのはマナー違反なので気をつけましょう。そして、間違っても不祝儀の色である「グレー」は使わないように注意が必要です。

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2.ご祝儀に関するマナー

a).ご祝儀の相場は?

少なすぎては「ケチ」と思われそうだし、多く包みすぎると「見栄っ張り」と言われるかも…。
結婚式にまつわる悩ましいことのひとつに「ご祝儀」があげられるでしょう。

ご祝儀は、地域の特徴や「家」のしきたりなどに左右されるところが大きいようですが、おおよその目安を次に紹介します。参考にしてみてくださいね。

■新郎新婦が友人の場合

ご祝儀の目安は2~3万円 が相場といわれています。

会費制の結婚式披露宴が慣習の地域では、「ご祝儀」ではないうえに、一般の相場よりも少ない金額になるかもしれません。

その土地の風習にならったご祝儀の出し方をしておきましょう。

かつては「二」という数字は二つに割れるので縁起が悪いとされてきましたが、現在では「二人の幸せを祈る」とか「カップルを意味する」ということで、ご祝儀に二万円を包むことは許容されてきています。

一万円札2枚を包むことに抵抗がある人は、五千円札を2枚にして、合計3枚のお札を包めば奇数の「三」になります。

ただし、「四」と「九」は現在でもタブーの数字。この金額を包むことは避けましょう。

■新郎新婦が親族の場合

新郎新婦が親族の場合は、友人の場合よりも、さらに親族間の申し送りやしきたりがある場合が多いので、それに従うのが最もよいでしょう。

あくまで目安ですが、「準備資金の一助」という意味合いを込めて、招待された人数に合わせて5-10万円 が多いようです。

b).ご祝儀袋の包み方

ご祝儀袋は「ふくさ」に包んで持って行きましょう。かばんや服のポケットからそのまま出すことのないように気を付けましょう。

会場の受付でご祝儀袋を渡すことが最も多いと思われますが、「本日はおめでとうございます」と挨拶をします。

その後、バックから取り出したふくさを開いてご祝儀袋を出し、相手から見て文字が読める方向に両手で渡すようにします。

c).欠席する場合のお祝いは

■直前に欠席がわかった場合

「出席」と返事をしていたのに欠席をする場合は、結婚式当日に持参する予定だったご祝儀全額をお祝い金として渡します。

出席しないのだから、全額の必要はないのでは?と思うかもしれませんが、先方は「出席」の返事を確認した段階から、料理や引き出物を発注しています。

欠席になってしまうのは仕方のないことですが、先方の準備へお詫びと感謝をこめて、ご祝儀全額を渡しましょう。

■1-2週間前に欠席がわかった場合

この場合は三分の一から二分の一程度のお祝い金あるいはお祝いの品を贈りましょう。

この時期であれば、料理や引き出物のキャンセルがまだ効く可能性が高く、先方の準備の負担が少ないためです。

ただし、欠席とわかってから、できるかぎり早くに先方にお祝いが届くように手配しましょう。

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3.お呼ばれ服装のマナー

お呼ばれ服には、結婚式ならではのマナーがあります。有名なものでは「花嫁と同じ白の服はNG」というマナーがあります。そのほかにも守るべきマナーがあるようです。

a).服装の基本マナー

■女性編

結婚式や披露宴はフォーマルなお祝いの場。そしてなにより主役は新郎新婦です。自分の衣装を披露するパーティではないことを心得ておきましょう。

白い服装
→ 白のドレスやワンピースなど、ウェディングドレスと同じ白はNGです

肌の露出の高い服装
→ミニ丈やベアトップのドレスなど露出が多いドレスはNGです

個性的すぎる奇抜な服装
→全身スパンコールのキラキラドレスなどはNG、当日の主役は新郎新婦あることを忘れないようにしましょう

カジュアルすぎる服装
→ジーンズなどカジュアルなパンツスタイル、ブラウスとスカートなど場所にあった服装にしましょう

これらは結婚式にふさわしくありません。ドレスのデザイン上、肩が見えるならば、羽織り物は必需品。

パーティならば許容されるキラキラなゴージャスドレスはゲストの服装としては目立ちすぎ。
また、フォーマルにふさわしい素材のドレスを着ることも大切です。

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■男性編

女性と同様に、男性ゲストも新郎新婦より控えめな服装が求められます。とはいえ、ビジネススーツでは場違いになってしまうので、やはり相応の服装で出席することが必要です。

  • 新郎より目立つ派手なスーツやシャツ
  • 革ジャンや柄シャツなどの個性的なスタイル
  • スニーカーやジーンズなどのカジュアルスタイル

これらは基本的にNGです。

一般的には準礼装(=略礼服)で出席する男性ゲストが多いようです。

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b).靴やバッグ、小物の基本マナー

■女性編

オープントウ(足先が出る靴)はNG

「妻が先に出る(つまさきが出る)」ということでNGといわれていますが、本来は露出がある靴がフォーマルではないことが理由です。

同じ理由で、かかとのないミュールやサンダルもNG。
また、露出ということでは、素足でいることもNGです。かならず肌色のストッキングを履きましょう。

ブーツスタイルはNG

日常のおしゃれアイテムとしてブーツは必需品ですよね。
しかし、フォーマルな場の基本は、「ヒールのあるパンプス」です。

挙式・披露宴のフォーマルな場では、ブーツはNGです。

爬革のバッグはNG

皮革製品は「殺生をイメージさせる」ということでNGといわれることが多いのですが、これはむしろ不祝儀のマナーのようです。

どんなに高級で高価なブランドバッグであっても、素材としてふさわしくなければNGバッグとなるのです。

ファーはNG(フェイク含む)

虫類革と同じく、「殺生をイメージさせる」ということでNGといわれてきましたが、むしろ食事の場で毛皮が飛び散ることが不衛生であるということが理由のようです。

ところが最近はゴージャス感を出すために新婦のドレスの素材の一部としてファーが取り入れられてきており、タブーな度合いは下がっているようです。

しかしながら、年長者の間では、フォーマルな場にファーはふさわしくないという意識が根強くあります。

年長者が多く出席する可能性の高い結婚式披露宴では、やはり避けたほうが無難です。

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■男性編

ネクタイの色は「白」や「シルバーグレー」、タキシードならば「黒の蝶タイ」が基本です。

しかし、近年はカジュアルな結婚式が増えているため、カラーネクタイやストライプ・ドットなどの柄物も問題ないようです。 ただし、個性的すぎるものや派手すぎるものは避けましょう。


4.結婚式当日のマナー

a).結婚式当日の持ち物について

会場内に持ち込むバッグに入る持ち物はそれほど多くはありません。
けれども、なにかと荷物が増えてしまうものです。

まずは、「バッグにいれるもの」とそのほか「クロークに預けてよいもの」をわけて考えてリストにしてみましょう。

この他、自分ではなにが必要かも考えてみましょう。

■バッグにいれるもの

ご祝儀(ふくさ):
必需品です。

招待状と地図:
万が一、会場の場所に迷った場合に便利です。

財布:
貴重品は常に身に付けておきましょう。

携帯電話、デジカメ:
スマートフォンだけでもOK。

ハンカチ、テッシュ:
感動の涙をふく場合に必要ですね。

メイク道具(手鏡):
お化粧直しに必要なものを入れておきましょう。

ペンなどの筆記具:
メモが必要なときに必要です。

ミント系タブレット:
お料理やお酒で口のなかが気になる場合に。

■会場クロークに預けるもの

予備のストッキング:
万が一の場合に備えておきましょう。

絆創膏:
ヒールで痛めた足元対策に。

携帯の充電器:
充電切れでも安心です。

エコバッグ:
荷物をまとめたいときに便利です。

行き帰り用の靴や着替え:
身軽に帰りたい場合は忘れずに。

ヘアピンやスプレーワックス:
会場でしっかりヘアスタイルを整えましょう。

使い捨てカイロ:
寒さ対策には必須です。

b).遅刻の連絡について

お祝いの席に遅刻は厳禁です。とはいうものの、公共交通機関で不測の事態が起こらないとも限りません。

もし遅刻しそうになったら、必ず会場に電話連絡をしましょう。
間違っても新郎新婦に連絡をしないように気をつけましょう。

一緒に招待されている友達に遅刻する旨、連絡しておくのも良いかもしれません。
なお、すでに友達が会場に入ってしまっていることを想定して、電話ではなくメールで連絡を入れるようにしましょう。

c).手荷物の扱い方について

会場内に持ち込むバッグは、自分の背と座席の背もたれの間におきましょう。
大きなバッグは会場内には持ち込まないのが原則。会場クロークに預けておきましょう。

d).受付での挨拶について

受付ではご祝儀を渡しますが、「この度はおめでとうございます」と言って、ご祝儀を受付係の人から見て読める方向に渡します。

冬であれば、コートは脱いで、クロークに預けてから受付をします。腕にコートをかけたまま挨拶をする人がいますが、これはNGです。

e).テーブルマナーについて

通常の食事のマナーと変わるものではありませんが、年長者や上席のゲストを意識して、失礼のないように心がけましょう。

  • 食器同士の音をたてない
  • 同席のゲストと大声で話さない
  • 周囲と食事のペースをあわせる
  • 必要以上にお酒を飲み過ぎない

5.結婚式の余興に関するマナー

新郎新婦から余興を頼まれて、張り切るゲストをよく見かけます。けれども、新郎新婦のほかに、親戚や上司などが出席していることを忘れないことが大切です。

また、余興の時間帯は、宴も半ばを過ぎた頃です。
会場のゲストも料理を堪能し、ゆっくりしたい時間でもあるはず。大きな音やテンションが高すぎる余興は、ゲストがひいてしまいます。

全体のバランスを考えて、余興を準備しましょう。

a).印象の良い余興

短い余興(3-5分)
ダンスや演奏、ムービーなどの余興の場合でも、1曲分相当が飽きずに楽しめる時間です。

楽しく明るい余興
余興は会場にいる全員が盛り上げてくれることで何倍もおもしろくなります。
楽しくなるような余興はゲストの「ウケ」も良いでしょう。

どの年齢層も楽しめる余興
特に結婚披露宴では様々な年代の招待ゲストがいる場合が多いです。なるべく万人受けする、内輪ネタではない余興にしましょう。

b).印象の良くない余興

長い余興
1つの余興で10分以上は観客も飽きてしまい、会場の空気も冷めやすいです。やはり5分以内が良いでしょう。

内輪ネタの余興
他の招待ゲストが聞いてもわかるよう、内輪ネタでも事前の説明や、余興自体のわかりやすさは重要です。逆に「こんな一面が?」と新鮮に感じるゲストもいるかも。

下ネタなど品のない余興
特に新郎側の余興では注意が必要です。
学生時代の「体育会のノリ」で服を脱いだりは、色々な招待ゲストがいる結婚披露宴ではNG。
新郎新婦の顔を立てるためにも避けましょう。

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最低限覚えておきたい招待ゲスト向けのマナーをまとめました。
新郎新婦に迷惑をかけないためにも、ポイントを抑えて参列したいですね。