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【姑との同居問題】ストレスの原因と解消法、同居を回避するための上手な断り方も!

2021.07.29

立場が似ているからか対立しがちな嫁姑。
適度な距離を保って付き合っていけるといいですが、同居しているとストレスを感じても逃げ場がなく辛いものです。ストレスの原因やその解消法、そもそも同居を回避するための断り方など、知っておきたい同居問題のポイントを紹介します。

姑との関係に溝ができやすい理由と関わり方

性格や考え方が合わない

自分はポジティブな考え方なのに姑はすべてがマイナス思考、など考え方や意見が合わないパターンです。一緒に生活していると特に気になってしまいますよね。また年齢差から、好きな芸能人・本・趣味など、世代が違うがゆえに会話が噛み合わないこともあります。

年齢差はどうにも変えられませんし、そもそもの性格を変えるのは至難の業。「違う人間なのだから分かり合えない!」と割り切ってしまえば気持ちも楽になるのではないでしょうか。また、関心がない話題やわからない話題は辛いもの。昔ながらの考えには時代に合った考えや自分の主張も伝えつつ、夫の協力を得ながらうまく対応できるとよいですね。

体験談

「義母は他人と割り切る」
■ネガティブな発言をすることが多く、聞いていると「そんなことないです」と言いたくなるときがあるが、違う人間だからと思い割り切るようにしてる。(30代前半女性)


「基本的には従うようにしている」
■考え方が古い点。冠婚葬祭や決まりごとについて、必要以上に細かかったり、金額が高かったりする。「今頃はこうするみたいですよ」とか、「専門家はこう言ってました」とか言ってこちらのやり方に納得してもらうこともありますが、基本的には従っています。(30代後半女性)

子育てについて過剰な口出しをされる

姑は子育ての先輩である立場から、つい嫁の子育てに口を挟みたくなるのでしょう。ましてや可愛い孫のこととなるとなおさらで、アドバイスのつもりの口出しが過剰になることも。

姑の時代とは子育てい対する考え方も変わっていることがあるので、どう対応したものかと悩む嫁も多いようです。参考になる点は受け入れつつ、実際に子育てをする自分の意見も主張して、角を立てないように適度に聞き流すこともテクニックです。

体験談

「ちょっと違うところは、やんわりと断る」
■いろいろとしてくれるのですが、ちょっとやり過ぎな感じがあります。例えば、子どもの食事の量を多く盛るとか布団をたくさんかけてくれるとか。やんわりと言います。(30代前半女性)

家庭環境や地域性が違う

自分が育った家庭環境と姑や夫が過ごしてきた家庭環境の違いが気になることも。特に料理や掃除といった家事を取り仕切る母親の違いは目につきやすいものです。当たり前に育ってきた家庭環境の違いは、息子である夫にはいまいちピンとこないでしょう。なるべくネガティブにならないように「こんなに違ってびっくりした!」など表現を工夫して、夫に話を聞いてもらってもよいかもしれませんね。

また、夫の地元で義両親と同居することになった嫁が地元ならではの習慣になじめず、姑からも助けてもらえずに悩むケースもあります。地域性による習慣は変えられるものではありませんし、姑にも悪気があるわけではありません。我慢しすぎず、できる範囲で対応していくようにしましょう。

体験談

「実家の両親に話を聞いてもらってスッキリ!」
■お姑さんは基本的に箱入り娘のような人なので、考えや話し方が合いません。また、かなりマイペースなところがあるのでイライラすることもしばしばあります。あまりため込むと顔に出てしまうので、自分の両親に話を聞いてもらったりしています。(30代前半女性)


「できる範囲で対応する」
■良い意味で、田舎育ち。悪い意味で田舎育ち…なんでもたくさんあげたがるのと、それをお返ししないといけないという固定観念が強すぎて、少しうんざりするところ。でも、悪いことではないと思うので、過剰でない程度で対応している。(30代前半女性)

「息子の嫁」と敵視される

姑が嫁を「大事な息子を奪った嫁」と認識していると、あらゆる場面で姑から嫁への当たりが強くなり気味です。特に「子離れ」ができていない姑は息子のこととなると感情的になりやすいようで、嫁はなにかとイライラしてしまいますよね。姑の言動にイライラしたときには、言葉や態度に出さず無用な争いをしないのが無難かもしれません。

体験談

「争わず距離を保つこと」
■当たり障りなく、一定の距離を保つことがコツだと思ってます。正直あまり深くはかかわりたくないです。(20代後半女性)

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姑との同居でありがちな5大ストレス

姑との同居でありがちな5大ストレス

さまざまな理由で溝ができやすい嫁姑ですが、特に同居において嫁が感じやすいストレスにはどんなものがあるのでしょうか。

1.家事や育児について口出しされる

まず、姑が家事や育児にあれこれ口出ししてくることによるストレスが挙げられます。姑の好みに気を遣った食事メニューにしなければいけなかったり、逆になんでも姑がしゃしゃり出てきて役割を奪われたような気持ちになったり。

子育てにおいては、買い物や用事の際に姑に子どもを預けられるメリットはあるものの、教育方針が合わなかったり過度に甘やかす姿にイライラしたりとさまざま悩みがあるようです。

2.自分の家なのに好きにできない

同じ家で生活していると、リビングやキッチンなどの目に付く場所に姑の私物が増え、部屋のインテリアが好みの通りにできないといった悩みも聞かれます。

二世帯住宅でも玄関が同じ場合や、自由に行き来できる作りだと、いつでも「姑が来るかも」と気持ちが落ち着かないことも。姑がいるとだらしない姿を見せられないと気を張って「自分の家なのにくつろげない」とストレスを感じる嫁も多いようです。

3.夫が自分より姑の味方をする

嫁姑問題には夫の態度も大きく関わってきます。同居の不安を夫に打ち明けても夫が姑ばかりをかばったり、姑に言いにくいことを伝えてほしいと頼んでも「ふたりの問題だろ」と取り合ってくれなかったりすると、嫁のストレスはさらに大きくなります。

また、姑と夫の仲が良すぎて疎外感を抱く、姑が過度に夫の面倒を見たがるなど、ふたりの関係性に悩む嫁もいるようです。

4.生活費など金銭面での負担が大きい

姑が生活費を払ってくれない、また同居当初は払ってくれていたのにじょじょに払わなくなってしまった、遊ぶためのお金まで要求されるなど、お金の問題に悩まされることも。

姑がグルメで食事にかかる費用がそもそも高額である、渡した生活費を習い事や付き合いにつぎ込んでしまうといった金銭感覚の違いもストレスになるようです。

5.同居しているのに会話がない…

そもそも話題が合わない、なにかにつけて嫌味な言い方をするので話すとイライラするなどの理由で、姑とほとんど会話がないという人もいるようです。それでも同じ空間にいるので気を遣って疲れる、家にいる時間が楽しくないなどの悩みも。

また同居して最初の頃は良好な関係でも、同居が続くうちにこじれてしまうケースもあります。

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姑との同居に疲れたときの解消法は?

姑との同居に疲れてしまった、ストレスがたまって気が滅入りそう…そんなときには、少しでも気持ちを癒せるようちょっとした工夫や贅沢をしてみましょう。試してみたいストレス解消法には次のものがあります。

  • 1.家以外に居場所を作る
  • 2.家の中にプライベートスペースを作る
  • 3.自分の両親や友人と旅行に出る
  • 4.生活時間帯を変えてみる

同居のストレスの原因の根底にあるのは、自由がなく、プライベートが確保されていないこと。気が滅入ってしまったときには、物理的にひとりの時間を作ったり、気兼ねなく楽しめるイベントを入れてみたりすると、少しは楽になるかもしれません。

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もう限界!姑との同居を解消したい…と思ったら

姑との同居を解消したいと思ったら、焦らずじっくり準備を進めましょう。相談する順番や姑に同居解消を切り出すタイミングも重要です。

ここで同居解消のカギとなるのが「夫が味方になってくれるかどうか」。夫が同居解消に理解があれば、夫を巻き込んで強引にでも解消することができますが、夫が賛同してくれない場合は道のりは険しいと言えるでしょう。

まず自分で現在の状況を整理してから、夫に同居を解消したい意思を伝えましょう。その際、同居が辛い理由や、自分や家族が別居で得られるメリットを前向きな表現で伝えられるといいですね。姑は夫にとっては大事は母親ですから、単なる悪口になってしまわないように注意してください。

そして、別居が叶った際には「別居はお互いのため、家族みんなの幸せのため」というスタンスを貫き通すことが大切です。

同居を解消してもその後の付き合いは続きます。同居をネガティブな思い出にしてしまっては姑との関係も夫との関係もギクシャクしてしまいかねません。これまでのことよりもこれからの生活を考えて、前向きな決断だと捉えられるようにしたいですね。

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姑との同居を回避する方法・角が立ちにくい断り方

姑との同居を回避する方法・角が立ちにくい断り方

自分には同居するつもりがなくても、結婚を機に、もしくはいずれは同居を…という話が夫や義両親から出てくることも考えられます。そんなときに、なるべく穏便に回避する方法を紹介します。

あらかじめ「同居はしない」と意思表示しておく

同居するつもりがないのなら、あらかじめ夫にはその意思を伝えておきましょう。結婚や出産など折に触れて話し合いの機会を設けてもいいですし、普段の会話からきっかけを見つけて意思表示してもいいでしょう。

伝えるときは、明るい口調を意識しつつ、意思ははっきりと伝えるのがポイントです。「いずれまた考えよう」などと曖昧に流すのはNG。マイナスな表現にならないように注意しつつ、同居はしない意思を理由も添えて伝えるようにしましょう。

同居のデメリットを伝える

単に「同居が嫌」と伝えるよりも、客観的な事実も加味した上での意見だとわかるよう、同居のデメリットを伝える方が納得してもらいやすいでしょう。

「義父母とは今の距離感がちょうどいい」「同居が原因で離婚になった知り合いがいる」など、気持ちを裏付ける話をさりげなく日常会話の中で伝えるとよいかもしれません。

義父母からの直接のアピールにはこう切り返す!

義父母から同居したいと申し出があった場合には、「同居が嫌」という気持ちが前面に出ないように気持ちを伝えましょう。

例えば「ふたりのように夫婦で頑張ってみたい」「実親との同居も断っている」「気を遣いすぎてしまうから」など、義父母の性格や考え方に応じて言い方を工夫できるといいですね。


すでに同居している場合も、これから考える場合も、第一に夫婦のコミュニケーションが大切だと言えそうです。家族がストレスなく生活できるように、じっくり話し合って答えを見つけていってください。

※ 2021年5月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー