シャチハタはNG!婚姻届に使用できる印鑑はどんなもの?

みんなのウェディング編集部
最終更新日 2016.11.04
シャチハタはNG!婚姻届に使用できる印鑑はどんなもの?

夫婦の証となる「婚姻届」。印鑑登録をした印鑑証明証の実印でなくても、シャチハタ以外の種類の印鑑ならば大丈夫。

一方、印影が薄いと失敗となり訂正が必要ですし、名前も旧姓・新姓どちらを準備するべき?など、婚姻届の印鑑のことについて知りたいですよね。

【目次】

  • 1.どのような印鑑が使用できるか
  • 2.立会人や保証人の場合
  • 3.押印を間違えてしまった場合

1.どのような印鑑が使用できるか

そもそも「印鑑」とはどういう役割を果たすものなのでしょうか?

一般的に、印鑑を押す行為とは、契約書などでの契約を結ぶ意思を表示したこと、とされています。

「印鑑」は当事者の意思表示なのですから、ある特定の印鑑を持っているのは「本人」だけである必要があります。

文書や契約の重要度があがれば、その印鑑と本人(=当事者)を確認する必要があり、銀行印、実印など、届け出をした印鑑だけが使用できることになります。

一方「婚姻届」では、公的文書ではありますが、いずれかに登録された印鑑である必要はありません。

意外なことに「なんでもよい」のです。 これは、登録をした印鑑を使用しなくてもよいかわりに、成人以上の保証人2名が、間違いなく当事者本人たちの婚姻届であることを署名捺印によって証明するためです。

したがって、本人たちが使用する印鑑が量販されている既製品でも問題ないのです。

けれども、婚姻届に使用できる印鑑は、「なんでもよい」とはいえ、押すたびに変形しやすいものでないことが前提です。 したがって、ゴム印はNG。

朱肉を押印ごとに使わなくてよい「シャチハタ」は便利ですが、ゴム印と同等とみなされる場合が多く、婚姻届においても認められていません。

なお、婚姻届には「本人の旧姓の印鑑」を押印する必要があります。 つまり、婚姻届を書いている段階では、まだ正式な夫婦ではないのです。

この書類が役所に受理された段階で、晴れて夫婦となります。

印鑑の種類

【認印】

一般に申し込みや受け取りなどの証明用として用いられる印鑑です。 姓(苗字)のみの既製品が多く、安価なものであるため「三文判」とも呼ばれます。

【実印】

役所に登録(印鑑登録)した印鑑のことを実印と言います。

偽造防止のため個別に作られたものを登録することが多く、その登録をするに適した印鑑を指すこともあります。

欠けたり、すり減った形状のものは登録できません。 そのため、元々変形しやすい材質(ゴム印など)はNG。

また登録できるサイズが8mm以上25mm以内、文字の組み合わせや新旧字体など、さまざまな制約があるので、どの印鑑でも実印登録できるわけではありません。

重要な契約書など公的文書には印鑑登録証明書を添付します。

【銀行印】

銀行など金融機関に口座を開設する際に届け出た印鑑のことを指します。

個別に作られたものを登録することも多いのですが、実印と違って金融機関によって規定が異なるのが特徴です。

【訂正印】

修正個所に修正者を証明するために押す印鑑のことを指します。

帳簿等の小さなスペースに押す場合が多いため、小型のもの (6mm) が用いられることが多いのですが、修正者が証明できればよいので18mm等の大きいサイズを使っても問題はありません。

【シャチハタ】

合成ゴムを印面に、内部のインクがしみ出るように作られた印鑑のことを指します。

代表的なメーカーの名前から「シャチハタ」と通称されますが、「浸透印」のことです。

朱肉が要らないので便利ですが、ゴム印であるため、力のいれ具合によって印影が変形することがあり、公的書類には不向きとされていることが多いようです。

体験談
「シャチハタが大丈夫か、迷ってしまった!」
■印鑑はシャチハタでもいいのか、ダメなのかが良くわからなかった。実際どうなのか確認し忘れたので、無難な方(シャチハタでないもの)を使用した。

体験談
■書き間違えなどの可能性をふまえて、用紙は多めにもらっておき、記入事項や注意点などをしっかり確認しておくと、何度も足を運ばなくてもよくスムーズに終わると思う。(30代後半女性)

2.立会人や保証人の場合

「婚姻届」は成人以上の証人2名の署名捺印を必要としています。

立会人や証人が使用する印鑑についても、当事者ふたりと同様、シャチハタなどのゴム印以外であれば「なんでもよい」のです。 この場合に使用する印鑑は、実印でも認印(三文判)でも手続き上は問題ありません。

ただし、立会人や証人が夫婦や家族など、同じ苗字である場合は、それぞれが別人であることを証明するため、別々の印鑑でなければいけないので注意が必要です。

なお、婚姻届の提出の現場には立会人や証人が同席していない場合が多いでしょう。

万が一、立会人や証人の署名捺印に何かしらの誤りがある、と役所から指摘された場合を想定して、欄外に押してもらうことをおすすめします。

「捨印」と呼ばれるもので、あらかじめ訂正を想定し、当事者が同席していなくても訂正することを認める、という意思表示となります。

3.押印を間違えてしまった場合

印鑑は実印でなくてもよい、とはいえ、婚姻届は公的文書。

間違った場合でも修正液や修正テープはNG。 また、印影が薄かったり、にじんでいるもの、逆さまに押してしまった場合は、二重線で訂正して押し直しが必要です。

欄内の余白に正しく押印します。 印鑑以外の訂正箇所があたった場合も同様な処理をします。

訂正箇所にいちいち訂正印の必要はないといわれますが、押印しない代わり、欄外に「○字追加○字削除」のように訂正した文字数を記入し、その上から届出人欄と同じ印を押します。 これは保証人の欄についても同じです。

なお、詳しい修正の方法については、各役所に確認することをおすすめします。

体験談
「戸籍と同じ印鑑を使用した」
■戸籍上の印鑑が名前と違ったため主人の両親に印鑑をお願いしたので、署名も両親にお願いする形にしました。(20代後半女性)

体験談
「それほど厳しくなかった」
■金融機関で働いていたからか、印鑑の押し方や、訂正の仕方など注意しなくてはいけないと思っていたが、そこまで厳しくなかった。旦那が私の印鑑の上に自分の印鑑を押していたが、OKだったので、そんなに緊張して書かなくても良いと思いました。(20代後半女性)

体験談
「捨印が必要だった」
■記入欄外の印鑑が必要なのか役所の見本ではよくわからなかったです。わからないことは、役所の方に確認するのが1番だと思います。(20代後半女性)

体験談
「印鑑はきれいに押すことが必要」
■間違えやすかったり、印鑑を押し間違え というか、きれいにおせないなどがあったので、3枚くらいもらってきました。(30代前半女性)


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