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【婚姻届の印鑑】押印義務廃止後も75%が使用!?証人欄に捨印…最新ハンコの押し方事情

2024.01.05

戸籍の届書への押印義務が廃止され、婚姻届の押印は任意になりました。届出人の印鑑はもちろん、訂正印・捨印・証人の押印も基本的には不要です。ただ、中には「記念に押印したい!」というカップルもいるはず!そこで、婚姻届に適した印鑑(ハンコ)の種類や押印のポイントを紹介します。

婚姻届の押印義務の廃止はいつから?

2021年(令和3年)9月から、婚姻届への押印が不要になりました。2021年9月にデジタル庁が発足され、婚姻届を含む行政手続きにおける押印の必要性が見直されたためです。この押印見直しについてはデジタル化の推進に加え、書面のやり取りでは人の接触や業務負担が増えることから、感染症対策や業務の簡略化という側面もあります。

それでも日本では重要書類や手続きにかかる書類への押印が慣習として根強く、大切な婚姻届には押印したいという声が多くあります。そのため婚姻届の押印は「廃止」ではなく、押印欄を残して「任意」となっているのです。

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押印義務廃止後も、みんな印鑑を押している?

アンケート 押印義務廃止後も、みんな印鑑を押している?

婚姻届への押印は任意となりましたが、実際のところ押印している人はどのくらいいるでしょうか。みんなのウェディングで2023年6月にアンケートを行ったところ、押印義務廃止後も婚姻届の「すべての欄に印鑑を押した」という人は75.7%いました。「一部押した」という人も8.7%おり、8割以上の人が婚姻届に押印していることが分かります。

とくに理由として多かったのが「自分の旧姓印鑑を押す最後の機会だから」というもの。また、「印鑑を押したほうが儀式っぽく、気が引き締まるから」という理由や、「印鑑を押すことで結婚する覚悟ができた」という声もありました。“婚姻届に判を捺す”というのは、人生の節目の記念となる行為なのかもしれませんね。

一方で「押さなかった」人は15.6%で「押印に失敗したくなかったから」などの理由がありました。そこで、次の項目では婚姻届に使える印鑑や押し方のポイントを紹介します。

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婚姻届に適した印鑑って?種類一覧

婚姻届に適した印鑑って?種類一覧

役場へ提出するものなので、押印する場合は印鑑の種類に注意しましょう。印鑑登録をした「実印」、銀行などの金融機関に届け出た「銀行印」、個人の名前が刻まれた「認印」がおすすめです。印鑑の名前は苗字だけ・下の名前だけ・フルネームなど自分の名前であればなんでもOKです。

一方で、シャチハタに代表される朱肉を使わない「浸透印(ゴム印)」は公的書類には不向きです。その理由としては、インクが消えやすいこと、時間が経つと印影が変化してしまう可能性があることなどが挙げられます。事務処理として使われる小さめのハンコ「簿記印(修正印)」は文書の誤りを訂正するために使うものなので、こちらも避けたほうが無難です。

シャチハタを押してしまったら受理されない?

法改正前はシャチハタ・簿記印などを使用した婚姻届は受理されませんでしたが、現在は印鑑が原因で受理されない、というケースはよほどのことがない限りありません。「イチから書き直すのが大変…」という場合、まずは役所に相談してみましょう。

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印鑑を押す場所はどこ?

印鑑を押す場所

婚姻届の押印欄は、「届出人署名欄」の右側に2か所・「証人署名欄」の右側に2か所で計4か所あります。氏名欄にはふたりの旧姓を書き入れるため、印鑑も氏名にあわせて旧姓のものを使用します。

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訂正印・捨印はいらない!記入ミスした場合の修正方法

婚姻届 記入ミスした場合の修正方法

従来は、婚姻届の記載内容に間違いがあった場合「二重線を引いて訂正印を押す」必要があり、提出後のミスを役所側が修正できるよう「捨印を押す」のがベターでした。

押印が任意になった今は、訂正印・捨印ともに不要となっています。記載内容を訂正する場合は、二重線を引いて枠内に正しい内容を記入します。証人欄の訂正も同様です。

▼婚姻届を書き間違えたときの訂正方法

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届出人は押印あり、証人は押印なし…というパターンはあり?

届出人だけ押印して証人は押印しないなど、押印する人としない人がいても問題ありません。届出人と証人の4人のうち1人だけが押印して残り3人が押印しない、あるいは全員押印する、全員押印しないというパターンでも受理されます。

大事なのは届出人と証人の自筆署名がそろっていることです。婚姻届をチェックする窓口の人も、自筆署名かどうかを見ています。

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薄い・逆さま・かすれ・にじみ…押印に失敗した場合は受理されない?

婚姻届 押印に失敗した場合

印鑑を押す際、かすれ・薄い・二重・にじみ・枠からのはみ出しといった予期せぬアクシデントも少なくありません。ただ、押印の質により受理されないことはないため、慌てなくても大丈夫!印鑑を押し直したい場合は二重線を引き、枠内に押し直せばOKです。

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ふたりが同じ苗字(姓)の場合、ひとつの印鑑を使いまわしてもいい?

結婚するふたりの苗字が同じ場合、従来であれば同じ印鑑を使いまわすのはNGでした。また、別の個人であると判断するために、似た印影の印鑑も避けた方がよいとされていました。

しかし現在は婚姻届への押印自体が任意であるため、ひとつの印鑑を使いまわしても受理されないことはありません。受理・不受理の判断においては、本人の自筆署名があるかどうかが重視されています。

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ふたりらしい婚姻届に!

婚姻届の押印義務が廃止されたことで、手続き上は楽になりました。ただし、あくまでも任意ですので、結婚の記念に押印したいのであればぜひ印鑑を用意しておきましょう。押印するかどうかは個人の自由であるため、パートナーや証人には強要せず、それぞれが納得のいくカタチで提出できるといいですね。

▼【見本付き】婚姻届の書き方をわかりやすく解説!

▼30秒で分かる!婚姻届【証人欄】の書き方

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※ 2023年6月 時点の情報を元に構成しています

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