ブーケトスやブーケプルズとは? 演出で失敗しないコツ

みんなのウェディング編集部
最終更新日 2016.08.15
ブーケトスやブーケプルズとは? 演出で失敗しないコツ

挙式後の花嫁からの女性ゲストにブーケトスをする演出はよく知られていますよね。ブーケトスの意味は皆さんご存知でしょう。

そのほかブーケトスに代わるアイディアには、ブーケプルズがあります。タイミングやマナーなど、気を付けるべきポイントはあるのでしょうか。

そこで今回は、ブーケトス、ブーケプルズ をご紹介します。

【目次】

  • 1.ブーケトスとは?
  • 注意すること
  • 成功するためのコツ
  • 向いている挙式スタイル
  • 2.ブーケプルズとは?
  • 注意すること
  • 成功するためのコツ
  • 向いている挙式スタイル
  • 3.男性ゲスト向けブーケ演出
  • ガータートス
  • 注意すること
  • ブートニアトス
  • 注意すること

1.ブーケトスとは?

ブーケトス(bouquet toss)とは、挙式を済ませた花嫁が、誰の手元に届くのかわからないように、後ろ向きになって未婚女性のゲストに向かってブーケを投げる演出です。

そのブーケを受け取ることができた女性は近く結婚できる、という欧米の言い伝えから、日本でも広く取り入れられている演出のひとつです。

注意すること

未婚女性への配慮

本来は「未婚の女性」が対象の演出であるために、なかには参加することに抵抗ある人がいる可能性があります。

もし、どうしてもブーケトスを行いたい場合は、

・男女、既婚、未婚関わらず、子どもも対象にいれて、イベント感を高める。
・事前にブーケトスをすることを伝えて参加者を決めておく。

など、ゲスト全体に対しての配慮をすることが大切です。

別途、ブーケが必要

花嫁が手にするブーケのほかに、ブーケトス用にもう一つ必要なため、忘れずに用意しておかなければなりません。 その分の費用がかかってしまうことを覚えておきましょう。

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ワイヤーや水のこと

ウェディングブーケのうち、生花やプリザーブドフラワーを用いて作られたものは、ワイヤーを使用してアレンジされているものがほとんどです。

そのため、

・振り上げたときに、その反動で花がちぎれたり、壊れてしまう可能性がある。
・実はあまり遠くに飛ばないため、ゲストのいる場所まで到達しない可能性がある。
・ワイヤーの部分がゲストに当たる可能性がある。
・スポンジに水を含ませているために、ゲストや周囲に水が飛び散る可能性がある。
・スポンジが入ったホルダから、花材が飛び出てしまう可能性がある。

ことを十分考えておかなければなりません。

成功するためのコツ

ゲストの立ち位置

ゲストにはなるべく花嫁の近いところで立っていてもらうようにすると、ちゃんと受け取ってもらえる可能性が高くなります。

段取りが重要

参加しているゲスト同士が、盛り上がり過ぎてブーケの取り合いとなったり、逆にお互いが遠慮して参加者がいないという事態になることも。

・事前に参加対象者に声をかける
・当日その場を仕切ってもらう人を決める

など、段取りを組んでおくことをおすすめします。

ブーケの形状や材質

造花にするメリット

重さが軽くなり、遠くに飛びやすくなる。 破損する可能性が低くなる。 費用が安い。

小ぶりなブーケのメリット

クラッチブーケなどのスタイルで、小ぶりでワイヤー使用が少なく(あるいは使用していない)、当たってもそれほど痛くないブーケにする。

向いている挙式スタイル

・キリスト教(教会)式
・人前式

ブーケを投げ上げるため、それだけの広さと空間が必要です。 また、多少、花材が飛んでしまうリスクを考えると、教会式や人前式のあと、屋外で投げるパターンが比較的安全です。

屋内であっても、投げ上げるだけのスペースがあれば、行ってもよいでしょう。 その場合は、そのあとの清掃が必要になる可能性を考えて、教会や式場に確認をとって、おくことをおすすめします。

花嫁衣装は、投げ上げる動作を考慮すると、和装よりも洋装のほうが向いているといえるかもしれませんね。

2.ブーケプルズとは?

ブーケプルズ(bouquet pulls)とは、花嫁のもつブーケの先に何本かひもやリボンを出しておき、それを未婚女性のゲストが引く(プルpull)演出のことです。

実際はくじ引きのように一本だけがブーケとつながっていて、それを引き当てた女性は次の花嫁になるという、欧米の言い伝えから日本でも行われています。

ブーケプルズは、花嫁とゲストの距離が近く、ブーケトスのような俊敏な動きもないため、屋内でも落ち着いて行えます。 そのため、披露宴での演出としてもよくみられます。

注意すること

ブーケの用意

ブーケプルズはブーケトスと違って、ブーケがゲストの手に渡るわけではありません。

したがって、花嫁が手にするメインのブーケにひもやリボンを結びつけて、そのままブーケプルズを行なうことも可能です。

しかし実際には、
・挙式(特に宗教式)で使用するブーケには装飾性の高くないブーケが望ましく、ヒモやリボンが垂らされている状態は好ましくない。

・引き続き挙式後、あるいは披露宴でそのままメインのブーケでブーケプルズを行おうとすると、短い時間内に手際よくひもやリボンを付ける作業が必要になる。

などの理由から、段取りにかかる時間や手間を考慮すると、やはりブーケプルズ用のブーケを用意しておいたほうが演出をスムーズに行なうことができるでしょう。

成功するためのコツ

花嫁がブーケを手にしたままで行う演出であるために、ブーケの形状をそのまま保っておくことができ安全です。

あまりブーケのスタイルを選ばずに行える点がブーケプルズのメリットといえるでしょう。

ひもが絡まないように

ひもやリボンの結びつけの準備を確実に行なっておきましょう。 特に、本数が多くなるとゲストが一斉に引いたあとは絡まりやすいので、気をつけましょう。

ひもの数と参加者の数

ひもやリボンの数と比べ、参加者の人数があまりに少なすぎることのないように、事前に参加してくれそうなゲストに声をかけるなど、準備をしておきましょう。

仕切り役を立てる

花嫁と参加ゲストと近い距離で行なわれる演出であるため、そのほかのゲストからは何が行なわれているのか、よく見えないことが多いものです。

また、参加者が遠慮してなかなかリボンを引いてくれず、時間ばかりが過ぎていく、ということも想定されます。 段取りよく進行するために、仕切り役の人を立てておいたほうがよいでしょう。

披露宴で行なう場合には、司会の人にブーケプルズの実況中継を頼んでおくと、会場全体が盛り上がります。

向いている挙式スタイル

・キリスト教(教会)式
・人前式

ブーケを手にする挙式スタイルであれば、いずれでも可能です。 場所も屋外、屋内のどちらでも行えます。

一方、披露宴でブーケプルズを行なう場合、激しい動作を必要としないため、花嫁衣装は洋装・和装を問わず行なうことができます。

カジュアルなガーデンパーディなどでも、楽しく盛り上がるでしょう。

3.男性ゲスト向けブーケ演出

さて、花嫁のブーケを使った女性ゲストへの演出だけでなく、花婿にも男性ゲストに向けて「投げ上げる」演出があります。

ガータートス

ガータートス(garter toss)は、挙式後に花婿が未婚の男性にむけて、花嫁のガーターベルトを後ろ向きに投げ、それを取った男性が次の花婿になるという演出です。

注意すること

上品でないと思われることも…

本来は、花婿が花嫁のガーターベルトを取る動作を含めて行なわれるのが正式とされています。

しかし、実際にはそのような動作に、特に花嫁に抵抗がある場合が多いため、どうしても行なう場合には、花嫁が自分でガーターベルトをはずし、花婿に渡すことが多いようです。

また、ゲストのなかには、あまり上品な演出ではない、と感じる人も少なくありません。 ゲスト構成をよく考慮して、この演出を行なうかどうかを考えましょう。

ブートニアトス

ブートニアトス(boutonniere toss)とは、挙式後に花婿が未婚の男性にむけて、胸に挿しているブートニアを投げる演出のことです。

花嫁のブーケトスに対応する演出として行なわれるようになったようです。

注意すること

見落としてしまいがち

ブートニアは、小さく分量も少ないため、あまり遠くに投げ飛ばすことができません。

また、参加ゲスト側からは、小さく細いブートニアはつかみにくく、それを取ろうと何人も殺到すると危険なことにもなりかねません。

また何が飛んだのか、参加者以外のゲストが見落としてしまう可能性もあるので、しっかりアナウンスしてから、安全にブートニアトスを行なうようにしたほうがよいでしょう。


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