結婚式での引き出物の金額相場や喜ばれるギフトとNGギフトとは

みんなのウェディング編集部
最終更新日 2017.01.05
結婚式での引き出物の金額相場や喜ばれるギフトとNGギフトとは

結婚式で喜ばれる引き出物や引き菓子はどうやって選んだらよいのか、新郎新婦にとっては悩ましいところかもしれません。

最近人気のカタログギフトをはじめ、引き出物の定番といわれる品物のブランドやランキングなども気になるところですよね。

【目次】

  • 引き出物とは
  • 引き出物の金額の相場
  • 実際に選ばれている引き出物
  • 喜ばれる引き出物、貰って困る引き出物
  • 引き出物を選ぶ際のポイント
  • 引き出物の贈り分けに関して
  • 引き出物と引き菓子の手配方法

引き出物とは

引き出物とは結婚式・披露宴の際に招待ゲストからのお祝い(ご祝儀)に対するお礼として配られる品々のものを指します。

地域や家の慣習によって差が大きいことも、引き出物の特徴といえるでしょう。

かつて、「引き出物」は披露宴で用意された料理の一部をゲストの家で待つ家族への手土産として持ち帰るためのものでしたが、現在は、どのゲストにも一律に渡される「記念品」としての意味合いが強くなってきています。

一方、最近の「おもてなし」の傾向として、ゲスト(の個性)に応じた「贈り分け」をするカップルが増えてきているようです。

引き出物の金額の相場

引き出物の相場としては、披露宴の飲食費の3分の1を目安に考えるといわれています。

したがって、例えばゲストひとりあたりの料理と飲み物が15,000円の披露宴を用意する場合の引き出物は約5,000円が目安ということになります。

実際に選ばれている引き出物

カタログギフト

現在最も多く、引き出物として選ばれているのがカタログギフトかもしれません。

新郎新婦が選んだ引き出物は必ずしもゲストの趣味に合わない事もあり、ゲストに選択をゆだねる方法です。

体験談
「カタログギフトで6種類を選んだ!」
■アルバムタイプのカタログギフトです。色々なアルバムの中から、男性向け、女性向け、既婚者向けなど6種類選びました。
友人には3,500円、親族・上司は5,000円です。(20代後半女性)

体験談
「カタログギフトは見かけでは違いがわからず便利!」
■親族には5,000円のギフトカタログ、友人には3,000円のギフトカタログにしました。
中身を分けると見た目で違うことがわかってしまうので、金額で分けました。(20代後半女性)

食器類・カトラリー類

根強い人気なのが食器類です。
かつては「割れる」ということでお祝いごとには避けられた品ですが、現在ではおしゃれなブランドやデザインが優先して引き出物として選ばれています。

ただし、食器類はキッチンの傾向や好みがはっきりする場合が多く、個性が強いデザインよりは、「白」を基調にした、比較的ゲストの手持ちの食器類ともあわせやすいタイプを選ぶことが多いようです。

体験談
「小さくて軽いものを…とカトラリーにした!」
■引き出物はカトラリー、価格は4,000円行かないくらいでした。持ち帰るときに小さくて軽いものがいいかな…と思いました。(20代後半女性)

体験談
「タンブラーを基本に、ご夫婦ゲストには大皿を追加!」
■全員基本として、イッタラのタンブラー2個セットを渡しました。夫婦で来ているところは追加で大きめのお皿を1枚渡しました。(20代後半女性)

キッチン用品

実用性を重視して選ばれている品物です。デザインよりも機能性を重視して選ばれる傾向があるようです。

体験談
「友人にはバリエーションをつけてキッチン周りのセットを!」
■友人には3,000円のキッチン周りのセットを中心に、色々バリエーションをつけました。家族には写真たてを中心にバリエーションをつけました。(30代後半女性)

体験談
「電気ケトルをゲストによって値段に差をつけた!」
■ティファールの電気ケトル(アプレシア)を用意した。
親族にはメタリックノワール色の少し高級目のものをあげた。友人には普通の色で価格も少し安いものをあげた。(20代後半男性)

バス用品

タオルは消耗品として数があっても困らないとも言われているため、引き出物として選びやすいかもしれません。
また、バスソープも主に女性ゲスト向きとして選ばれているようです。

体験談
「詰め合わせのバスソープセットを!」
■親族には、8,000円のギフトカタログ、女性ゲストにはロクシタンの詰め合わせ(シャンプー、リンス、化粧水、ハンドクリーム、石鹸)、男性ゲストにはイタリア製の履物(ブランド名忘れてしまったが、セレクトショップでも取り扱いあり)とロクシタンのソープ。
共に3,500円(30代前半女性)

体験談
「いくつあっても便利なタオルも添えて 」
■引き出物はカタログギフトで女性男性、そして年齢によって区別。
価格は4,000円から5,200円くらいまでの間で親族にはそれにタオルのセットをつけてあります。(30代前半女性)

インテリアや装飾品

新郎新婦の趣味や感動を共有したいと考えた場合に選ばれる引き出物です。
新郎新婦の趣味や傾向をゲストが理解してくれている場合には、「あのふたりだから」と納得してもらえる品選びと言えるでしょう。

体験談
「シェードランプを友人に!」
■友人には3,000円のシェードランプ。親族には5,000円の食器類を渡しました。
食器は京都のブランドの「たち吉」にしました。(30代前半女性)

体験談
「感動的な壁にかける絵をゲスト全員に!」
みんな同じで感動する言葉が書いてある壁掛けの絵?を贈りました。
値段は定価3,000円くらいのものです。(20代後半女性)

喜ばれる引き出物、貰って困る引き出物

引き出物の中には、新郎新婦の思いがそのまま伝わって喜ばれる場合と、率直なところ扱いに困ってしまうものがあるようです。

ここでは、実際に引き出物を受け取ったゲストの立場から、本音のエピソードをご紹介します。

嬉しい引き出物

ゲストがもらって嬉しいと感じる引き出物として、カタログギフトの意見が多数あります。
ゲストの好きなものを選べるということが嬉しいポイントのようですね。

また自分では購入しないが、もらったら嬉しいブランドの食器なども嬉しいようですね。

体験談
「カタログギフトがうれしい」
■もらって嬉しかったのはやはりカタログギフトです。
もしくはティファニーのシャンパングラスやウイスキーグラスは特別な時に使っている食器として今も活躍し重宝しています。(30代後半女性)

体験談
「特別感があって普段使いできるもの」
■最近では、やはり記念にもなり、普段使いも出来るようなもの(自分では購入しないが、もらったらうれしいもの)をいただけるとうれしいです。
今はお皿のセットなど安価なものもネットで購入できるので、そうではない、特別感のあるものをいただけるとうれしい。(30代後半女性)

体験談
「自分では買わないが、あるとうれしいもの」
■嬉しかったものは、ルクルーゼのグラタン皿。高くて自分では買わないもので、時々は使うものだから。(20代後半女性)

貰って困る引き出物

逆にゲストがもらって困った引き出物として、食器セットや新郎新婦の名前入りのグッズなどがあるようです。

体験談
「重い、収納場所がない… 」
■本当に重かった食器セット。しかももう持っていたから使わない。
しかも捨てられなくてでもアパートなのでそこまで収納がないので置き場所に困っています。(20代後半女性)

体験談
「名前入りのものは処分に困った」
■名前入りのグッズはちょっと処分に困りますね…気持ちはよくわかるんですけどね…。
捨てることになるグッズなら避けたほうがいいでしょうし、飾り物はなお更避けたほうがよいと思います。
食べ物に印字されている程度ならいいかもしれません。(30代後半女性)

体験談
「低価格のカタログギフトだとマンネリ気味… 」
■賛否両論あるカタログギフトは、最初の頃は嬉しかったのですが、3,000円のカタログだと選びたいものがないので、私はまたか…というかんじになってしまいます。
趣味があわなくても選んでくれたもののほうが私はうれしいです。(30代前半女性)

引き出物を選ぶ際のポイント

引き出物を選ぶ際は迷うもの。
式場おすすめの引き出物やインターネットのランキングなどから選ぶ方法もありますが、必ずおさえておくべきポイントがあるのです。

それは次の2点になります。

【1】 かさばらないこと

【2】 消耗品であること

【1】かさばらない引き出物

多くのゲストは披露宴の帰りは公共交通機関を利用することでしょう。

また、料理でおなかが満たされ、女性の場合はヒールを履いているので、重くてかさばる引き出物を持ち歩くのは想像以上に大変です。

コンパクトな引き出物が喜ばれることを覚えておきましょう。

体験談
「カタログギフトは重くない」
■まず、遠方からのゲストが多いため重くないものという点でカタログギフト、その中でも安っぽく見えないものになるよう、選ぶ物がないといったことがないようなものを選ぶよう気をつけました。(20代前半女性)

体験談
「かさばらないこと、オリジナリティがあること」
■カタログではなく、自分達で選んだ物を渡す事を前提とし、かさ張らず、ダブらず、邪魔にならない物、という事で、袱紗とお米にしました。(30代後半女性)

【2】消耗品の引き出物

贈られた引き出物が、ゲストの趣味に合えば歓迎されますが、合わない場合は処分に困るだけになってしまいます。

そういう点から、「消えるもの」「減るもの」は、ゲストにとって便利であるといえます。

体験談
「男性には靴のケア用品、女性にはハンドケアグッズ 」
■上司や親族にはカタログでもグルメを選びました。理由は、食事は毎日の事なので選ぶ物がなければお米という選択もできるから。(奥様が選びやすいように)
男性には自分ではなかなか買わない靴ミガキセット、女性には貰ったら使うであろうハンドケアグッズにしました。(30代前半女性)

体験談
「使ってもらえるものを選んだ!」
■使われないで奥にしまったまま→ごみで捨てられる。とかは嫌だったので、消耗品で残らなくても使ってもらえるものにしました。
特に男性ゲストはおしゃれな履き物なら、普段使いでもコンビニ行くのにも使ってもらえるかと思って。(30代女性)

引き出物の贈り分けに関して

引き出物を贈り分ける?

最近は「おもてなし」にこだわった演出が多くみられますが、引き出物の「贈り分け」もその一環といってもよいでしょう。

「贈り分け」とは、ゲストの立場や好みにあわせて、あるいは性別にわけて、引き出物の種類を替えることを指します。

また、いただいたお祝いやご祝儀の金額の多少に比例して「ランク分け」をすることも含まれます。

贈り分けをする理由

披露宴に出席するゲストは、職場、友人、同僚、親族など、立場も違えば年齢も違います。
友人には好まれそうなものが、必ずしも高齢親族に喜ばれるとは限りません。

また、親族や主賓からのご祝儀は高額である可能性が高く、引き出物の額を全ゲスト同じにしてしまうと失礼にあたる場合も。

多くのご祝儀をくださるゲストには、他のゲストよりもランクアップした高価な引き出物を選ぶと、ゲスト側の満足度も高くなるでしょう。

贈り分けをする際のマナー

引き出物のランクに違いがあることは周囲から分からないようにします。

明らかに違いが分かるような外観であると、受け取る側はまわりの視線を浴びて肩身の狭い思いをするでしょう。

どのゲストにとっても、気持ちよく引き出物を受け取ることができる配慮は必須です。

体験談
「ご祝儀の金額が違うのに、同じ引き出物では失礼」
■頂くご祝儀の金額が違うのに同じ引き出物では失礼にあたるのではないかと思ったからです。
引き出物はカタログギフトだったので金額を3ランクに分けて贈り分けしました。(30代前半女性)

体験談
「みんなに使ってほしかったので、ゲストを分けて贈った!」
■みんなに使ってもらえるものがよかったので、男性ゲスト、女性ゲスト、親族とわけました。
親族は、ご祝儀の額も違ってくるので、それなりのお品を。
男性ゲストには、イタリア製のサンダルだったのでゲストに合わせてサイズと色の振分けが大変でした。(30代前半女性)

ゲストに贈り分けする基準

多くの場合、ゲストの属性を基準にグループ分けをして、贈り分けをしているようです。

「みんなのウェディング」において、先輩カップルたちにアンケート調査を行なったところ、グループ分けには大きく次の傾向があることがわかりました。

【1】上司や年配親族など年齢が高いゲスト

【2】友人や同僚など新郎新婦に近しいゲスト

【3】家族や兄弟など直接的なゲスト

さらに遠方からのゲスト、男女別、夫婦か独身などの属性分けや、いただいたご祝儀の金額のランク分けも入り、さらに贈り分けが細かくなってくる場合もあるようです。

体験談
「ゲストを属性ごと5グループに分けた」
■親族、会社の上司が1つのグループです。友人のグループでは2つに分かれていて男女で違うものにしました。
兄弟にはカタログギフトを贈りました。最後は親族でしかも新婦側だけですが、夫妻で来ている方の奥さんの方にあげるギフトを準備しました。
男性の引き出物があるので額は2,000円くらいのものでした。以上の5パターンです。(30代前半女性)

体験談
「ご祝儀の金額を想定して贈り分けをした」
■親族と友人で金額を分けました。性別、新郎新婦の関係性は全く考慮しませんでした。
ご祝儀金額によって違うと思うので変えました。(30代後半女性)

贈り分けの相場

贈り分けをする場合の引き出物の相場はどのくらいになるのでしょうか?

もちろん、地域や家によっても慣習が違うため一概にはいえませんが、

・親族:10,000円強

・上司:7,000-10,000円

・友人:3,000-5,000円

が平均的な相場といえるようです。

また、夫婦で出席したゲストに対しては、いただくご祝儀も多くなるため、ふたりに対しての引き出物として単価を上げることが多いようです。

・夫婦:7,000-10,000円

体験談
「ご祝儀の金額にあわせてランク分けをした」
■親族は大体1万円弱くらい、友人は大体7千円くらいにしたと思います。
親族の方がご祝儀の額が高いので、メインの引き出物を5,000円くらいのランクの高いものにし、友人たちは3,000円位にしました。(30代後半女性)

体験談
「料理の予算と合わせて決めた」
■会場の割引を利用して、親戚は8,000円、友人は5,000円くらい。
料理を奮発していたので(ドリンク込みで25,000円ちょっと)、ギフトの予算はこれくらいと決めていた。(30代後半女性)

引き出物と引き菓子の手配方法

先輩カップルたちは、どのようにして引き出物や引き菓子を手配したのでしょうか?

「みんなのウェディング」でアンケートを行なったところ、次のような結果となりました。

Q.ウェディングギフトを手配した方法は?

1位 すべて式場の提携先で
2位 引き出物は提携外、引き菓子は提携先 19%
3位 全て式場提携外で 13%
4位 引き出物は提携先、引き菓子は提携外 1%未満

引き出物・引き菓子の手配方法

1位 すべて式場の提携先で

引き出物・引き菓子を決定しなければならない時期は、ゲストの人数が確定した後、結婚式当日の2ヶ月前後になります。

ちょうどその頃は結婚式準備がとても忙しくなる時期です。また、提携外業者では持ち込み料がかかる場合があります。

少しでも手間をかけずに引き出物選びをして、しかも提携先の割引を利用できるこの方法は合理的といえるでしょう。

体験談
「提携先での割引特典を利用したから」
■結婚式場の会場の提携先だと、割引で特典があったため結婚式場の提携先で手配を行なった。少し安くなったのでよかった。(20代後半女性)

体験談
「引き出物にお金をかけたかったから」
■基本的に会場提携先のものでないとダメということだったのと、外部のもので手数料をかけるくらいならその分も引き出物へ回した方がよいと思ったので。(20代後半女性)

2位 引き出物は外、引き菓子は提携先

新郎新婦のこだわりや、提携先の品揃えに納得がいかない場合には、提携外の業者を選ぶカップルも少なくないようです。

その場合、「引き出物」にこだわるカップルの割合が「引き菓子」よりも高くなっています。

「引き菓子」は、定番のバームクーヘンやドラジェなど、どの提携先でも結婚式ならではの商品が用意されていることが多く、値段にもそれほど違いがないのが大きな要因のようです。

体験談
「引き出物は業者で、引き菓子は式場提携で」
■引き出物は、単価が高いので外部の安い業者で頼んだ方が安く済むから。
引き菓子については単価が低いため、あまり変わらないので会場委託とした(30代前半女性)

体験談
「提携先のデパートと同じ品物が量販店で購入できた」
■引き出物は提携先のデパートでは高額であった。ネットや量販店で購入し、持ち込んだほうがおとくだったから。(20代後半女性)

3位 全て式場提携外で

特に贈り分けを考えている新郎新婦にとって、納得のいく品をリーズナブルに揃えて贈りたいと考えるでしょう。

センスやデザインにこだわるならば、自分たちの目で選び抜くことで、満足度が上がりますね。

体験談
「提携先では割高なうえ、贈りたいものがなかったから!」
■ウェディングギフトは、会場の提携先だと、すごく割高な感じがしたし、送りたいものが少なかったからです。
あと、実物をすべて見られるわけでもなかったので、実際に見て選べる提携外にしました。(20代後半女性)

体験談
「納得いくブランドやデザインがなかったから!」
■提携先の引き出物や引き菓子は、ブランドやメーカーが有名なものがあまりなく、デザインもオシャレでなかったりといかにも引き出物といったようなものしかなかったので。(20代後半女性)

4位 引き出物は提携先、引き菓子は外

普段からのお気に入りのお菓子屋さんや、知り合いのお店などから、「ぜひ晴れの日のために!」と、引き菓子をオーダーするカップルもいるようです。

体験談
「なじみの飲食店で引き菓子を頼みたかった」
■どうしてもいつも行っている飲食店で引き菓子を頼みたくて、そこで焼きドーナツを頼みました。
引き出物は、引き菓子の持ち込み料を無料にする条件で提携先で頼みました。(20代後半女性)

体験談
「付き合いの関係から、引き菓子を提携外業者に頼んだ」
■新婦の母が、お菓子屋さんでパートタイムで働いており、付き合いもあり、式場提携以外の業者を選びました。(20代後半女性)


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