1. 結婚式口コミ みんなのウェディング
  2. みんなのウェディングニュース
  3. 夫婦関係
  4. 結婚後の「夏休みの帰省」:実家・義実家への帰省に関する基礎知識

結婚後の「夏休みの帰省」:実家・義実家への帰省に関する基礎知識

2016.08.03

結婚後、夏休みなどの長期休暇を使って、夫と実家・義実家へ帰省する人は多いはず。

特に初めての帰省をするカップルにとって、滞在期間から手土産の内容、帰省先での過ごし方まで、悩みは尽きないことでしょう。先輩カップルたちが伝授する帰省の「コツ」とは何でしょうか?

そこで今回は、実家・義実家への帰省に関する基礎知識をご紹介します。

【目次】

  • 1.今夏に帰省予定の夫婦の割合は?
  • 2.帰省時の手土産について
  • 3.手土産以外に帰省で持っていくといいもの
  • 4.義実家の帰省の際に気を遣ってしまうこと
  • 5.帰省に関してパートナーと揉めやすいこと
  • 6.帰省することのメリット

1.今夏に帰省予定の夫婦の割合は?

Q.今年の夏休みは、どちらの実家に帰省する予定ですか?
妻の実家のみ 20.5%
夫の実家のみ 15.3%
妻の実家のあとに夫の実家に訪問 18.7%
夫の実家のあとに妻の実家に訪問 20.3%
どちらの実家にも帰省しない 22.2%

今年の夏休みに帰省を予定しているカップルは、全体の約75%にのぼることがわかりました。
そのうち、両方の実家に帰省するカップルは約40%とのこと。

「お盆」にあわせて、親戚で集まるといった習慣がある実家が多いことも、夏の帰省率が高い理由のひとつになっているようです。

一方、この時期は日本全国で帰省ラッシュがみられ、交通費が最も高く、交通渋滞もピークです。
この時期にはあえて帰省しない、という選択をする夫婦もいました。

2.帰省時の手土産について

1)手土産の相場

Q.帰省する際に手土産は持っていきますか?持っていく方は、1回あたりの手土産の予算について教えてください。(両方の実家に行く方は、どちらか1回の訪問の金額でお答えください)
-1000円未満 9.2%
1000円-2000円未満 34.2%
2000円-3000円未満 28.3%
3000円-4000円未満 10.5%
4000円-5000円未満 4.8%
5000円- 3.3%
持っていかない 9.6%

結婚前、自分の実家に帰省する際は手ぶらだったという人も、結婚後は手土産を持参するようになった、というケースは多く見られます。

結婚して、新しい家庭を築いた「けじめ」として、また、義実家への定期的なご挨拶として、手土産を用意するようです。

その手土産の相場は 「1,000-3,000円」が6割以上 を占める結果となりました。
あまりおおげさでなく、しかし、訪問の礼儀にかなうものを、と考慮した手土産の金額は「1,000-3,000円」程度になるようです。

一方、手土産を持っていく、または受け取る習慣のない実家もあります。
これはケースバイケースなので、両家に持っていく手土産については、ふたりでよく話し合って決めましょう。

2) 帰省時の手土産を選ぶポイント

【1】両親の好きなもの

なにかプレゼントをする時と同じように、手土産の場合でも、渡す相手が好きなものを用意できると、一番喜ばれますよね。

お互いの両親が好きなものがわかっている場合は、それを用意できると素敵ですね。

体験談
「お互い手土産はナシで!」
■(同じ県内にすんでいるし、)お互い手土産は無しでいこうと両親に最初に言われているので、夫に相談して、今のところ特に何も持参しませんが、手伝いをするので、エプロンは持って行っています。(30代前半女性)

体験談
「義父母の好物を手土産に!」
■義理の父がさつま揚げなどの練り物が好きなので、手土産には必ず入れるようにしています。他には、義理の母がすきそうな甘いものも。(30代後半女性)

【2】姪や甥が喜ぶもの

お盆にあわせて親族が集まる習慣のある実家では、小さな姪や甥に会える機会でもありますね。
「おじさん」「おばさん」からちょっとした手土産を渡されると、小さな子どもはとても喜びます。

また、両親には手土産なしでいい、という場合でも、子どもたちにはなにか用意していくとよいかもしれません。

体験談
「子どもたちがよろこぶものを!」
■特に決めているものはありません。両方ともに甥や姪がいるので、その子達がなにかよろこぶものを持っていけたらと一応考えています。(30代後半女性)

体験談
「玩具やお菓子を甥っ子に!」
■姉と甥っ子がいることが多いので、玩具や、お菓子を買って持っていくことが多いです。とても喜ばれます!!(30代前半女性)

【3】お仏壇やお墓のお供え物にできるもの

お盆に行なう法事やお墓参りが、帰省の理由となっているカップルは多いでしょう。
その場合、事前にお供え物を用意して行くとよいですね。

「実家」に用意した手土産をそのまま「お仏壇」のお供え物に兼用する、というならわしも、中にはあるようです。
それぞれの家の習慣なので、お互いの両親には確認しておいたほうがよいかもしれません。

体験談
「お仏壇のお供え用の菓子折・果物とお花!」
■仏壇に備えるためのお供え用の菓子折りや果物を必ず持っていきます。必要があれば花も持っていくことがあります。(30代前半女性)

体験談
「お供えものとお茶うけを兼ねて!」
■仏様にあげるお供えものを兼ねて、お茶受け菓子を必ず用意します。義両親、義祖母が喜ぶものを考えて選んでます。(40代前半女性)

【4】日持ちするもの

手土産に食品を用意する場合は、できれば日持ちするものにしましょう。

ふたりをはじめ、親戚の帰省中にすべて消費できる場合はよいのですが、消費期限が短いものの場合だと、「早く食べなくては」と両親を焦らせてしまいます。
両親のペースで消費してもらえるように、心配りをしましょう。

体験談
「その場で食べられるものか日持ちする個別包装のお菓子を!」
■夫側に帰省するときには、その場で全員で食べてもいいもので且その場で食べられなくても日持ちする、個包のお菓子を持って行くようにしています。(30代前半女性)

体験談
「日持ちのする焼き菓子や加工品をリピート!」
■洋菓子を持っていくことが多いです。日持ちのする焼き菓子を持っていきます。たまに海産物や加工食品を持っていくこともあります。(30代前半女性)

3) 帰省時の手土産に使えるレパートリー

【1】住んでいる地域の名物や実家辺りでは買えない限定商品

結婚後、実家から遠方の土地に住んでいる夫婦の場合は、住んでいる地域のご当地品を手土産にするとよいでしょう。 ネットでも買うことができない地域限定品などは「めずらしいもの」として両親に喜ばれますよ。

体験談
「ご当地名物を手土産に!」
■住んでいる土地のご当地名物を手土産として必ず持っていきます。名古屋なので、名物の味噌煮込みうどんや、手羽先…いつも食べ物をお土産にしているのですが、みんな大好きなので喜んでくれます。(20代後半女性)

体験談
「地元の旬の名産物を季節にあわせて!」
■静岡県に住んでいるので、地元のおいしいお茶や魚、みかんなどを季節に合わせて旬で名産のものを持って帰るようにしています。(20代前半女性)

体験談
「帰省先では手に入らないものを用意!」
■手土産では、基本的に帰省先では買えないもの、こちらでしか販売していないものを手土産に選んで用意します。(30代後半女性)

【2】旅行で買ったお土産

帰省することを見越して、旅行の際には必ず実家へおみやげを買っておく、というカップルも多いようです。
旅行のおみやげと一緒に旅行中の話をすると、両親も喜んでくれることでしょう。

体験談
「旅行先で帰省の手土産を用意!」
■旅行のおみやげがほとんどです。または、イオンなどで美味しそうなものをみつけてなので、生菓子が多いです。(20代後半女性)

体験談
「旅行先では必ずおみやげを買う!」
■全く決まっていないが、金銭的に、よゆうがある時には、何かお土産を買ったり、どこか旅行に行った時には必ずおみやげを買うようにしている。(20代後半女性)

【3】手作りのお菓子、おかず

「手作り派」は自分で用意したお菓子やおかずを、帰省時に持参しているようです。

両親の嗜好がわかっている場合は、好みに合わせて味付けを調整するととても喜ばれます。
食卓の一品にもなるので、とても実用的な手土産ですね。

体験談
「手作りのケーキやクッキーを持参!」
■時間がある時は手作りのケーキやクッキーをもっていきます。旦那側のお父さんはお酒が好きなのでビールを持っていったりします。(20代前半女性)

体験談
「晩ご飯のおかずを数品!」
■甘いものなどを買って行っても食べないので基本的に晩御飯のおかずを3~5品作って持って行きます。基本的に和食の煮物などが多いです。(30代前半女性)

3.手土産以外に帰省で持っていくといいもの

1)エプロン

義実家で、特にお盆で親戚が集まる場合は、「嫁」として手伝いを求められる場面が多いかもしれません。

そのような時に持参したエプロンをさっと着けられると、便利なうえにお姑さんの印象がよくなることが多く、何かと使えるアイテムのようです。

体験談
「いつでもお手伝いができるように!」
■いつでもお手伝いができるようにエプロンは必ず持っていきます。あとは特に思いつきませんが、旅行グッズは持っていきます。(服、下着)(20代前半女性)

体験談
「手土産はなしだが、手伝いのためにエプロン持参!」
■(同じ県内にすんでいるし、)お互い手土産は無しでいこうと両親に最初に言われているので、夫に相談して、今のところ特に何も持参しませんが、手伝いをするので、エプロンは持って行っています。(20代後半女性)

2)ビール・お酒

帰省での滞在中に、両親、あるいは義両親と一緒に楽しく歓談するために、お酒は欠かせない!という実家は多いことでしょう。

ふたりがお酒を持参することで、家族そろってなごむ時間をもてるとよいですね。

体験談
「義母の好きなビールを!」
■夫の実家に帰省する時は義母の好きなビールを持っていくようにしています。(何よりもそれが一番うれしいようなので)自分の実家はお菓子などみんなでつまめるものをお土産に買っていきます。(30代前半女性)

体験談
「義父の好きなお酒を持参して一緒に飲む!」
■こちらで売っている名物を必ず買っていく。義理の父はお酒が大好きなのでお酒も一緒に持って行って一緒に飲みます。(20代後半女性)

3)子どもの写真

「孫」の成長は、両親や義両親にとって、とても嬉しいことです。
前回の帰省から今回帰省するまでの写真、子どもが大きい人は通信簿や賞状など、できごとの話とあわせて元気な成長を見せることができるとよいですね。

また、「これから生まれる孫」のエコー写真も、大変喜ばれるようです。

体験談
「会えない間の子どもの写真を!」
■会えない間の子供の写真などを持っていくこともあります。持っていくと喜んでくれます。あとは子供の着替えです。(20代前半女性)

体験談
「娘の写真をフォトブックに!」
■3000円程度のお菓子のお土産を買って持っていきます。また、娘の写真をフォトブックにして持っていきます。(30代前半女性)

体験談
「おなかの赤ちゃんの超音波写真を!」
■近況がわかる写真など。ただいま妊娠中なので胎児の超音波写真などを持参して可愛い姿を親族にたくさんみせます。(20代後半女性)

4)記念撮影用のカメラ

帰省したときの様子をカメラにおさめるとよい記念になるので、できれば持参しましょう。
ふだん会えない分、一緒に撮った写真や映像は両親にとても喜ばれます。

撮りためたデジタルカメラのデータやビデオカメラの映像を両親と一緒に見るのも、帰省時の素敵な過ごし方ですね。

体験談
「撮った写真をみたり、写真を撮ったり、役に立つ!」
■カメラを持って行きます。今までに撮った写真を見たり、その時の写真を撮ったりするのに、とても役に立ちます。(20代後半女性)

体験談
「両親と一緒に撮れるようにカメラ持参で!」
■今年生まれた子どもの写真などを持って行きます。また、一緒に撮れるように一眼レフカメラとビデオカメラを持って行きます。(20代前半女性)

5)寝具やタオル類

特に夫の実家に行く場合は、毎回洗い立てのタオルを何枚も用意してもらうのは気が引ける、と感じることがあるでしょう。

そのような時は、自分たちが使いたい分のバス用品を、あらかじめ持参しておくと便利ですね。

体験談
「夫の実家の迷惑にならないようにバスタオルを持参!」
■できるだけ旦那の実家の迷惑にならないように、泊まりの時は、バスタオルやタオル類などは持参するようにしています。(20代後半女性)

体験談
「新品のパジャマ、タオル多めに!」
■泊まりのときはパジャマなどを新しいものにして持っていっています。あとはフェイスタオルを多めに持っていきます。洗顔の度に新しいタオルを使いたいのですが、出していただけるのは1枚なので多めにタオルを持っていくことでカバーできます。(30代前半女性)

6)子どものおむつ、おもちゃなど

小さな子どもと一緒に帰省する場合は、おむつ、ミルクなどの必需品にあわせて、お気に入りのおもちゃ、DVDなどの「ぐずり対策」グッズを忘れずに持参しましょう。

体験談
「小さな子どもにはおねしょシーツ必須!」
■子どもたちがまだ1歳に満たないので、子供のオムツやミルクに加えておねしょシーツも持っていきます。また、私自身の化粧水・乳液などのお泊りセットは必ず持参します。(20代後半女性)

体験談
「子どもがぐずらないようにDVDを!」
■自分たちの身の回りのもの。着替えやオムツ、おもちゃ、おやつ、好きなDVDなど子供がぐずらないですむようなもの。(30代前半女性)

4.義実家の帰省の際に気を遣ってしまうこと

1)どの程度手伝いをしたらいいか

ふだん会う機会が少ない義実家では、日常の流れをつかめないことが多いものです。
家事や炊事などを「嫁」が手伝うべき範囲は、「家」「義両親」の考え方によってまったく異なるので、難しく感じてしまいますよね。

はじめは慣れなくて当たり前ですから、わからないことは素直に義両親に尋ねて教えてもらいましょう。

体験談
「手伝いの程度がわからない!」
■食事の手伝いをどれくらいまで手伝えばいいか。声をかけても座っていたら良いといわれるのでどうしたら良いかわかりません。(20代後半女性)

体験談
「台所仕事の勝手がわからない!」
■あまり夫の家族に会わないので、何を話せばいいのかよく分からず、気を使います。また、台所仕事などを手伝おうにも、勝手が分からないのでおろおろしてしまいます。(20代後半女性)

2)義両親との会話

義両親が興味のある話題をつかめず、一体何を話題にしてよいかわからないという状況では、かなり気を遣ってしまうものです。

そのような困った場合に備えて、帰省する前に夫に相談しておけると安心ですね。
あるいは自分で事前に、ある程度話題を考えておくのもよい方法です。

体験談
「自分は口下手、話題を振ってもらって助かる!」
■自分が口下手なので、パートナーの実家の家族と何を話せばいいのかについては気を使います。実際は話題を振ってもらうことが多く、助かっています。(20代後半女性)

体験談
「無口なお義父さんには事前に話題を決めておく!」
■無口なお父さんなので、話題の作り方や話の振り方にきをつかうことがあります。事前に何を話すかなど少し決めておくといいです。(20代後半女性)

3)服装は何を着るべきか

夫の実家への帰省する際は服装に気を遣う、と回答を寄せたカップルは少なくありません。
日頃、義実家と接する機会がないため、外見だけで生活ぶりを判断されかねない、と悩んでいるようです。

結婚後も義両親に好印象を与えられるように、清潔感を意識し、なおかつ、お堅くなりすぎない服装を心がけてみましょう。

体験談
「子どもの持ち物や洋服に気を遣う!」
■お土産や子どもの持ち物や洋服などにも気をつかいます。外見上の話が多いので、見えるところにはすごく気をつかいます。(20代後半女性)

体験談
「猫をかぶってでも、気を遣う!」
■洋服とか手土産にかなり気をつかいます。会話もどうしようか、前日に考えて話すようにしています。猫かぶります。(30代後半女性)

5.帰省に関してパートナーと揉めやすいこと

Q.帰省に関して、パートナーと喧嘩をしたことがありますか?
喧嘩をしたことがある+口争い程度ならしたことがある 36.3%
喧嘩をしたことがない 63.7%

「みんなのウェディング」のアンケート調査によると、 約4割 の夫婦が、帰省に関して何かしら揉めたことがある、との回答を寄せています。 どういう内容について揉めてしまうのでしょうか?

1)滞在の仕方

自分の実家には帰省したいけれども、夫と一緒ではなくていい、と考える人もいるようです。
たしかに、実家に1人で帰省すれば、独身時代と同じように気ままに過ごせて楽ですよね。

ふたりともが同じ考えならば、それでもよいのですが、どちらか一方だけが「夫婦は帰省もふたり一緒にするのが当然」と考えていた場合は意見がぶつかってしまうようです。

体験談
「それぞれの実家に泊まろうとしたら、一緒にすべき!とけんか!」
■お互いの実家が近いのでそれぞれの家で泊まる形をしたかったが、夫の猛反対をうけた。結婚したら一緒に行動すべきと怒鳴られいつもけんかになる。(20代後半女性)

体験談
「夫はいつもひとりで帰省してしまう!」
■旦那が自分の実家に一人で帰りたいと言うので、本当に私も一緒に行かなくていいのか、と毎回少しもめたりします。(30代前半女性)

2)滞在日数

自分の実家に滞在中は、久しぶりに両親に甘えられる機会でもありますが、義実家ではそういうわけにはいきません。

ただでさえ滞在期間中は気を遣うにもかかわらず、日程があいまいだったり、いつの間にか帰る日が延長されたり、となれば、パートナーへの不満が出てしまいますね。

体験談
「滞在をいつのまにか延長されてしまった!」
■主人の方で、2日間で帰る予定にしていたのに、結局5日間に延長になってしまった。主人はリラックス出来るが、私は出来ないので、その不満をぶつけました。(20代後半女性)

体験談
「長居をせずにさっと切り上げるのがマナー!」
■いつも長居をしたがるので、ほどほどで切り上げる切り上げないで揉める。さっと寄ってさっと帰るのがマナーだと思っている。(40代前半女性)

3)帰省先でのパートナーの態度

いくら夫にとっての実家とはいえ、妻や子どもたちの存在を忘れたかのような「くつろぎ過ぎる」夫の態度はもめる原因になります。
やはり結婚したのですから、パートナーへの気遣いを見せてほしいものですよね。

体験談
「夫があまりにくつろぎ過ぎて気まずい!」
■夫が自分の実家なので、あまりにもぐうたらしていて、私ともろくに会話してくれませんでした。いくら義理の父母と仲がよくても気まずくて、それを言って口論になりました。(20代後半女性)

体験談
「夫が昼寝している間はどう過ごす?!」
■旦那の実家に帰っても、旦那はその場にいてと昼寝をするのでその間は自分と子どもで乗り越えるしかない。まぁ子どもがいるから会話とかには困らないですが。(30代前半女性)

6.帰省することのメリット

ここまでを見ていくと、なんだか帰省するのは腰が重い、と思ってしまうかもしれません。

しかし、「嫁」として帰省をする場合、メリットもたくさんあるようですよ。さっそく見ていきましょう。

1)大人数で集まれる

実家に帰省する場合は、両親に会えることはもちろん、兄弟や親戚とも会うことができる機会でもあります。 久しぶりに顔を合わせて、家族や親戚と大人数で集まれることは、帰省ならではの楽しみですね。

体験談
「祖母の料理でワイワイ過ごす!」
■旦那の実家では人数が多くワイワイと賑やかに過ごせ、おばあちゃんが振舞ってくれる豪華なお料理をみんなで食べるのがたのしみ。妻側はなんといっても楽。(20代前半女性)

体験談
「兄弟や従兄弟とアウトドアで楽しむ!」
■今年の夏は旦那の実家のある青森へ行き、ねぶた祭りを観に行く予定です。私の方は兄弟が多く、お盆などに帰れると兄弟が揃って、従兄弟なども含めた大人数でアウトドアなどをするので毎年とても楽しいです。(20代前半女性)

2)母・義母の手料理を食べられる

実家や義実家では「おふくろの味」を食べられる楽しみがありますね。
妻は日頃の家事から解放されて、「お母さん」に甘えるチャンスですし、「お義母さん」からは夫の実家の味やレパートリーを教わるよい機会のようです。

体験談
「お母さんの手料理が楽しみ!」
■妻側の実家に帰省(実家に帰る)時は、家事から解放されて親に甘えられることと、お母さんの手料理が楽しみです。いくつになってもお母さんの手料理が大好きです。(20代後半女性)

体験談
「料理のバリエーションが広がる!」
■両家とも母の手料理です。どうしても料理のパターンが片寄ってしまいがちなので食材など色々と参考になります。(30代後半女性)

3)祖父母に孫を見せられる

自分の子どもを両親に見せられることも、帰省の大きなメリットの一つです。

「祖父母」にとって「孫」はかわいい存在であり、「孫」にとっても「祖父母」に大切にされる経験はとても大切なことです。 帰省時のよい思い出になりますね。

体験談
「孫の成長を見せられる!」
■子供を見せること。やっぱり孫の成長はとても楽しみだと思うし、可愛い我が子を見せたいと、親も思うので。(30代前半女性)

体験談
「初孫を見せるのは楽しみ!」
■両方ともの実家で、去年生まれたばかりの孫と一緒に遊んでもらうことを楽しみにしています。双方初孫なので、可愛がってもらえます。(20代後半女性)

4)地元の友人に会える

結婚後、地元を離れて生活している場合は、住みはじめた地域ではまだそれほど友達がいない、という人もいますよね。

慣れない土地で生活しているストレスを、地元に戻って旧友と会うことで思い切りリフレッシュできるというのも、帰省の大きなメリットの一つです。

体験談
「久々に旧友にあってリフレッシュ!」
■友達に会って食事したり、遊びに行ったりすることです!子どもを預かってもらってリフレッシュできる大切な機会です。(20代後半女性)

体験談
「地元の友達はほっとする!」
■私の帰省の時は、地元の友達と会うのが楽しみです。今住んでいる所では、まだ友達があまりいないので、実家に帰ると必ず会いに行ってしまいます。(30代前半女性)

5)帰省先の観光ができる

パートナーの地元の名所をまわることができるのも、帰省のメリットです。
特に夏は、地元の帰省客を見込んで大きなイベントが催されることも多く、出かける予定を組みやすいかもしれません。

このような機会に、パートナーの育った土地や、地元の雰囲気を感じることができれば、彼への理解もより深まりますね。

体験談
「お互いの実家の名所に出かける!」
■夫の実家が海の近くなので歩いて散歩することが楽しみです!お互いの実家の近くの名所などにみんなで行くのもとても楽しみにしていることのひとつです。(20代後半女性)

体験談
「夫の実家の花火大会が楽しみ!」
■旦那さんの実家の近くで、とても大きな規模の花火大会があって、結婚して初めての今年は旦那さんの実家で花火を見る予定。いまからとても楽しみにしています。(30代後半女性)


初めての義実家への夏の帰省は、お盆の行事など、その土地の風習があって、慣れないこともあるかもしれません。

しかし、「気が重い」とばかり思わずに、ぜひ、義両親とのコミュニケーションを深めるよいチャンスととらえましょう。

また、パートナーのことを、より理解するきっかけにもなります。ふたりでお互いの地元の情報を交換し合って、楽しんできてくださいね。

※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー