結婚式にお呼ばれしたら、当日の持ち物はどんなものを持っていくべきなのでしょうか? 女性ゲストの結婚式当日に必ず持っていきたい持ち物と、万が一のトラブルを回避するためにあると便利なアイテム、全部で15個をご紹介します。
結婚式を心おきなく楽しむためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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女性ゲストの結婚式当日の持ち物リスト
結婚式にお呼ばれしたら、着ていくドレスや当日の髪型、ご祝儀用の新札など、準備するものはたくさんありますよね。
当日は心から楽しみ、お祝いの気持ちを伝えるためにも、持ち物は事前にしっかりと準備しておきましょう。
結婚式ではクラッチバッグやハンドバッグなど、小さなカバンに入れていくのがマナー。そのため、式場内に持ち込める物がかなり限られてしまいます。サブバッグを用意するにしても、結婚式場までの移動や館内でのことを考えて、必要最小限に抑えたいですよね。
では、結婚式当日には何を持っていくべきなのでしょうか?
まずは結婚式当日に必要な持ち物の中でも、特に重要なアイテム10個をご紹介します。
結婚式に必ず持っていきたい持ち物リスト
1.ご祝儀
2.袱紗(ふくさ)
3.招待状
4.ハンカチ・ティッシュ
5.スマホ
6.財布
7.メイク道具・手鏡
8.絆創膏
9.替えのストッキング
10.マスクの替え
1.ご祝儀袋に包んだご祝儀
結婚式など、慶事で包むお金は新札で用意するのがマナーです。
「ずっと楽しみにして準備していましたよ」という意味があるので、銀行の窓口で新札
への両替を行い、事前に準備しておきましょう。
ご祝儀袋は表書きや裏書き、内袋に筆ペンで必要な情報を書き、正しいお札の向きや包み方で用意しておきます。
当日急いで準備すると焦ってしまいミスをしてしまうことも。前日の夜までに準備しておきましょうね。
▼ご祝儀袋の選び方や書き方はこちらをチェック
2. 袱紗(ふくさ)
袱紗(ふくさ)は絹やちりめんでできた小さな風呂敷のこと。
厚手のハンカチ状になっていているものや、そのままご祝儀をいれることができる袋型のものもあります。
ご祝儀袋が汚れないように包む役割があり、袱紗がない場合にはハンカチでも代用が可能です。
男女ともにマナーなので、忘れないように用意しておきましょう。
▼袱紗の選び方や包み方はこちらをチェック
3. 招待状・ゲストカード
招待状やゲストカードも、忘れずに持っていきたいもののひとつです。 招待状には会場の地図や連絡先、結婚式の集合時間、宿泊先など、当日の移動に必要な情報が書かれています。
場所も時間も覚えてしまったから大丈夫!と思っていても、うっかり覚え間違えていたりすることも。当日は新郎新婦はもちろん、他の参列者に確認の連絡を取ることも難しくなるため、トラブル回避のためにも携帯しておきましょう。
万が一招待状を失くしてしまった場合でも、日時と会場がわかっていれば問題ありませんが、集合場所が少し細かい場合があります。
例えば「3Fロビー横」「〇〇の間」など、大きな会場やホテルなどの場合、施設内の場所が指定されていることがあります。念の為式場や友人に確認しておくと安心です。 直前で連絡が取れない場合には、余裕を持って式場に到着し、式場内のスタッフに案内してもらうといいですね。
また、招待状にゲストカードが入っている場合には、名前や住所を事前に書いておき、当日受付に渡せるように忘れずにもっていきましょう。 もし、ゲストカードを無くしてしまった場合は式場に予備がありますので、時間に余裕を持って会場に向かいましょう。
4. ハンカチ・ティッシュ
濡れた手や汗を拭いたり、感動の涙をぬぐったりと、意外と使うシーンが多いハンカチも忘れずに。
派手な柄やタオル地など「ふだん使い」すぎるものはNG。シルクや綿、麻を使った、上品で清潔感のあるものを選びましょう◎
また、お化粧直しや、食事中の汚れにはポケットティッシュやウェットティッシュがあると便利です。絵柄の少ないシンプルなデザインのものを選ぶか、ティッシュケースに入れて持ち運びましょう。
▼お呼ばれに最適なハンカチのデザインは?基本マナーやポケットチーフの折り方
5. 携帯・スマートフォン
常に持ち歩いている人も多い携帯やスマートフォンは、当日にも必ず持っていきたいアイテムです。式場までの地図や経路を調べたり、一緒に参列する友人たちと連絡を取り合うために必須ですよね。
また、手軽に撮影できるカメラ機能は、式中も式後も大活躍。 結婚式によっては、演出にスマートフォンを使用する場合もあります。
身支度でバタバタしていると忘れやすいので、家を出る前にカバンの中に入っているか確認するのがおすすめです。
6. 現金・カード
往復の交通費はもちろん、待ち時間のちょっとした買い物や、式後に友人たちとお茶をするための現金も用意しておきましょう。
普段の財布が大きく、結婚式用のカバンに入らない時は、ミニ財布や小さなポーチなどに入れて、必要な金額やカードだけ持ち運ぶのが◎ 持ち歩く現金を減らすためにも、キャッシュカードやクレジットカード、交通系ICカードがあると便利です。
宿泊予定で大金を持ち歩く場合には、式場や宿泊先の金庫を利用するなどして、手持ちのバッグには必要最低限のお金のみ入れておくようにしましょう。
7.メイク道具・手鏡
結婚式は移動、挙式、披露宴を合わせると5~6時間かかることもあります。食事や感動の涙、夏の移動での汗、冬は暖房による乾燥など、メイクの大敵になるシーンがたくさん!写真を撮る機会も多いため、こまめなお化粧直しが必要です。
全てを持っていくと荷物になってしまうので、パウダー、アイメイク、口紅など、崩れやすそうなポイントメイクの道具を厳選して、清潔感のあるポーチに入れて持っていきましょう。
また、感動の演出で泣いた後や、食後の口周りが気になっても、挙式や披露宴で何度もお手洗いに立つのは難しいですよね。
手鏡があればメイク崩れはもちろん、髪の乱れや歯に何か挟まっていないかなど、身だしなみもしっかりと確認することができます。折り畳みやスライド式のコンパクトなものがおすすめ。
手鏡を持っていない場合にはスマートフォンのインカメラや、ミラーアプリをダウンロードしておくのもいいですね。
8. 絆創膏
結婚式のゲストのトラブルで意外と多いのが靴擦れです。
履き慣れない靴で動き回るため、かかとが擦れて皮がむけてしまうことも。痛みを緩和するためはもちろん、ドレスや持ち物を血で汚してしまうことがないように、絆創膏を持っていきましょう。
切り傷用に普通の絆創膏と、靴擦れ専用の絆創膏を用意しておくと便利です。
9. 予備のストッキング
いつの間にか穴が開いていたり、伝染していたりすることが多いストッキング。せっかくのお祝いの席で敗れたストッキングが気になって楽しめなくなってしまうのは残念です。
式場によってはストッキングの自動販売機があったり、フロントで購入できる場合もありますが、当日履くものと同じものを1足予備で用意しておきましょう。
10.マスクの替え
コロナ禍の結婚式参列で忘れてはいけないのは予備のマスク。
挙式・披露宴・二次会など長時間にわたる参列では、耳にかけるゴムが切れてしまうことがあるかもしれませんし、食事の前後で新しいマスクに変えたくなるかもしれません。念のため2~3枚持っていくとよいですね。
必要な人はマスクケースもセットで。
あると便利な持ち物リスト
ここからは、結婚式にゲストとして参列する場合に、あると便利な持ち物や、万が一のトラブルにも対応できるアイテムをご紹介します。
バッグの容量や当日の天候をチェックした上で、必要最低限のものをピックアップして持っていきましょう。
1. カメラ
新郎新婦や友人たちと気軽に撮影する場合には、スマートフォンや携帯のカメラ機能が活用できますが、綺麗な写真をこだわって撮影したいならデジカメや一眼レフを持っていくのがおすすめ。
被写体との距離がある場合や光が採れない場合にも、高画質で撮影することができます。 カバンにいれる前に容量の空きと充電の有無を確認しておくといいですね。
2. 充電器(モバイルバッテリー)
当日は朝からスマートフォンが大活躍。 時間を確認してメールを返して電話をして、写真を撮って…としていると、いつの間にか充電が無くなってしまった!なんてことも。
電池の減りを気にせず使えるように、携帯用充電器を忘れずに。 今はおしゃれでかわいいモバイルバッテリーもあるので、事前に購入しておきましょう。
3. 防寒・暑さ対策グッズ
お呼ばれコーデはマナーやファッション性を考えると、どうしても冬は寒く、夏は熱がこもりがちです。 また、移動で感じる寒暖差が体の負担になることもあります。
1日心地よく過ごすためにも、冬はカイロ、夏はひんやりするスプレーや保冷剤など、当日の気温や会場の立地に合わせた防寒・暑さ対策グッズを用意しておくと良いですね。
夏の結婚式で屋外の演出がある場合には、虫除けスプレーやシールがあると重宝します。
4. 胃腸薬・二日酔い防止剤・常備薬
当日はおめでたい雰囲気につられて飲み過ぎてしまうこともありますよね。 二日酔い防止剤を持っていく、または事前に飲んでおくのがおすすめ。
また、普段食べ慣れてないものに胃がびっくりして、痛くなったり不快感を覚えたり、緊張や不安から神経性の下痢になる場合も。
普段の体調から心配がある人は、胃腸薬や水なしで飲める下痢止めも用意しておくと安心です。
5. 行き帰り用の靴
カバンに余裕がある人は、行き帰り用の歩きやすい靴があると重宝します。 電車やバスで移動する場合、慣れないヒールでの移動は辛いですよね。 特に帰り道は疲れが脚に溜まっている上に荷物も増えるので、フラットシューズがあるととても楽です。
折り畳みができるフラットパンプスには、ドレスコーデの邪魔をしないおしゃれなデザインもあるので、ぜひチェックしてみてください。
メインバッグに荷物が入らない場合はサブバッグを持とう
メインバッグに荷物が入りきらない場合には、サブバッグの中に入れておきます。 サブバッグは会場内には持ち込みませんが、メインバッグを同じサテンやシフォンなどで、上品な素材感のものを選びましょう。
サイズはA4以下で、装飾は華美すぎず、ワンポイントでさりげないものがベスト。 行き帰りはメインバッグと一緒に持ち歩くことを考え、トータルコーディネートを意識した色を選ぶのがおすすめです。
さりげないリボンデザインが可愛いサブバッグ
やわらかな光沢のシフォン素材と、レースデザインとの切り替えがエレガントなサブバッグ。さりげないリボンデザインが、可愛さを一層引き立てます。大きすぎず小さすぎないB5サイズは、1つあると色々なフォーマルシーンで活躍しそうです。
高級サテンがシックな装いを演出するサブバッグ
高級サテン生地にプリーツを施し、ふちをレースで彩ったシックなデザインのサブバッグ。こちらもA4よりも一回り小さいB5サイズです。コンパクトな見た目ながらも、7cmマチと内ポケット付きで、式中に必要な荷物をたっぷり収納できます。
雨でも安心。はっ水加工ありのアシメリボントート
丈夫なキャンパス生地にはっ水加工がほどこされた、雨の日でも安心のトートバッグです。すっきりとシンプルなスクエア型に、アシンメトリーのリボンデザインがさりげない可愛さプラス。
A4サイズのノートが収まるサイズ感で、折りたたみ傘などの長さがある荷物も入ります。
さりげない装飾が可愛いシンプルサテン地バッグ
ふんわりとやさしいシフォン素材に、パールとレースのラインがさりげないおしゃれを演出するサブバッグ。A4サイズに8㎝のマチ付きと、可愛い見た目ながら大容量がうれしいポイント。一眼レフや携帯用充電器などの嵩張る荷物もすっきりと収まります。
コーデの邪魔をしないシンプルスクエアトート
すっきりとしたシンプルなデザインが、コーディネートの邪魔をしないスクエアバッグ。A4サイズでもスクエア型なので幅があり、9cmのマチ付きなので、行き帰り用の靴や折り畳み傘などたっぷり荷物が入ります。
丈夫な合皮を挟んだ内側は型崩れしにくく、さまざまなオケージョンシーンで大活躍しそう。
ショップバッグや紙袋をサブバッグとして持つのはNG
サブバッグのマナーも、メインバッグと同様です。 大きすぎるバッグやカジュアルな素材のもの、殺生を思わせる革製品は避けましょう。
結婚式の会場でよく見かける、ブランドのショップバッグも実はNG。 いくら高級なブランドのものでも、紙素材はフォーマルな場にふさわしくありません。
また、メインバッグと同じく、荷物の詰めすぎには注意が必要です。必要最低限の荷物だけを持ち込むようにしましょう。
▼結婚式のメインバッグは何をもっていく?
▼結婚式にふさわしい服装についてはこちらをチェック
準備を万全にして結婚式を楽しもう
以上、結婚式にお呼ばれしたらもっていくべき10アイテムと、持っていくと便利な5アイテムをご紹介しました。
慣れないことだらけの結婚式参列だからこそ、事前に準備できることはしておくのが当日を心置きなく過ごすために大切なポイント。
万が一のトラブルも想定した15アイテムがあればもう大丈夫です。
ふたりの門出を祝う素敵な1日を、思い切り楽しんでくださいね。
※ 2023年6月 時点の情報を元に構成しています
「ゲスト」 の キホン に含まれています