「隠れ里」にふさわしく静かで優雅な雰囲気

「残念」という程のことは特に無いです

費用は想定していた以上に掛かってしまいました。標準のプランに対して、衣装や装花のアップグレードを行ったことが大きかったです。また、私たちはゲストの人数をかなり絞り込んだため、収入面で難がありました。
したがって、費用を削るか、人数を増やすかで相当悩みましたが、最終的には私たちが重視した「アットホームパーティ」というコンセプトを守り、妥協せずに行きました。結果的に、大満足の結婚式が出来ました。内容に見合った費用だったと納得しています。

「隠れ里」の名のとおり、ちょっと現実離れした不思議な空間です。畳張りなので、新郎新婦もゲストも靴を脱いでお座敷に上がるわけですが、リラックスしたムードを演出するのに良かったと思います。小さい子供たちが這いずりまわっている光景が微笑ましくて良かったです。とにかく、一度下見に行かれることをおすすめします。

大好評だったのが、人力車の演出です。新婦を載せた人力車を新郎（私）が引いて会場に現れる、という演出が大ウケでした。また、車夫の方の立ち居振る舞いが素晴らしく、古き時代を偲ばせる立派な口上と、私たちの先導役として提灯を手に歩く姿がたいへん印象的で、後日それをモノマネするのがゲストの間でブームとなりました。文字通りの立役者でした。
実は検討段階で、費用を減らすため削ろうとしていた部分なのですが、削らなくてよかった...と胸を撫でおろしています。

妻は和装ｘ２、洋装ｘ１の３パターンを着用。費用が一番掛かったところですが、本人はもちろん、家族やゲストにも楽しんで貰えたので良かったです。試着段階では、納得のいくまで何パターンも試させていただき、親切に接してくださったサロンの方には感謝です。新郎の私は和装ｘ１、洋装ｘ１でした。洋装（タキシード）については、白やグレーなども進められましたが、自分の好みで黒を通しました。結果、車屋さんの雰囲気にも合い、選択としては間違っていなかったと思います。

私たちの場合、検討を始めてから式本番まで半年以上あり、じっくり余裕をもって話を進められたのが良かったです。プランナーさんとの打ち合わせでサロンに通うのが本当に楽しみでした。また、衣装スタッフやカメラマン、その他の色々な業者の方々と打ち合わせする機会があり、まさにチームワークで作り上げていった結婚式という実感があります。

最寄駅からのアクセスに多少不便さを感じますが、逆にそれが「隠れ里」の雰囲気を演出しているとも言えます。