チャペル&料理重視の方にオススメ！

お噂通り、とにかく全てが高いです。
1番最初の見積もりも厳しめに見積もってくださいとお願いしましたがどれも1番最低ランクのお値段が入っていたため、上がり幅はかなり大きかったです。
最終的には1番最初のお見積もりから100万ほどUP致しました。
どうしてこんなに単価が高いの？と思うところも多々ありました。
1番印象的だったのがお花、写真、映像ですね。
それ以外は相応のお値段だと思いますが、この3点は出来上がったものが素晴らしいとはいえ高すぎだと思いました。
アニヴェルセル自体はとても素晴らしい結婚式ですが、お金に物を言わせないといけない面が結構多いなぁという印象です。

まだ出来て2年ほどしか経っていないこともあって、かなり綺麗で無駄のない作りになっていました。
ほとんど新品状態のため、チャペルはまっさらすぎて歴史溢れる厳かな雰囲気とは少し異なります。
ですが、ロイヤルブルーのヴァージンロードや巨大なステンドグラスはやはり見る者を圧巻させます。
入場前にヴァージンロードの意味について語るムービー？が流れるのも印象的な演出でした。
個人的にはチャペルについては100点満点です！

披露宴会場についても、私たちの場合は30人前後の少人数結婚式だったため会場が広すぎて残念なことになるかな？と不安でしたが、そこまで空間が気にならないようなテーブル配置にして頂けたため、アットホームな披露宴にすることが出来ました。
またこちらも建物自体が新しいため、床に傷もなく、椅子も汚れのない綺麗な状態です。
披露宴会場も全部で7種類あるので、自分好みの会場が見つかりやすいのではないでしょうか。

ただ唯一気になったのはロビーとサロンの入り口です。
打ち合わせの人と当日参列者の方を分けたいのはわかりますが、せめてメインエントランスぐらい通らせてもらえないだろうかと不満に思ってしまいました。
特に前日大荷物でグッズの搬入を行った際もタクシーでわざわざ横付けしたにも関わらず、サロン側の入り口まで遠回りさせられ、さすがにイラッとしました。

アニヴェルセル独特？の演出は下記の3点かな？と思います。

・挙式中にある、牧師様がお父さんに問いかける確認の儀
・敷地内から少し出て外を歩くページェント
・デザートビュッフェ時に新郎がコックコートを着て入場

これ以外は特にオリジナリティ溢れる演出はありませんでした。
まず確認の儀については、新婦がお父さんから新郎に引き継がれる？時の演出なので、お父さんが恥ずかしがらなければやっても損はないと思います。
次にページェントですが、私はやらなかったので詳細は不明です。
ただページェントはメゾン側でしか行えませんので、ヴィラ側を選ぶと必然的に出来ないようになっています。
私はメゾン側でしたが、結構ページェントをやらなくてもチャペル周辺にはびっくりするぐらい一般の人の人だかりが出来ていました。
デザートビュッフェのコックコートは意外と評判が良かったです。
特に男性の友人などは新郎をからかう？ネタになっていて楽しそうでした。

私はウェディングドレスとカラードレスを1着ずつ、新郎はタキシード+お色直し用ベストを着ました。
提携先はタカミブライダルとFOURSIS&CO.の2社ですが、FOURSISはランドマーク…だったかな？あの辺りまで行かないといけないので正直面倒くさかったです。
結果、衣装は全てタカミブライダルにしました。

まずウェディングドレスについてはかなり豊富な種類がありました。
アニヴェルセル限定のデザインがあったり、ロイヤルブルーに映えるトレーン長めのデザインだったり、選んでいてとても楽しかったです。
ただカラードレスはちょっと…少ないかなーと思いました。
私はレッド希望だったのですが、あまりひねったようなデザインがなかったり、レッドのドレスがどれもデザインが似たり寄ったりだったり、これだー！と思ったら1着しかないとかサイズがない等。
ウェディングドレスよりもターゲットを絞っていたせいもあると思いますが、赤系のドレスをもう少し充実させて欲しかったです。

新郎タキシードはまぁまぁ種類はあります。
ですが、やはりドレスと比べると圧倒的に少ないですし、それほど選ぶレパートリーが豊富ではありません。
最低限どういうものがいいか決めていたら、結局2・3種類ぐらいしかないような感じでした。

また最後に小物打ち合わせがありますが、ここは結構重要な節約ポイントだと思います。
プラン内にベール、パールネックレスは入っていますが、本当に最低限のシンプルなものです。
ランクを上げるともちろん別料金がかかってきますし、ティアラもこだわると結構高いです。
ただ持ち込みは可能なので、ベールやネックレスだけでも持ち込んだ方がお安くなります。
ちなみに私は本物のダイヤのネックレスとティアラを借りましたが、セットで7万円ぐらいしました。
ベールも縁に立派なレース模様が入っているものにしたのですが、確か2万円ぐらいです。
あとグローブもマットなものにすると有料になり、だいたい5000円ぐらいでした。

正直プランナーの方が個人的にいまいちでした。
理由は思っていたよりお年を召した方だったのと、その分経験豊富で慣れているからかあまり斬新なアイディアなどは出して頂けなかったこと、そして融通を通してくれなかった点です。
もう少し若い方で自分自身と年齢の近い方の方が相談しやすかったなぁと思いました。
あと事前打ち合わせもした当日撮影のカメラマンが前日に急遽体調を崩され、代わりの人が来るということになり、その点も仕方ないとは言え少々不安が残りました。
まだ写真データを頂いていないので何とも言えませんが、希望通りの写真が撮れているのか未だに不安です…。
それ以外の方々は基本的にとっても気持ちの良い方たちばかりでした。
介添え人のヘアメイクスタッフさんはとてもフレンドリーで話しやすく、メイクもとっても上手です！
唯一いまいちな印象を受けたのは当日映像のエンドロールを撮影していた方です。
何だか終始無愛想で、友人が撮った写真にもところどころ写っているのですが、ほとんどどれも仏頂面。
せめて説明をしている時だけでももう少し笑顔を作って欲しかったです。

ロケーションとしては非常に最高でした。
みなとみらい駅からも桜木町駅からもパッと目に入ってくる広大な建物に、みなとみらいのシンボルである観覧車の麓という立地。
遠目には美しい帆船の日本丸が見え、絵に描いたような横浜らしい風景です。
ただ交通便としては少々微妙かな？と思います。
ほとんどのゲストが新横浜もしくは羽田から来る人たちなので、電車を乗り継いで来なければいけません。
また関東の地に馴染みがない人たちからすれば、みなとみらいと言ってもピンとこないようです。
遠方のゲストをもう少し考慮するのであれば、ホテルウェディングの方が良かったと思います。
でもホテルウェディング以上のホスピタリティがここにはあるので、後悔していません！