鳥取 米子・西伯エリアのゲストハウス「アクイール風彩の森迎賓館」の結婚式口コミ、費用や写真が満載。料理やスタッフ、進行演出、衣装や施設の評価をチェックしよう。
下見時 30代前半 女性
訪問日 2013年2月 (投稿2013年2月)
こちらは、大山エリアにある邸宅ウェディングや、結婚式場専門の施設と競合する
場所の1つ。
披露宴会場は1つのみで、天井が高く、解放感があり、白を基調とした壁のデザインなので
テーブルクロスやお花の色味がどんなものでも合うだろうな、という印象。シックにもフェミニンにも
対応できそうです。
披露宴会場は1つのみですが、家族だけでの「食事会」のようなものにも対応しているようで、
「10名」だけの親族のみのお祝いの席を、大きな会場を贅沢に使ってお祝いすることができる
ようになっているのだとか。会場の空きスペースでは、卓球台を設置して、親族同士が打ち解けることが
できるように工夫したり、待合室にはビリヤード台を置いて、ポイントをためて、そのポイントが、実際の
披露宴の際に、ポイントを使ったプレゼントなどに応募で来たり・・など、会場だけでなく、式そのものを
緊張せず飽きさせない工夫がさまざまな場所に見受けられました。
惜しむらくは、親族の着替えや友人のドレスの着替え、髪の毛のセットなどをする専用のお部屋の数が
少なく、当日、顔見知りでない者同士が、そういった場所で一緒になってしまうのは、少し申し訳ないと
いうか、気を遣わせてしまうだろうなぁ、と感じました。
実際に招待されたわけではないので、ウェディングプランナーの方から聞いた話なのですが、まず、こちらの
会場が一貫していることは「お料理に同じものはない。全てがその日のオリジナル」だということです。
ある程度決められた品数のコース料理が1万3千円、1万5千円、1万7千円の3ランクで用意はされている
らしいのですが、予算を抑えたい場合は、直接シェフと話し合って、価格を落とすことも可能なのだとか。
そして、ゲストへの招待状に「嫌いな食材、苦手な食材」を聞くのはもちろんのこと、「好きな食材」を尋ねて
おいて、当日のお料理の参考にされるそうです。ゲストの「●●様が、この食材がお好きだと伺ったので・・」と
言って提供すると演出としても心のこもったものとして喜ばれるそうですよ☆
また、欠やむなく席せざるをえないゲストのために、ビデオレターをもらいに、新郎とウェディングプランナーが
九州まで行ったりとか、ネットのスカイプ・サービスを使って、結婚式の様子を同時中継するために、これもまた
ウェディングプランナーが四国に、スカイプグッズを設置しに行ったこともあるのだとか。
全ては、新郎新婦だけでなく、その周りの招待客みんなに喜んでもらえるような時間を・・!との
あたたかい思いが伝わってきました。
もともと、こちらのアクイールは、衣装屋さんが発祥だそうで、ドレスには相当のこだわりがあるのだそうです。
提携のドレス屋さんはもちろんなく、自社で扱っているドレスを着るのが定番のようですね。
もちろん、香里奈・うの・ローラ・・など著名人プロデュースのドレスも扱っているそうですが、おすすめは
自社オリジナルのイタリア人デザイナーの作る「シルクのドレス」。日本のものは、大体がポリエステルで
作られているものが多い中、シルクは繊細な生地の分だけ、たった5回ほど着ただけで、もう新しいものを
縫わないといけないほど、繊細なのだそうです。
ということは、必然的にドレスのお値段は日本のものと比べると高くなりますが、「5回着たら、もう次は
新しいもの」ということは、ほとんど常に新しい状態でドレスがレンタルできるということなので、オーダー
メードに近い感覚があるかもしれませんね☆
ちなみに、ドレスは量産性ではなく、全てが手縫いだそうです!(驚
婚礼料理試食会の内容は、「前菜盛り合わせ」「メイン(牛ヒレ肉のロッシーニ)」「デザート盛り合わせ」「飲み物」でした。
結果的に言えば、とても満足のできる内容でした。大山という、お野菜もお肉も、地物に恵まれた環境ゆえか
地元の新ものを使ったアスパラガス、蟹のほぐし身を入れ、クリーミーなソースで味付けしたものを、
赤大根(紅芯大根でしょうか。)で包んだもの、車海老を葱のソースでアクセントをつけて味付けしたもの・・
など、オリジナリティの感じられる軽いフレンチの前菜で、好印象!
昔ながらの、生クリームたっぷりの古典的フレンチではなく、鳥取県西部地区ではまだ珍しい、軽めのフレンチ
だったので、まず、前菜で心を持っていかれてしまいました。盛り付けも、季節を先取りした「桜の花」があしら
われていて、見た目にもきれい。
私は、お料理に主眼を置いていて、今までにもミシュラン格付けのお店のフレンチをいくつか食べてきましたが
そういった繊細さの感じられるお料理に通ずるものを、ここ「大山」というエリアで食べられたことが
できるのは、すごく大きなポイントだと思いました。
ちなみに、シェフは、毎朝、お魚やお肉を自ら選ぶそうで、納得のいくものに出会えるまで、「他のものに
交換してください」と粘るのだとか(笑)
そのため、披露宴のお料理は「本日のお魚料理」「お肉料理」という枠はあるものの、その時期に獲れる一番
美味しいもの、シェフの目利きにかなったものが、とうじつお皿に並ぶのだそうですよ☆
メイン料理は、定番の牛肉とフォワグラの組み合わせだったため、少し胃もたれしてしまいましたが、
これも、事前の打ち合わせで、もっとさっぱりとしたものがよい、こういった食材を使ってほしい、
など、シェフと事前に何度も打ち合わせができて、オリジナルのお料理を創り上げていけるのが大きな
特徴であり、魅力だと思いました。
婚礼料理試食会に伺った際、訪問者は、私達カップル2名だけだったのですが、出迎えてくださった人数にまず
驚きました。
支配人、音響担当の方、ホール担当の方、シェフなどなど。わたし達2人のために、おもてなしをしてくださって
いる、というあたたかい気持ちが伝わってくるスタッフさんばかりで、照明のタイミングもスタッフがタイミングを
はかって点灯してくれたり、挙式会場の見学をさせてもらっている際には、「You raise me up」の感動的な曲が
流れるようになっていたりと、スタッフの連携がよくできているなぁ、と感心する点がさくさんありました。
また、最初に「ブライダルシート(個人情報シート)」のようなものに名前を書いたところ、試食会の会場では
それぞれ、私達カップルのネームプレートが用意されていて、短時間でそんな嬉しいサプライズ演出もできるのだなぁ
と、感心しました。お料理の最後に出てきたデザートプレートにも、チョコレートで書かれたそれぞれの名前の
デコレーションがあり、「できることは何でもしたい」といったスタッフの方々のおもてなしの心が伝わって
きました。
「大山エリア」の挙式場ではありますが、住所では「伯耆町(旧・岸本町)」なので、比較的標高も低く、
ウィンターシーズンも、雪で車が上ってこれないほどの積雪には、なりにくい場所だと思いました。
(他の大山エリアの挙式場と比較した場合)。
とは言え、平地に比べると高い場所にあるので、お天気の良い日などには、デッキから見える夜景が
すごく綺麗なのだそうです。
遠方からのお客様が多い場合は、米子駅からの送迎などが必要になってくるかと思うので、バスの
手配をお願いした方が良い場所だと思います。(確か、専用の送迎バスがあるはずです)
ホームページを見て、式場に直接。
あなたの疑問は解決しましたか?
わからない事があれば、この式場に決めた先輩花嫁・花婿に相談してみましょう
会場名 | アクイール風彩の森迎賓館 |
---|---|
挙式スタイル | 教会,神前,人前 |
住所 |
鳥取県西伯郡伯耆町小林123-45
アクセス情報へ > |
費用・コストパフォーマンス
今回は、婚礼料理の無料試食会に伺いました。
コストパフォーマンスといっても、実際のお値段がわからいので
お料理のおいしさ、提供のタイミング、スタッフの接客の心地よさなど
トータルでの判断として、点数をつけさせていただきました。