モダン和婚。幅広い年代にお勧めです。

初穂料は他の神社と比べるとやや高額という印象ですが、その他の満足度が高かったので特に問題と感じませんでした。

2011年に建て替えたばかりの神社です。元々近所に住んでいたのですが、昔の鬱蒼と木々が茂っていかにも歴史ある神社、という風情と比べるといかにもガラス張りでモダンな今の神社について多少違和感を覚える方もいるかもしれません。しかし全面を石張りにした結果ゲストの女性もヒールの踵を気にする必要もない等、結果的に神式の結婚式場の中では非常にゲストに優しい式場になっていると思いました。ゲストに高齢者が多かったのですが、控え室への移動もエレベーター完備、トイレもバリアフリー対応など、高齢者のゲストには特に優しい造りだと思います。これで神楽坂の駅がエレベーター対応ならなお良かったのですが…。
こちらの神職の皆さんは結婚式以外でも、昔から良い感じに砕けているというかある意味大ざっぱです（笑）権威を求める方には不満かもしれませんが、個人的にはこのくらい砕けていらっしゃる方が結婚式をお願いする相手としては丁度良かったです。

境内の参進、神楽舞奉納など神式の結婚式としては一般的です。しかし前述のとおり女性や高齢者にも優しい石張りのフラットな境内で古式らしい参進をできるのは現代の和婚らしくて非常に良いと思いました。他の有名大規模な神社のようにほぼほぼ同じ時間に複数の花嫁行列がかち合うこともなく、式の初めから終わりまでは貸し切り状態なところも良かったです。神楽坂という土地柄上外国人観光客も非常に多いので、花嫁行列はちょっとした見せ物状態でした（笑）
衣装や美装、フラワー、料理、引き菓子など基本的に神楽坂の近辺のお店と提携でしたが、どれも満足度は高かったです。特にお引き菓子についてはゲストから後でわざわざ「あのお菓子が美味しかった」と言われるほど好評でした。

黒引き振袖＋洋髪にしました。元々黒引き振袖を希望していたのですが、赤城神社オリジナルの黒引き振袖を試着してみたところ年齢を選ばないデザインで、水色やグリーンなどの現代的な差し色の柄も入っていて一番洋髪に合っていたのでそれに決定しました。来賓の年配の方々にも非常に好評だったため、赤城神社オリジナルのものにして正解だったと思います。

プランナー含めて皆さん神社の近所にお住まいや近所のお店の方のため、和気藹々とした雰囲気で最後まで進めていただけました。神社オリジナルの黒引き振袖にしたのですがフラワー担当のお店も美装のお店も神社の衣装のことをよく把握していらっしゃったので話が通じやすくてとても良かったです。当日も和やかな雰囲気で準備を進めていただいて、母親、義母共々緊張がほぐれました。

ロケーション的にけして悪くはないのですが、近辺のホテルが早めに埋まってしまうため遠方のゲストの場合早々に部屋を押さえておいた方が良いと思います。