宮城 仙台市エリアのその他「知事公館(宮城県)」の結婚式口コミ、費用や写真が満載。料理やスタッフ、進行演出、衣装や施設の評価をチェックしよう。
本番時 40代後半 女性
挙式日 2012年10月 (投稿2012年11月)
知事公館に牧師や神主を呼んでの挙式はできません。
私たちは今どき流行りの「庭での人前式」は好みではなかったので、
挙式は母校の礼拝堂で行うことにし、挙式会場には使わず、披露宴会場としてのみ使いました。
当日雨になったので、どのみち庭での挙式はできなかったのでこれで良かったと思います。
館内は土足禁止なので、来賓は全てスリッパに履き替えなければいけませんが、
新郎新婦は靴の着用を交渉して認めてもらいました。
(この辺は交渉次第で変わると思います)
会議室1を披露宴会場として使用し、会議室2をアフターパーティー会場として利用しました。
最大36人収容ですが、大人36名にフルコース料理ではかなりテーブルが
狭い感じがしましたので、各列一人ずつ減らして33名にしました。
ゲストと私たち、ゲスト同士の距離が近く、アットホームな温かい空間になりました。
靴の着脱で玄関は混み合うかと思い、ゲストにはスリッパ履き替えの旨を
できるだけ事前に連絡しておき、
受付と退出の時間を調整してゲストが重ならないように工夫しました。
トイレの数が少ないので、私たちはムービー上映などをせずに、
お色直し退出後の15分を休憩時間とし、ゲストがトイレに集中しないようにしました。
全てのスケジュールをきっちり入れてしまうと、披露宴途中で離席する人が
かなり出てしまいますし、席の配置上、途中離席はかなり目立ってしまうので
ゲストがトイレに行きにくくなります。
また、新郎新婦の控室が必然的に一緒になってしまうので、サプライズ感を出すため、
私たちは新婦の支度が終わったころに新郎が控室に来るように工夫しました。
高砂とゲスト席でいっぱいになりますので、テーブルラウンドは大変ですし、
会場のボリュームのある装花やキャンドルタワーなどはかえってじゃまだと思い、
ドレスの直径と動線を考えて会場デコレートを工夫しました。
私たちはテーブル装花も最小限にし、キャンドルサービスやケーキカット、
スタンドマイクやビデオ撮影もやめましたが、それでも会場内は一杯な感じがしました。
やりたいことと、ゲスト数を十分検討した方がいいです。
会場を十分下見した上でプログラムや演出を決めればマイナス点はかなりカバーできます。
私たちはペーパーアイテムを充実させたり、グループ対抗クイズ、
フォトコーナーでの写真撮影など、席をあまり移動しなくても楽しめる演出に力を入れました。
自分たちのやりたいことをやる、というよりもゲストと一緒に楽しむ、
という考えで演出を工夫しましたが、ゲスト全員とゆったり話が出来て大変好評でした。
会場の関係で演出は最小限にしましたが、それを補って余りある会場の雰囲気でした。
好みの問題ではありますが、プリンセスラインや長いトレーンのドレスは
知事公館には向きません。
そのドレスでテーブルラウンドを無理にすると、ドレスがイスに引っ掛かったり、
ゲストにその都度よけてもらったりと、ゲストに負担を強いることになります。
会場がレトロでクラシカルなので、その雰囲気にあわせたドレスを選ぶと
より素敵だと思います。
私たちは挙式の礼拝堂でトレーンのあるノーブルなドレスと
カテドラルレングスのロングベールを着用し、
知事公館ではAラインのコンパクトでクラシカルなドレスに替えましたが、
その方が動きやすく会場の雰囲気にも合って好評でした。
お色直しのカラードレスもフリルの多いゴージャスなものやプリンセスラインだと
テーブルラウンドが出来ませんので(ゲストを極力減らせば別ですが)、
私たちは色を華やかなものにし、形はスリムでシンプルなデザインにしました。
私たちの依頼したブライダル会社は衣装の持ち込みは無料でしたので、
ドレス・小物とも自分たちで用意し、自分たちで搬入しました。
手間はかかりましたが会場と自分に似合うドレスのコーディネートができ、
なおかつ安価でしたので満足しています。
白ドレス2着、カラードレス1着(全てオーダー)、ベール、ティアラ、ドレスごとに
すべて違う小物にしてもトータル40万円ほどでしたので、
普通のホテルでの1着分のレンタル料以下で済みました。
コーディネート会社を通して、ケータリングも行う仙台市内のLという
フレンチレストランをお願いしました。
フレンチのフルコース全部で9品、それにコーヒーとデセールを付け、
キャビア・フォアグラ・トリュフの3大珍味も取り入れたメニューにもかかわらず、
一人当たり13,650円と良心的でした。仙台牛と石巻産の白身魚を使ってもらうなど、
宮城県の食材にもこだわり、口直しのグラニテなどにも対応してもらいました。
それとは別に15名程度分のスイーツビュッフェを付けました。
コーナー仕立てにし、36,750円、スイーツビュッフェのドリンクはサービスになりました。
事前に試食もし、料理の内容についてやプログラムにあわせたサーブのスピードなど、
かなり希望をとり入れてもらいました。
大人のゲストが多いのでドリンクにもこだわり、ソムリエにお願いして
料理にあわせたワインをそれぞれ何種類かセレクトしてもらい、
ほかにスパークリングウォーターなども追加して3,675円でした。
デセールの時もコーヒー以外にも紅茶・ハーブティーを用意してもらい、
料理、ドリンクともに大好評でした(特にワイン)。
ゲストにグルメが多かったので料理で満足してもらえたことは大きかったです。
当日、過不足のあった点についてはこちらから交渉して一部返金してもらったりしました。
知事公館には厨房はありますが専属シェフはいませんので、
どこかのレストランに入ってもらう必要があると思います。
自分でアレンジするのであれば好きなレストランと交渉次第です。
ブライダル会社の方とレストランの方が入りましたが、
基本は自分たちと友人で行いましたので、
プロとアットホームなサーブの役割分担が出来、大変満足しています。
ここはどの会社に入ってもらい、いくらかけるかによって満足度が
大きく異なる部分だと思います。
ロケーション、建物ともに大変素晴らしく、東京の小笠原伯爵邸や自由学園のような
結婚式を仙台で挙げたいという方には絶好の場所です。
レトロでクラシカル、落ち着いた雰囲気ですので、カップル、ゲストともに
大人の人にお勧めです。
立地、建物に関しては文句なく素晴らしいです。
高台からの一望も美しく、仙台の街並みを堪能してもらえます。
ただ、一方通行が多く、道が分かりにくいので、土地勘のない人は
ちょっとつらいと思い、挙式場からシャトルバスを別途手配しました。
季節的に紅葉が美しい予定でしたが、雨だったことと、
まだ紅葉には早かったのが残念でしたが、こればかりは自分たちで
どうにもできないことなので仕方がないと思います。
駐車場はきちんとあり、6台以上停めることが出来ました。
私たちは歴史と伝統のある建物で、正統派のキリスト教式挙式と披露宴を行いたいと思い、
様々な下見を重ねました。
ここで絶対結婚式を挙げたいと思ったのですが、庭での人前式と、
大手ブライダル会社の手法がどうしても馴染めず、一時は断念しかかりました。
10か月前でも既に仏滅しか空いていなかったのも難点でした。
しかし、宮城県の施設で歴代知事の住居や迎賓館として利用されている
歴史と伝統のある知事公館は建築物としても素晴らしく、
他県の人にも宮城県の良さを知ってもらいたいと思い、
なんとかして知事公館を使いたいと思いました。
最終的には、お日柄は仏滅にし、母校の礼拝堂での挙式と知事公館での披露宴
という組み合わせにしました。
普通の結婚式ではなかったので、ゲストの皆さんも大変喜んでくれて私たちも嬉しかったです。
結婚式当日が雨でしたので、桜の季節にもう一度ロケフォトをしたいと考えています。
もし1社と予算が合わなくても、行う方法はいくらでもありますので諦めないでください。
知事公館は本当に素敵です。
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会場名 | 知事公館(宮城県) |
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住所 |
宮城県仙台市青葉区広瀬町5-43
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費用・コストパフォーマンス
知事公館の場合、自分たちでどこまで頑張るかです。
会場そのものの利用料は7万円程度です。
料理、搬送など外部にどれだけ委託するかで金額は大きく変わってきます。
私たちは引き出物も自分たちでセットし、お色直しのドレスやギフトなどは
すべて自分たちで持ち込みました。
会場デコレーションも事前に自分で搬送し、友人に当日セットしてもらいました。
持ち込み料などは一切発生しないブライダル会社に委託しましたので最小限で済みました。
私たちは自分たちでかなり頑張りましたので、手間と時間はかかりましたが
予算は少なく済みました。全てはブライダル会社次第だと思います。