渋谷から電車で約10分の桜新町にある「虎幻庭」。広大な敷地の中の庭園での人前挙式や「桜神宮」での神前式。大切な人へ大切なことを誓う、日本元来の「祝言」と呼ばれる挙式も可能です。築年数100年以上の日本家屋での披露宴。かけがえのない大切な方だけをお招きするスタイルの結婚式なので、1人1人とゆっくりお話できます。
下見時 30代前半 女性
訪問日 2014年7月 (投稿2016年3月)
ゲストの待機場所は別棟のテラスで外気にさらされている為、夏、冬、雨、風の強い日は厳しい。
暖房や雨よけの対策はされているとのことですが、一番おもてなしするべきゲストの待機場所としてはふさわしくないと思いました。
人前式の会場は荘厳な感じではなく、手作り感を感じ、ここで式を挙げたいという感じにはなりませんでした。
敷地全体を見ると、真夏は日差しと虫、梅雨は雨、真冬は寒さが気になる上、ゲストに動いていただく距離があり、若干不便だなと思いました。
披露宴会場は個人宅のような雰囲気で、非日常な空間というより、自宅でおもてなしをするような雰囲気です。
広さは狭いですが、アットホームな感じを求めるのであれば特に問題ないと思います。
気になったのは、畳敷きの隣の板間の部屋です。
畳敷きの部屋より一段低く作られており、空間としての格差があります。
また、高砂に対して距離があり、柱も多いため、ゲストにご着席いただくには申し訳ない感じがしました。
ギリギリ親兄弟が座るのであればしょうがないかな…と思いますが、遠方から来る親戚には心苦しい空間でした。
窓から見える風景も石の築島である為、風景を楽しむという感じではありません。
人力車の演出が車夫さんの口上などもあり目新しかったです(10万円)。
その他、芸者三味線、鏡開きなど、和の演出の選択肢があります。
提携衣装先はブライダリウムミューさんです。
牛肉一切れを3種類と、バーニャカウダ、デザートの試食でした。
シャトーブリアンは言わずもがなですが、これだけで全体の料理の質をジャッジするのは早計です。
バーニャカウダは普通。
期待値が高過ぎた為残念でした。
設定コースは四種類。料理に拘るなら一番上か上から2番目のメニューが良さそうですが、節約の場合は一部料理入替で対応する余地はあります。
若い男性のプランナーさんでしたが、今までいろいろな会場でお会いしたプランナーさんの中で、一番最低な方でした。というより、他の会場にこんな失礼な対応をされた方はいらっしゃいませんでした。
実は当初、この会場が本命だったのですが、男性プランナーさんの対応で二度と行きたくない場所になってしまいました。
言葉は丁寧で、笑顔で対応もしてくださるのですが、会話の内容が一見寄り添うように見えて独りよがりなのです。
電話でのヒアリングで非常に失礼なことを何度も言われ(ご本人は自覚がないと思いますが、あんな対応をされたのは初めてです。)、見学を辞めようと思いましたが、会場自体の評判も良かったし気を取り直して伺いました。
現地でお会いしても、時折出る失言に心が悲しくなることが度々あり、今思い出しても腹立たしい気持ちになります。
ご自分や会社の都合があっても、それに相手をねじ込んだり、否定したり、他客と比較、優劣をつけたりするのは、不愉快極まりないです。
ご本人に自覚がなくても、客にそれを感じさせるのは、接客業として失格だと思います。
私は一生に一度の晴れ舞台として、お世話になった方々に失礼のないよう、真剣勝負で会場の見学に行っていました。
彼の接客はその気持ちを見事に踏みにじりました。
残念な気持ちでいっぱいです。
駅から遠く歩きます。事前に聞いていた時間よりももっとかかりました。
実際にヒールで歩いてみましたが、足が痛くなった上、初めて行く場所だったので随分遠く感じました。
ご年配の方、高いヒールをはいた女性、妊婦には十分な配慮が必要です。
また、雨の日には厳しい距離です。
「限定招待」「ふたりだけの」「祝言」など、特別感を醸し出す演出や、セレクトのセンスの良さなど、運営会社さんのプロデュース能力はさすがだなと思います。(それにしてもプロデュース料がかかりすぎですが。)
ハードの足りない部分をセンスで補っています。
装花のアンダーザツリーさん、写真のイースターエッグさん、引き出物のセレクト、どれもハイセンスです。
虎幻庭さんの他の系列の会場も気になり、プロデュース会社さんのブログなど毎日見ては夢を膨らませていました。
社長さんのセンスや考え方が素敵だなぁと思っていたので、虎幻庭さんに見学に行くのが楽しみでした。
しかし、プランナーさんの接客で夢はぶち壊され、2度と行きたくない会場になってしまいました。
結婚式の準備で一番腹立たしく悲しい思い出です。
口コミがよかったのでまさかと思いましたが、たくさん行った会場の中で一番最悪な接客でした。
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会場名 | 虎幻庭 |
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挙式スタイル | 教会,神前,人前 |
住所 |
東京都世田谷区弦巻4-14-1
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費用・コストパフォーマンス
非常に高いです。
一人当たりの金額で換算すると、御三家ホテルと同じぐらいでした。
それにしてはハード面で不足の部分があり、コストパフォーマンスは良くないです。
挙式、装花、美容(衣装含む)、演出、写真、印刷物、引き出物、それらに10%のコーディネート料がかかってきます。
またその上に消費税がかかるため、オプションをつければつけるほど跳ね上がっていきます。
装花の節約を聞いてみたら、「空間装飾という考え方で考えてほしい。」ということで、それなりの価格がかかりそうです。
衣装の持ち込み料は1点3万円です。
ガーデン人前式は10万円。デザートビュッフェの会場使用料5万円。母屋会場使用料15万円。引き出物持ち込み料1点につき400円。引き菓子等持ち込み料1点200円。
あれもこれもとやりたいことを乗っけていくとすごい金額になります。
本当はやりたいことをリーズナブルな価格で全部やれることが素晴らしい会場だと思いますが、希望の中で優先順位をつけて折り合いをつけていくことが必須となります。
それでもどの項目も設定価格が高めなので、予算オーバーする結果になりそうです。
新郎新婦自身のためにかかるソフト面での費用が相当高額になります。
費用対効果で考えるとそのバランスが保たれてないような印象を受け、効果は新郎新婦の自己満足は満たされるものの、ゲストが心地よく過ごせるようなハード面には反映されてない感がします。