スタッフと共に作り上げていく結婚式

おさえるところはおさえたい、とは思っていましたが、まずはゲストにおもてなしの気持ちが伝わるか、ということを中心に考えました。費用を削ってしまうことで、自分たちのしたいと思っていたことが、できなくなる範囲での費用の削減はせず、二人で相談して、二人らしい結婚式にする為には、絶対に必要かそうでないかで、削っていきました。

結局自分たちが思っていた金額よりは高くなってしまいましたが、したいことを我慢するよりは良かったかなと思います。また、ゲストにおもてなしの心が伝わったようだったので、嬉しく思います。

神戸らしい洋館造り、緑いっぱいの敷地内、ロケーション撮影要らずの素敵な日本庭園。さすが重要文化財だなぁ、と思う点ばかりです。

私がブライダルフェアで、見学させて頂いた際は、新館の改築前でした。改築前の新館の、張りがむき出しのログハウスのような雰囲気が好きだったのですが、改築後はがらりと雰囲気が変わっていました。個人的には改築前の披露宴会場が好きだったのですが、高砂のソファも変わりなくあるし、壁の緑のラインも好きな色だったので、改築後の披露宴会場も好きになりました。また、テラスに屋根がついたことで、雨の日でもテラスを使い、デザートビュッフェができる点が、天候に左右されずとても良いな、と思いました。

チャペルはガラス越しに木が見えて、まるで森の中で結婚式を挙げているような雰囲気です。最初、写真を撮る際の逆光がどうなのか気になっていましたが、逆光にはならないことを教えて頂き安心できました。階段が多く、お年を召した参列者には厳しいなと思いましたが、『スタッフがお手伝いします』という力強い言葉に不安は無くなりました。

最初、あまりこだわりがなく、どこをどう決めていけば良いのかも分からない新郎新婦だったのですが、分かりやすく説明して頂いたり、タブレットで実際の写真を見せて頂き、少しずつイメージが湧いていくようになりました。

最終打ち合わせ間近になると、変更点も出てきて、時間との兼ね合いもあったりで、何かを削らなければならないかな、ということがありましたが、要望通り叶えて頂けるような、スケジュールの組み方を何とかして貰えました。要望をただ聞くだけでなく、アドバイスも頂き、とてもスムーズに打ち合わせが進んでいきました。

ブーケセレモニー、ベールダウン、パラシュートベア、バルーンリリース、デザートビュッフェなど、やりたいことを盛り込み、オリジナリティが出たかなと思います。また、ゲストに楽しんで頂けるような、受付や待合スペースにしたい、という方には、貸し切り感のある、この式場はオススメです。実際に私も手作りのグッズを持ち込み、思うように飾らせて頂きました。

担当の方が最初から最後まで変わらず、また前回話したことをよく覚えて下さっていて、信頼できました。ウエディングドレスもカラードレスも、納得のいくまで試着させて頂きました。ドレスを試着する際、ヘアセットもして頂け、より実際に近い形で着ることができ、イメージしやすかったです。試着するまでドレスの形の違いや名称について、何も知らなかった状態で行ってしまったのですが、丁寧に教えて下さり、当日はＡラインのチュールで中にお花がたくさん付いている、トレーンの長いドレスに決定しました。カラードレスはミントグリーンのラメが散りばめられている、Ａラインのものを選びました。

ブライダルフェアに行った際、ここの式場に決定した一番の理由が、おもてなし精神の高さです。私たちの『ゲストをおもてなししたい』という、唯一のこだわりを、一緒に実現してくれそうだと感じました。

様々な分野のスタッフがいる中で、どの人たちも私たちのことを知ってくれていて、連携が取れているのだと、とても安心しました。

結婚式当日も、新郎の余興の際、自前のサングラスをかけて、一緒に踊って頂き、盛り上げて下さりました。みなさんいつ見ても笑顔を絶やさず、温かい人たちばかりでとても嬉しかったです。

道路沿いにありますが、それを感じさせません。一歩敷地内に入ると異空間です。

須磨駅や月見山駅から、徒歩なら結構距離があります。しかし、結婚式当日は無料シャトルバスを２本貸し出して頂けたので、参列者の方々もバスに乗って来られる方が多かったみたいです。私は何度か須磨駅からタクシーで訪れましたが、ワンメーターかワンメーターちょいで式場に行けました。シャトルバスの停留所も、新神戸駅か須磨駅かで、こちらで選ばせて頂けました。