お料理の味と内容、会場全体の雰囲気。

配膳の仕方と配膳スタッフ。

真っ白な結婚式場、真っ白な披露宴会場、というところが多いなか、こちらは全体的にダークブラウンで重厚な雰囲気。木造りっぽい感じ。落ち着いていて、高級感と、なんともいえない趣きがありました。中庭に池、鯉、竹が生えていたり、松明が燃えていたり…とても雰囲気のあるナイトウェディングでした。式場は白や緑の雰囲気がありつつもやはり木のブラウンが印象的。こじんまりとしていましたが、人数が少なかったので、アットホームで良いと思いました。派手な式場ではなくこのアットホームな式場を選んだところに、新郎新婦らしさを感じました。

ナイトウェディング…松明が揺らめく池のほとりから、打掛を纏った新婦が登場する演出はとても幻想的で、華やかなのに落ち着いている、素敵な演出でした。生い立ちのムービー上映はアットホームな感じ。どこに予算を多く使ったのかがわかる感じ。でもそれは悪いことではないと思います。

クロークやタクシー手配のスタッフはテキパキしていたし、感じがよかった。配膳のスタッフも、悪くはなかったけれど…大事な披露宴の進行中、そちらの話に集中したいのに、それに負けじと大きな声でメニューの説明をされた。短時間でテキパキと進めなくてはならないのはわかるけれど、一生に一度しかない披露宴…進行内容に集中したいのにどうして配膳スタッフの長い説明に耳を傾けなければならなかったのか…その時間の新郎新婦やゲストのやりとりをもっと見たかったです。まだ開けていないお椀料理を下げようとしたり、新郎新婦の生い立ちのムービーの上映中に新しい料理を持ってきて話しかけたりと、時間内に全部の料理を出すのにいっぱいいっぱいという感じでした。

遠方から来る者にとってはわかりにくい場所ではありましたが、タクシーを使ったのであまり問題はありませんでした。