落ち着いた会場で美味フレンチ

単価自体は他会場と変わりないが、プラン設定が日付限定でしかないので、料理や衣装次第では高くつくかもしれない。
披露宴の飲み物メニューに関しては、一番手頃（3,500円）のコースにビールが入っておらず、5,000円のものにグレードアップする必要があった。（コースになくとも、ゲストが追加で頼んだ分だけ支払いも可とのこと）
花に関しては披露宴会場のテーブルくらいなので、ほとんどかからない。

全体的に円や和をモチーフとしたスタイリッシュモダンな造り。木目調で落ち着いた雰囲気。

待合室となるバースペースには普通のテーブルのほかに仕切のついた半個室が5つほどあるが、決して広くはない。ここでフラワーシャワーや記念撮影が行われる。

ドレスが映えるようにモスグリーンで統一された挙式会場は、華美な飾りを廃したシンプルな造りで、きらびやかさはないが、落ち着いた印象。面積自体は狭いが、天井の高さがある程度確保されてるため、閉塞感はない。

披露宴会場は普段レストランとして使用されており、壁一面がガラス張りで銀座の街並みを一望できる。
新郎新婦も、ゲストと同じ丸テーブルに座る。絨毯は柔らかく、ヒールでも疲れにくいらしい。

ただ、ビルのワンフロアなので、全体的なスペース不足は否めない。例えば、控室は新郎新婦を入れて3つあるが、2つを両家控室とすると更衣室がない。1つを更衣室とすると、両家を1つの控室に入れる必要がある。

アイコニックセレモニー（人前式）がウリ。
これは、挙式時に会場の照明を落とし、新郎新婦・両家夫婦が持つキャンドルからゲストのキャンドルへ火を移していき、全員に火が渡ったら一斉に消す儀式のこと。その一体感が喜ばれるらしい。

会場演出も特に変わったものはなく、式を挙げた方々のアルバムを拝見すると、逆に装花が少ない印象。

シンプルで落ち着いた式に向いていると思われる。

プランナー：陽気で気さくな方だったので、相談もしやすかった。自分の経験談やこれまでに担当した挙式から、いいところ、悪いところもはっきりと伝えてくれたので、よく参考になった。

メトロ銀座一丁目駅が最寄りだが、JR有楽町駅からも徒歩数分なのでアクセスは良好。
ビルの9階に位置し、眺めもよい。