都心からほど近い若松河田駅より徒歩1分。道行く人も思わず足を止めて眺めるスパニッシュ様式の邸宅「小笠原伯爵邸」。 ミシュランの星を獲得したお料理はスペイン料理ならではのおもてなしでゲストを楽しませます。伯爵邸内だけでなく四季折々の花と緑に囲まれるガーデンウェディングも小笠原伯爵邸の人気スタイルです。
下見時 30代前半 女性
訪問日 2014年10月 (投稿2014年11月)
建物の雰囲気は他にない特徴をもっていてとても素敵です。
全体的に歴史的建築物ながら重苦しい雰囲気はなくて明るく、
リゾート地的を思わせるところもあります。
ステンドグラスなどもかわいらしく、
ひとつひとつのお部屋もとても魅力的で、特にシガールームなどは
ここで写真をとったら素敵だろうなぁとつくづく思いました。
挙式はガーデンのガゼボというかテントのようなスペース。
お天気が良ければ和やかで素敵な式ができそうです。
ただ見学に行ったのが秋、という季節的なものもあるかと思いますが、
せっかくのお庭の手入れはもうひといきかな、と感じました。
なんとなく植物全体的に元気がない感じでした。中央の大きなオリーブの木は素敵でした。
ここの最も気になった点は特に着席の場合メイン会場となるダイニングです。
会場自体が70名以上からの受付設定なのですが、70名全員はお部屋のなかに入りません。
親族席は、テラス側の回廊、言ってしまえば縁側的なところで、
メインダイニングの様子は柱と扉の合間から覗くようなかたちになってしまいます。
基本的に様々な部屋やガーデンを移動しながらの、立食パーティースタイルが会場側の
お勧めスタイルなので、「メイン会場」ということを求めること自体、
この会場には向いていないのかもと思いました。
かなり自由度が高いです。
いわゆる披露宴のイメージでなく、
欧米のようなフリースタイルのパーティーをしたい方にはぴったりだと思います。
提携があり、他は持ち込み料がかかるようです。
スパニッシュ料理。立食のピンチョススタイルか、コース料理を選びます。
コースの場合は、普段レストランで提供しているスパニッシュ料理ではなく、
スパニッシュを意識した、フレンチに近いイメージとのこと。
食材も日本人に馴染みのあるものを使ったいわゆる「披露宴料理」だという説明でした。
設定価格は一種類のみです。
ミシュランの星もとっているとのことですが、こちらから聞かないと
お料理の説明は皆無で、おいしいのは当然という意思表示なのか、
あまりアピールポイントではないのだろうか、とちょっと驚きました。
案内して下さった方は、さばさばと要点を押さえてご案内して下さいましたが、
やや高圧的というか、こちらの要望を聞き出すというより、うちはこういうスタイルですから、
ここでやりたいなら、それに合わせてください、という雰囲気がありました。
また会場の構造として、少し不安な点
(ガーデンとの行き来は常に正面玄関から回り込まないといけない、親族席が見えにくいなど)を、
何か解決方法、回避方法があるのかと尋ねると、
「なんとかなります」「ゲストや見えにくいと思った人に自分で動いてもらえばいいんです」
などの一点張りで、もし色々とご相談しても、
あまり建設的な解決方法は提示して頂けないのだろうなと感じました。
また下見に行った他の会場と比べ、館内ですれ違う方々もほぼ挨拶などはしてくれず、
圧倒的に無愛想な印象だったのが残念です。
大江戸線の駅出口さえ間違わなければ、すぐに全景が見えますので、都内の方ならアクセスは良いと思います。
建物は本当に素敵です。
パーティー慣れしている方、ゲストも立食や頻繁に移動をする披露宴のスタイルに
違和感がない方でしたら、満足できる会場なのではと思います。
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会場名 | 小笠原伯爵邸 |
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挙式スタイル | 教会,人前 |
住所 |
東京都新宿区河田町10-10
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費用・コストパフォーマンス
貸し切りのできる会場としては特別高いとは思いませんが、
安くはないなという印象です。