都会的で豪奢なウェディング

外資系高級ホテルのため価格は相応の物となり、コストパフォーマンスを第一に考えるのであれば国内ホテルの方が良いだろう。
メイクや小物などホテルに頼むと色々なところで費用が積みあがっていく。
ただ、ホテルのラグジュアリー感など、ゲストの満足感はかなりのものが得られるはずなので、目に見えない点を考慮した満足感はかなり高いものと思われる。

ロビー、披露宴会場、トイレに至るまで内装の高級感はさすがのもの。そして各フロアのロビーも非常に広く、ゲストを十分に収容できる。
歴史ある国内ホテルだと内装の古さが目に付くが、グランドハイアットは出来て10年ほどなのでまだかなり新しい。宿泊部屋も広くはないが良い雰囲気だった。

結婚式場はホテルのチャペルでは他に見ない豪華な会場で独立式。このチャペルのためにグランドハイアットを選ぶ人がいるのも頷けるシックな雰囲気の場所だった。

演出は基本的なプラン以上のことはしなかったが、オプションで木漏れ日ライトやカラーライト、外付けスピーカ－など、様々な追加設備や演出が可能であり、かなり自由度は高いと感じた。ムービーはエンディング以外持ち込みにして費用を抑えた。
また、高砂に設置するいわゆる女優ライトは写真写りが良くなるので必須のオプションだと思う。

衣装は提携のレノスを利用。自分のサイズの衣装がなかったため、新たに作成してもらったため、当日は新しい衣装を着ることができた。支払もホテル一括で行えた為便利だった。

プランナーは極力新郎新婦の意向に沿うよう努力していたかと思う。
また、介添え人や当日の責任者の方は緊張している新郎新婦をしっかりリードしてくれ、まったく行動に迷う場面は無かった。
挙式のリハーサルは、当日別室にて5分ほど行われたが、教え方が上手だったため、20分ほどの挙式では間違える事無く行うことが出来た。
ヘアメイクをはじめ全体的にスタッフのレベルは高かったように思う。

場所は有名な六本木ヒルズに隣接しており、駅からも濡れずに歩いて行けるためロケーションはかなり良い。
ヒルズ等周囲で時間を潰すことも出来、式の前後の時間にゲストを退屈させることもない。
品川駅からもタクシーで近い距離であり、地理に不得手な遠方からのゲストも十分対応できる。