群馬 前橋・伊勢崎エリアのホテル「ホテル ラシーネ新前橋」の結婚式口コミ、費用や写真が満載。料理やスタッフ、進行演出、衣装や施設の評価をチェックしよう。
本番時 30代前半 女性
挙式日 2014年11月 (投稿2015年2月)
《チャペル》
バージンロードは16mあるのでロングトレーン・ロングベールが映えます。また、幅も広いのでプリンセスラインのドレスでも2人で余裕で歩けます。チャペル自体の空間はあまり広くないので、豪華さや派手さはありません。大聖堂というよりも、素朴で温かみのある可愛らしいチャペルです。
聖歌隊の歌声とパイプオルガンの音色が美しく素晴らしいです。牧師さんは日本人にしました。模擬挙式を見学した時に外国人牧師さんだったのですが、ありがたい神のお言葉の部分が全て英語になってしまい、意味がわからなかったためです(笑)
フラワーシャワーは回廊で行います。気温や天候に左右されないことも、ゲストの方々への配慮になると思います。
《披露宴会場》
英国アンティーク調デザインの「ロイヤルオーキッド」にしました。ロイヤルブルーの絨毯とシャンデリアが特徴の可愛らしいお部屋です。テーブルクロス・ナプキンの色柄、装花の色や花の種類、チェアカバーの有無などを細かく選べるので、好みの雰囲気に変えることができます。
《ロビーラウンジ》
好みはあると思いますが、式場兼ホテルなので、もう少し高級感のあるソファーや椅子があると雰囲気がグレードアップするのでは・・・と思いました。アンティーク調の絨毯とスタイリッシュな赤と白のソファー・椅子がミスマッチのような気がします。
新郎新婦は受付でゲストをお出迎えできないので「雰囲気でのおもてなし」ができると良いです。挙式当日でも打ち合わせカップルの来館やホテルの宿泊客の出入りはありますので、ゲストハウスのように貸し切りできる「特別感」はありません。ホテルウエディングの強みは「上品さ」や「高級感」だと思いますので、今後期待したいと思います。
また、トイレは個室の数が少なく狭いです。個室は洋式便座で空間がいっぱいなので、身支度がしにくいです。もともとの施設(群馬厚生年金会館)の名残なので改修も難しいでしょうし、仕方ないのかなと思います。
親族が半数以上の披露宴で、ゆっくり過ごしていただくことに重点を置いていたので、ゲストに負担がかかりそうな演出・変わった演出はしませんでした。代わりにフォトラウンドとキャンドルラウンドをして、なるべく新郎新婦がゲスト席へ行けるようにしました。
BGMや装花などの自由度はかなり高いです。BGMは「この演出では曲の○分○秒ごろから使いたい」など細かい部分まで指定できます。会場装花・ブーケはイメージ通りに造っていただけました。満足です。
照明については打ち合わせ時に説明がなく、こちらも質問しなかったのですが、披露宴入場とケーキカットは暗転でスポットライトを浴びます。普通のデジカメやスマホでは白く飛んでしまってキレイに写真が撮れません。プロのビデオでも白く映っています。また、会場の雰囲気的には普通の照明の方が合っていると思うので、これから検討している方は変えられるかを聞いてみた方が良いと思います。ちなみに私たちは式場のプロカメラマンを頼んでいたので、キレイな写真が残せました。
《新婦ドレス・小物》
提携先のワタベウェディングのドレスのみ取り扱いです。サロンに置いていないドレスを取り寄せできるようですが、有料です。他の式場同様、持ち込み料もかかります。プラン内に白ドレス・カラードレスの金額が含まれていたので、式場内で選びました。
白ドレスは好みの物があったのですぐに決まったのですが、カラードレスでかなり苦労しました。派手めなドレスがほとんどで、全体的にデザインが古風です。雑誌に載っているようなペールカラーの可愛らしいシンプルなドレスや流行の柄のドレスはほとんどありません。最終的には写真映えが良いかどうかを重点に置いて決めました。
ベール・グローブはプラン込み、ティアラ・アクセサリーは数千円で有料レンタルです。ベールはショートベールのみです。小物の持ち込みは無料なので、なるべくイメージ通りのスタイルにするため、ドレス以外のアイテムはすべて自分で揃えました。
《新郎タキシード・小物》
タキシードの種類はかなり少なく、ベーシックな色・形のみです。アスコットタイ・ベストもあまり種類がないので、式場サイトのモデルさんやブログに載っている新郎さんは大体同じ組み合わせを着ています。オシャレにこだわりがある新郎さんは苦労すると思います。
《和装》
前撮りで和装を着ました。引き振袖を着たかったのですが取り扱いが無く、色打掛にしました。古典的な柄が多く、モダンな柄やパステル調の色柄はありません。衣装合わせは、まずアルバムの写真を見て気になるものを何着か選び、衣装スタッフさんに実物を出してもらい羽織ってみるという方法なので、写真と実物の印象が違うことも何度かありました。髪型も洋髪のみとのことでした。
お料理は美味しいです。そしてボリュームがあります。試食会でハーフコースをいただいたのですが、それでもお腹いっぱいになりました。当日は女性や高齢者は食べきれない方もいるかもしれません。私たちは高齢者の方(全員80代)には少なめの量に調整してもらいました。小学校低学年の子どもにはハーフコース、未就学児にはプレートを選びました。
和洋折衷ということでお箸も遠慮なく使えますし、フレンチコースよりもかしこまり過ぎず食べやすいと思います。プランでは1万円のコースが対象でしたが、試食会でいただいた1万2千円コースの肉料理が美味しかったので、グレードアップしました。
お料理の自由度も高いと思います。本番が近づくと料理長からコース内容の提案があるのですが、相談して別の物に変更もできます。
新郎新婦は終了後にブライズルームでいただけます。どの料理からを終了後に食べるのかも決められます。自分たちもどうしても食べたかった(笑)ので、お箸で食べられる最初の2品まで披露宴で出してもらって、食べにくいスープ料理以降をブライズルーム出しにしてもらいました。
各スタッフの方々は、皆さん明るくて気さくです。とても良くしていただき感謝しております。ブライダル(またはホテル)スタッフとしての心得をしっかり持ち、各担当においてのスキルや意識の高い方が多いと思います。
当日は私たち以外にもう1組のカップルが挙式披露宴をしていたのですが、そのカップルのプランナーも私たちと同じ方で、2組を掛け持ちしていました。挙式前やお色直しの合間などにプランナーの姿が見えませんでした。今まで一緒に打ち合わせをしてきて、本番の姿を一番見てほしい方なのに寂しい気持ちになりました。終了後もフロアに居なかったため、記念写真が撮れず残念でした。別の式場で結婚式をした友人は、披露宴終了後、プランナーはじめ衣装担当さんなどが出迎えてくれたと聞き、その場面の写真も残っていて羨ましかったです。
《ロケーション》
外見は街中にある普通のホテルです。近くのコンビニへ徒歩で行けて便利です。
《交通の便の良さ》
両毛線新前橋駅から徒歩3分、ロータリー前の交差点にあります。遠方から電車で来るゲストは非常に便利だと思います。駐車場もかなり広いので(立体駐車場の方は停めにくいですが)クルマ社会の群馬県民にはありがたいです。ただ、ホテルでもあるので結婚式以外の利用者もいるため、予想外に混んでいることもあります。
《複数のゲストから後日聞いた話》
配られたウェディングケーキがパサパサだったそうです。ファーストバイトの時にはふわふわで美味しかっただけに、残念です。
席次案内のテーブル記号のプレートが、全員着席しても置かれたままで新郎新婦入場になり、しばらく邪魔だったそうです。実際、プレートを邪魔そうにしているゲストの姿がビデオや写真に映っています。
《その他》
式場で作成をお願いした生い立ちのDVD(6万円)に大きなミスがあり、大変なショックを受けました。新郎新婦の中座で流したものなので、終了後に2人で観て気づきました。映像業者の納期が間に合うように写真とコメントの提出をしたのですが、事前に確認する時間がありませんでした。もしもプロに作って欲しい場合は、式場を通してではなく直接業者へ依頼することをおすすめします。ネットで検索すれば、半額のお値段で作れる業者がたくさん出てきます。
《最後に》
第一希望で憧れていた式場を新郎親族の事情で選ぶことができず、ステンドグラスのあるチャペルという点から、他は見学せずこちらの式場一本で決めました。式場を選べなかった分後悔のないよう、やりたいことにはトコトンこだわりました。色々と感想を述べましたが、今後2人の記念日などにホテルやレストランを利用したいです。
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会場名 | ホテル ラシーネ新前橋 |
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挙式スタイル | 教会,神前,人前 |
住所 |
群馬県前橋市古市町1-35-1
アクセス情報へ > |
費用・コストパフォーマンス
60名の挙式披露宴で「アニバーサリープラン」の適用になりました。50名で125万円、1名追加ごとに19,500円プラスというプランです。(現在は新しいプランがあります)60名の場合、単純計算で約145万円ですが、お料理のグレードアップや、装花・演出などもろもろをプラスして最後的に約256万円でした。費用明細を投稿しましたので、詳しくはそちらをご覧ください。