贅沢で、一方でアットホームな会場

神戸にこんなに良い会場があったのか、という印象。
あの有名な安藤忠雄建築、そし安藤忠雄建築らしさが強い建物を貸切で利用できることはとても贅沢。
入り口におしゃれなバーカウンターもあり、式の前は1階を利用するがインテリアにも凝った空間で飽きることなく待ち時間も苦ではなかった。
11月の結婚式だったが紅葉が綺麗で印象的だった。

貸切ということもあり他の利用者を気にすること無く物を並べたり演出が可能。
それもありオリジナリティを表現しやすい会場だと思った。
また挙式の始め、ガラス張りの細い通路を新婦が歩いてくるが、少し向こう側を歩いてくるその姿が幻想的で印象に残っている。
普通のヴァージンロードとは違った作りのため凝った演出をしなくても他の式場とは異なる印象的な演出ができる。
せっかくの結婚式他とは違う、特別な式にしたいという人には特にお勧めできる。

安心して任せられる会場だという印象。
料理の項目でも書いたが、1品目のひまわりが、新郎新婦のみデザインが異なる作品となっていた。
それは新郎新婦が好きなキャラクターをモチーフにしたものだが、100人ほどの料理を調理しながら2人のために個別対応を行う姿勢から相手を見ている会場だととても評価できる。
また結婚式を通じて、家族の問題も解決できたと、次への一歩を踏み出せたと聞いた。
そのような深い相談もあったようでそれができるのもプランナーの人柄がいいことによると思う。
「この2人だから…」とパッケージ化されたものではなく式全体を0から組み立てていったらしい。
喜んで欲しいと手間をかける姿勢は、安心して任せられると思う。
進行もスムーズで問題もなく、同じテーブルにアレルギーを持っている友人がいたが、その友人に対しても間違うこと無く確実に料理を出していた。

当日はバスの用意があったので気にはならなかった。
阪急六甲道駅が最寄り駅となり歩いて向かう場合、男性の私は全く気にならないが、ヒールを履いている女性は少し負担になるかと思う。
しかしタクシー等で移動すれば1メーターほどの位置にあり、問題も無いかと思う。