1890年創業。東山の美しい景色と自然に囲まれた上質ホテルで素敵な一日を…京都・東山の高台に佇み、季節折々の情景が堪能できるホテル。100年以上の歴史ある披露宴会場「葵殿」、回遊式庭園や東山の風景を一望できる会場など、趣き溢れる上質空間で心温まるおもてなしが叶う。由緒ある神社と提携しているので神社挙式もお任せ。JR京都駅八条口より無料シャトルバスで約25分、地下鉄「東西線」蹴上駅から徒歩2分とアクセスも大変便利。
本番時 20代後半 女性
挙式日 2015年7月 (投稿2016年5月)
神前式場の新郎新婦の席は、親族席の隣という伝統的な形式をとっていると言われました。そのため、三々九度が終わるまで、新郎新婦は親族と同じく、端と端で向かい合うことになります。新郎新婦が並んで三々九度をしたいという人には向いていないと思います。
下見をした披露宴会場は葵殿、稔りの間と鳳凰の間でした。
葵殿は日本庭園と東山の景色と両方が見え、京都らしさを一番感じられるし、天井も高く、ステンドグラスやシャンデリアが豪華でしたが、やはり一番人気があるようで、希望した日はもう埋まっていました。
稔の間はカーテンや床もピンクで、とても可愛らしい雰囲気ですが、目の前には日本庭園があるので和の雰囲気もあり、とても素敵でした。人数が60人までと少し狭いです。
鳳凰の間は大きなテラスがあり、集合写真を撮ることができます。大きな窓からは東山の京都らしい景色が見えます。
ウェスティンのパンフレットやホームページの写真は一切修正等の加工をしていないとプランナーの方が言っていて、ロケーションや日本庭園のある造りにとても自信を持っているのだと思いました。
ただ、鳳凰の間のカーテンの色が地味で、カーテンが閉まっている時の写真は少し暗くなってしまったのが残念でした。
設備で特筆すべきは、新郎新婦の控室がとても広いことです。どちらにもお風呂やトイレが付いています。新郎の控室は和室で、本当に旅館の一室みたいな広い部屋です。新婦の控室は洋間になっています。来賓用の更衣室もありますが、披露宴終了時には混雑していたようで、私たちが写真撮影をしている間に親族が私たちの控室で着替えをすることができました。専門式場と違い、ホテルでは支度をする為だけの狭い部屋が多い中、この広さは珍しいと思います。
写真撮影スポットである螺旋階段は、汚れが気になりました。
鳳凰の間からは京都の東山の景色が見えるのですが、ちょうど新緑で色がきれいな頃だったので、乾杯と同時にカーテンを開ける演出では、招待客からもきれい!すごい!と歓声が上がりました。ホテルの披露宴会場で京都らしい景色を眺められる式場は他にはあまりないと思うので、遠方から来た方にも喜ばれました。
鳳凰の間のテラスではブーケトスは危ないので、ブーケプルズになると言われました。
挙式の前には日本庭園の佳水園で写真撮影をし、その様子もエンディングムービーで流したのですが、きれいな京都らしい映像になって、招待客から好評でした。前撮りをしていなかったのですが、日本庭園でたくさん撮影ができたので嬉しかったです。
色打掛とウェディングドレスを着用しました。試着は五条の本店でしました。ホームページに載っている色打掛はごく一部で、お店にはたくさんの種類がありました。刺繍など高い着物は70万円以上しますが、高い着物は奥の方の棚に集まっていたので、40万円代のものから好きな柄を選んで試着しました。40万円代の種類も豊富だったので好きな柄の着物に出会えました。
ウェディングドレスは18万円~40万円とホームページに書いてありましたが、プラン内の20万円以内で選べるものはほとんどありませんでした。試着したドレスは20万円代のものが多かったです。
プランに含まれている最低料金のコースは、写真を見るととても安っぽく見えてしまい、プランナーも男性には量が足りないかもしれないと言っていましたので、ランクアップは必須だと思いました。
試食のときに、お箸で食べるフレンチの「都結び」と日本料理の「古都」を試食しました。都結びではフォアグラ西京味噌焼きと大根の柔らか煮がとても美味しかったです。ただ、同時に試食するとどうしても全体的に高い日本料理の方が美味しいと思ってしまいました。工夫をこらした「都結び」の鮪中トロの炙り焼きよりも「古都」のお造りの鮪中トロの方が単純に美味しいと思いましたし、「都結び」のメインである黒毛和牛の背肉は、やはり背肉だけあって少し硬く感じてしまい、「古都」の黒毛和牛のフィレ肉の柔らかさには感動してしまいました。「古都」の豆乳羽二重蒸しがとても美味しくて、この料理を出したいと思いました。
試食をして思ったのは、コース料金が高いと、お肉のランクが変わるだけでなく、全体の質が上がるのです。「古都」と「都結び」の値段差は税抜きで2千円でしたが、黒毛和牛の背肉をフィレ肉に変更するには2千円以上かかるでしょうとシェフも言っていました。
2千円の差以上の差を感じたので、「古都」に決めました。ただ量が多かったので、一品減らしたところ値段が思った以上に安くなり、結果的にとてもコストパフォーマンスの良いお料理になりました。招待客からは一品減らしてもお腹一杯で十分過ぎる量だったと聞いていますし、みなさんとても美味しかったと言ってもらえました。
仮予約は1週間で、遠方でしょっちゅう行けないからという理由で引き延ばしてもらいたかったのですが、他にもここで結婚式をしたいと言っているお客さんがいるんですと言われてしまい無理でした。
契約までは下見を案内してくれた人が担当し、その後は別のプランナーになりました。若いプランナーさんで、明るく話しやすかったので、楽しく準備を進めることができました。写真やビデオは持ち込みにしましたが、挙式からの撮影許可やエンドロールビデオの作業場所など、私の希望に沿うように動いてくれました。ウェスティンはプランナーによっては、挙式の撮影が不可だったり人によって対応が違うとカメラマンが言っていました。
列席者用の宿泊がツイン2名で2万4千円とお得だっため、部屋を事前に多めに確保してもらいました。部屋数確定時にはほとんどキャンセルすることになってしまいましたが、嫌な顔もされませんでした。
披露宴当日は、介添人やキャプテンが誘導してくれますが、プランナーも当日朝の準備から披露宴の途中まで様子を見に来てくれました。
やはり由緒あるホテルなので、スタッフに関しては不安は無かったです。後でビデオを見たときに、入場等で披露宴のドアが開くと、廊下にいた別の披露宴担当のスタッフも必ずお辞儀をしており、徹底されていると思いました。
京都市営地下鉄の蹴上駅からは本当に歩いてすぐです。京都駅からだと途中で乗り換える必要があるのが不便です。ただ、京都駅からシャトルバスが走っていますし、帰りのシャトルバスは、三条や四条で降りることができるので、二次会への移動もしやすいと思いました。周囲は緑が多く、市の中心部から少し離れているので、静かで落ち着いた場所です。
一つ注意すべきは、他の花嫁と鉢合わせをする可能性があることです。私は気にしませんが、他の新婦を見たくないという人には向いていないと思います。披露宴前の写真撮影や、披露宴・挙式の時間等はずらしてありますが、披露宴終了後の写真撮影では、他の新郎新婦とすれ違いましたし、他の新郎新婦の撮影も目撃しました。和装の着付けは、母親はカーテンで一人ひとり仕切られた個室になっているのに、新婦の支度スペースは2組用になっており、他の新婦と隣に並んでヘアメイクをしてもらいました。ヘアメイク中にお花屋さんが生花の飾りを持ってくるので、あの人はこのお花屋さんにしたんだとか、着物も2着並んでかかっているので、どんな着物を選んだのかも目に入ってしまいます。さすがに衣装はかぶらないように配慮されています。
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会場名 | ウェスティン都ホテル京都 |
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挙式スタイル | 教会,神前,人前,その他 |
収容人数 | 2人~1000人 |
TEL・予約 |
075-771-7160
ウェスティン都ホテル京都のウェディング専用ダイヤルです。
この式場で挙式・披露宴を検討されている方の電話番号です。その他の目的でのご利用はご遠慮ください。 この式場が気になったら、まずはブライダルフェアの予約をしよう!
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定休日 | 火曜日 |
受付時間 | 10:00~19:00 |
住所 |
京都府京都市東山区粟田口華頂町1(三条けあげ)
アクセス情報へ > |
075-771-7160
費用・コストパフォーマンス
京都の伝統のあるホテルなので、高いと予想していましたが、JR京都伊勢丹の新春特別プランを利用し、節約できるところは節約したので、予算内で収まりました。提携しているビデオや写真はとても高いなと思ったので、利用しませんでした。注意すべき点は、自作のDVDを流すにしても1回5千円取られます。BGMについては提示されたリストから選ぶのですが、リストにない曲を使用するには1曲千円かかると言われたので、音楽にこだわりたい人には向いていないかもしれません。料理は上がると思っておいた方が良いと思います。
京都で1、2を争う老舗ホテルなので、見合ったサービスを受けられますし、親戚受けも良かったです。
プランに含まれていた当日宿泊は、ジュニアスイートルームでした。