これぞレストランウェディング

他の会場も見て回りましたが、ここが一番良心的でした。
ラセールさんでは、あれをやるなら○万円、これを持ち込むなら○万円というのが全然なくて、招待状から衣装、引き出物までトコトン好きなものを選ぶことができました。
他の会場だったら相当持ち込み料を取られていたのでは、と思います。

普通のレストランなので会場内に控室などはありませんが、すぐ近くのマンションに部屋が用意されていて、そこで着付けやヘアメイクをしてもらいました。
新郎新婦さえよければ、そこを利用してゲストの着付けも可能とのことでした。

会場の形は結婚式を意識した造りではないので、多少の不便はあります。
着席したままでは演出が見えない席ができてしまうのは、ちょっと悩みました。
ただ、後でその席になった方々から「相手の親戚から見えない位置だったので、人目を気にせず美味しい料理とお酒を堪能できた！楽しかった！！」と言われたので、これはこれで良かったようです（笑）
少人数用の専用会場と違って、まさにレストランウェディングという感じになったし、あまり披露宴らしい演出が好きではない私にはぴったりの会場だったと思います。

雨が降らなければ、レストランの庭で乾杯等ができます。
そこで撮ってもらった写真はかなりお気に入りです。

新郎新婦が各テーブルを回ってゲストと一緒に料理を食べ、歓談するという演出がとても好評でした。
それととても良かったのが、ジャズトリオの生演奏！！
ラセールさんに手配していただいたのですが、当日お会いしたら思っていた以上に渋くて素敵なオジサマたちで、皆で「かっこいいねー」と盛り上がりました。
セッティングの都合上、屋外での演奏は不可でしたが、レストランに入ってから最後まで、場面場面に合わせて演奏していただきました。
途中、ＢＧＭとしてではなくジャズライブもあり、かなり長い時間演奏してもらったので、決して高くない出費でした。

専用会場ではないため、専属のプランナーやヘアメイク、カメラマン等はおらず、レストランに紹介してもらう形でした。
本当に実力のある方々を紹介していただいて、ありがたかったです。
後日、他会場で友人を招待したパーティを行ったのですが、結構ガッカリする部分が多くて…ラセールでの結婚式はスタッフに恵まれていたなあ、と思います。

まずフリーのプランナーさんが素晴らしい方でした。
決して押し付けるような提案はせず、私たちがやりたいことをスムーズにできるようサポートしてくれたという印象です。
新郎新婦のために、という気持ちがとても強い方だったと思います。

装花を担当してくれたのは地元の評判の良い花屋さんで、ブーケも会場装花も思い描いていた以上の仕上がりでした。
料金も他会場と比較したら良心的でした。

カメラマンさんもこれまた腕のいい方で、実物以上に綺麗に撮ってくださいました（笑）
写真は苦手なのですが、カメラマンさんの人柄のおかげで前撮りも楽しかったです。
カメラマンはゲストが撮る写真とは一線を画す実力がないと意味がないですし、特に結婚式当日は失敗が許されないので、ちゃんとしたカメラマンを手配してもらえるかどうかは重要なポイントだと思います。

駅から少し遠い、閑静な住宅街の一角にあります。
タクシー必須だったので、ゲスト用にタクシーチケットを手配してもらいました。
バスの手配も可能とのことでした。
ただ新郎新婦の移動はオーナーが送迎してくれるので、私たちは特に不便は感じませんでした。