クラシカルな隠れ家ウェディング！

通常の見積もりと少しグレードアップ（料理、装花）した見積もりを、50名バージョンと70名バージョンで作っていただきました。
装花は外注できませんが、衣装、写真撮影（式場には確認していませんが、カメラマンを個人手配した方のブログあり）、ペーパーアイテム、引き出物は外注・持ち込みができるようなのでそこを工夫するかしないかで値段は変わってくると思います。口コミを見るとここを工夫して節約されている方が多いようです。
ただ、ホテルオリジナルのペーパーアイテムや引き出物がとてもセンスよく、私はそれをそのまま使いたいな～と思いました。
全て会場に頼むと50名で250万前後、70名で３００万ちょい。更に値上がりする可能性を考えるとやや予算オーバーでした。

レトロ、ジャパンクラシックな雰囲気が好きな方にはとてもおすすめです！
私の好みにはドンピシャで、待合室のソファー（ふかふか！沈む！）から料理を運ぶお盆、会場の壁紙、コースターまでキャーキャー興奮しながら見学してしまいました。
ただ、会場全体はよくも悪くも昭和な雰囲気なので、好みは分かれると思います。
古さを歴史や味と見れるか、ただの老朽化・時代遅れと見るか。
どちらかというとわいわいやりたい若いカップルより、落ち着いて式をあげたい大人カップルに向いていると思いました。

＜チャペル＞
アーチ状の屋根のつく半屋外にあり、見学した日は緑も眩しく自然光がとても素敵でした！半屋外ということで空気もすがすがしいです。チャペルから続く石の階段でフラワーシャワーができるそうなのですが、ここは撮影のベストスポットでしょう。冬はヒーターがつくそうですが、真冬だと寒さは防げそうにないです。2月の挙式予定だったので、そこが残念。

＜披露宴会場＞
本館には１００名前後の式ができる「銀河」、家族挙式に程よい５０名程度の会場「つばき」と「つつじ」があります。別館は６０～７０名程度の会場「海」がありますが、別館は待合室から貸切になります。
この別館もまたらせん状の階段がとても素敵で、ここで写真をとりたいな、と思いました。
少人数向けの部屋からは窓から緑が見え、綺麗です。
ただ、全体的に５０名以下の少人数向けという印象です。テーブルを縦長に置くことで最大１００名強は入れますが、ラウンドスタイルにすると一番広い部屋でも最大８０名程度です。
私たちの希望する人数だと「銀河」になってしまうということでしたが、個人的には別館の「海」がとても気に入りました。

あれこれとやるよりも、オーソドックスな式をゆったりと楽しみたいというカップルに向いていると思います。
会場の雰囲気やおいしいお料理を楽しむこと自体がゲストの方への演出になると思うからです。
お料理の冬瓜に絵や文字をカービングできるそうです。
銀河の間は入場扉が横に広く、スポットライトを当てて入場するとき「ばーん！」と迫力がありますよ。と言われました。試さしてもらいましたが、新郎新婦側からも壮観な光景でおお、と思いました（笑）。

お若い女性でしたが、ザ・ホテルマンという落ち着いた雰囲気で、安心して話を聞くことができました。
会場全体のスタッフも品があり、さすが老舗ホテルと思いました。

お茶の水駅からはちょっと歩きます。しかし、ホテル前の坂道からはまるで郊外に来たかのように閑静な雰囲気が広がっています。お年寄りには坂道はつらいかな、と思い採点を下げましたが、山の上ホテルの名のとおり、高台にあるがゆえ、素敵なロケーションです。