おもてなしを体現した会場

会場使用料が300,000円と他会場より少々高めではあるが、そのほかは特筆すべき点はない。

挙式場：神殿と教会が２つずつあるが、主に教会を見学した。１つは大きな窓が特徴の明るい教会で、席が中心に向かって「く」の字に配列されている。そのため、列席者は正面にいる新郎新婦を無理なく見られる構造になっている。新郎新婦控室には専用のトイレもあった。
　もうひとつは、森の中にある小さなチャペルをイメージしたもので、木目調の落ち着いた雰囲気。ここの日本人牧師については演出欄にて詳細を述べる。

披露宴会場：窓がある会場はもちろん自慢の庭園を望めるので文句はないが、窓がない会場も壁に配された鏡で圧迫感は感じられないよう工夫がしてある。

お茶屋：庭園内にお茶屋があり、親族にはお茶券が進呈されるとのこと。頂いた抹茶と茶菓子は美味。

牧師：森の中の教会を担当しているという日本人牧師の説教が好評らしく、挙式前に二人から話を聞き、式中にそれぞれに合った説教を行うとのこと。

式場：神殿で挙式がある日は、神殿がある階の広間で琴の生演奏が行われる。

会場：ある会場では、高砂席を中央にするという珍しい配列が可能だった。また、小さな椅子を各卓に置くことで、新郎新婦や友人たちが各卓を自由に行き来し、座って歓談できるような工夫もできる。

食事：よくある切り分け実演やフランべ等のほか、スイーツバー（キャンディーなどのお菓子を自由に取ることができるコーナー）を設けることもできる。
また、当日のメニューは永久保存され、記念日等に復刻させることが可能。

プランナー：多少慣れない感じではあったが、機転の利いた話術で楽しませていただいた。

ここで目についたのは、スタッフの多さである。会場内を案内されるときも、視界には常にスタッフの姿があり、我々の姿を見つけるとお辞儀は欠かさなかった。また、プランナーいわく、部署の垣根を越えて協力する体制にあるらしい。
庭園は毎日整備されているとのこと。

交通の便：白金台駅から徒歩すぐ、品川駅からは無料シャトルバスが出ている。
ロケーション：周囲は閑静な住宅街で、高い建物もない。