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プランナー直伝!後悔のない結婚準備を始めるには?<初回打ち合わせ編>

2020.01.10

新郎新婦にとって、一生に一度の結婚式。誰もが失敗はしたくないし、最高の結婚式にするためにはどうしたらよいか?と考えていると思います。
この連載では後悔なく素敵な結婚式を迎えるために、プランナーの視点でぜひアドバイスしたいことをまとめてみました。


初回打ち合わせは挙式4ヶ月前からが基本!

一般的に結婚式の打ち合わせは、挙式日の4か月ほど前から開始します。
よく、「もっと早くから打ち合わせがしたいのに~」という声をいただくことがありますが、それより早く打ち合わせを始めてしまうと、挙式日当日に用意する商品が変更になってしまうリスクがあります。

例えば、引出物であれば1年以上前に決定した商品があっても、挙式までの間に終販や欠品になってしまうことがあります。
お花や料理なら自然の影響を受けて花材・食材が使用できなくなるかもしれません。
衣装であれば、一点ものの素敵な衣装が破損や劣化によって、当日は着られない状態になっている可能性だってあります。

結婚式のように一生に一度のこだわりのつまった打ち合わせで決めたことが、次々と時間の経過とともに変更が重なるのは、イヤですよね。
そんな理由もあって、ある程度の期間を決めて打ち合わせをしている式場が多いですね。


初回打ち合わせまでにコンセプトを考えておこう

打ち合わせが待ち遠しい!というおふたりも安心してください。
打ち合わせ開始までにできることはたくさんあります。

まずは、ふたりで結婚式についてのコンセプトを考えてみてはいかがでしょうか?
感謝を伝える会にしたい、楽しめる会にしたい、想い出づくりになるようなことをしたい、ナチュラルな雰囲気が好き、カラフルな華やかさが好き、大人っぽくシックにまとめたい、夏をテーマに、クリスマスパーティー風に、などなど。

そこから、2~3色のテーマカラーも決めてみると全体的にまとまってお洒落感もUPしますし、手作りアイテムの材料選びにも参考にすることができますよね。
流行りのDIYは、時間に余裕のある打ち合わせ前から取り組める作業の一つ。
カタチにしようとすることでふたりのイメージを決めるキッカケにもなるのでおすすめです。

そして、手作りする前には式場のプランナーに作るもの相談をしておくと良いですよ。
会場によっては、飾るスペースが限られている、イメージ通りに飾れない、持込料がかかる…ということがあるかもしれません。
打ち合わせ前から少しずつコミュニケーションをとっておくと良いかもしれませんね。


事前に要望を伝えてプランナーとのやりとりをスムーズに!

いよいよ打ち合わせがスタートしてからは、プランナーさんとのコミュニケーションの取り方が重要となってきます。

新郎新婦もプランナーも力を合わせて全力で素敵な結婚式を作ろう!という気持ちは同じなのですが、「返信が遅い」「連絡がとりにくい」など思った通りの回答がすぐに得られないとついイライラしてしまいますよね。
これは、彼氏との関係も同じかも…。

できるだけ、ストレスを作らないためにも、事前に電話ORメールどちらが連絡のやり取りがスムーズにできるのか、連絡の取りやすい時間帯はいつか、そして、緊急で聞きたいときは担当プランナー以外に誰に質問すればよいか、など確認しておくと良いですね。

プランナーは、日中、席を外して仕事をしていることが多く、電話やメールなど、なかなかタイムリーに対応ができないことが多いのが実情。
一生に一度の結婚式についてなので、期待が大きい分、対応のスムーズさがないことが不満になってしまうケースがあるようですが、決して手を抜いているわけではないので、時間に余裕をもって問い合わせるなど、協力し合って、結婚式を作っていってほしいと思います。

それから、打ち合わせについては、自分が迷いやすい性格、提案を多くしてほしい、細かく説明してほしい、早く決めたいのでおすすめを厳選して提案してほしい等、自分の納得のいく打ち合わせスタイルをきちんと伝えておくのも良い方法です。

性格は人それぞれ違います、プランナーが接客業のプロとはいえ、試行錯誤しながら対応を考えていくよりも、はっきりと伝えられるほうが早く相手の望む対応ができますし、新郎新婦にとっても満足のいく対応をしてもらえます。

結婚式は、一生に一度の大切なイベントだからこそ、期待が大きく膨らむのは当然です。
自ら発信することで、誤解や不信感なく、協力しあって、良い結婚式が作れますよ!


イメージがある場合は、「見える化」しておこう!

プランナーさんと最初に行うことは、これから作り上げる結婚式のイメージを共有するためのヒアリングだと思います。
どんな結婚式にしたいか?大切にしたいことの優先順位は?具体的なデザインのイメージは?など、ふたりが思い描いていることを聞き出して、プランナーは今後の提案の参考にしていきます。

そこで、イメージはスクラップや切り抜きを集めておくなどして見える化しておくと、より鮮明にイメージを伝えることができ、新郎新婦とプランナーが共有することにズレがなく、新郎新婦が望む提案をしてもらえるようになります。
結婚式には、正解はありません。
だからこそ、新郎新婦が持つイメージや希望を理解できなければ提案することは難しいですし、逆にしっかりと理解できたときには、質の高い提案をしてもらえるようになるでしょう。

たくさんのアイテムを決めていかなくてはいけない結婚式。
ほとんどの打ち合わせは、1~2回で決定していくようなスケジュールが多いので、はやめにイメージを伝えることができれば、最初から提案を含めた実ある打ち合わせをすることができるかもしれませんよ。


いかがでしたか?
打ち合わせのスタートはいよいよ始まる!という最もドキドキ、期待感が高まる時期。
だからこそ後悔することがないように、できる準備を進めておきましょう。
打ち合わせも含めて、結婚式全体の満足度になると思います。
是非参考にしてみてくださいね♪


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プランナー直伝シリーズ

※ 2016年12月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー