結婚式に参列したゲストが引き出物が入った袋を持って、会場から帰る姿は昔からの定番ですよね。
最近ではゲストが引き出物の荷物を持ち帰る手間に配慮して、ゲスト宅まで送付する手配をするケースもあるようです。
結婚式場選び口コミサイト「みんなのウェディング」の相談広場には、少しでも節約のために引き出物を郵送しようと新郎から提案され、悩んでいる女性から相談が寄せられ、注目を集めています。
ご祝儀額に見合った引き出物を後日郵送しよう、という彼
相談内容
■ 披露宴終了後ご祝儀を見てその金額に見合った引き出物をインターネットサイトから注文し、郵送にしてはどうかと彼から提案がありました。
すると、自宅に届くのが披露宴の何日後になるかわかりませんし、失礼だと思うのです。(30歳女性)
この相談に対して、みんなのウェディングユーザーからたくさんのコメントが寄せられました。
ご祝儀で引き出物を決めるのは失礼では?
■ご祝儀の額を確認してから、引出物を発送するのはやめた方がいいです。
そんなことをすると、お二人の品位が落ちます。(33歳女性)
親族と友人などあらかじめいただくご祝儀額を想定して引き出物を贈り分けるカップルは多いようです。ただし少ないご祝儀のゲストの引出物のランクを下げる、という考えは失礼にあたるのではないか、という意見です。
届くのが数日後になるのはやっぱり失礼かも…
もしご祝儀をみてから注文して翌日に届くならいいかもしれませんが、物理的に無理だと思います。(26歳女性)
引き出物は本来結婚式当日に持ち帰るもの。自宅まで郵送する方法を取る場合も翌日など、参列後すぐに受け取れる配慮をしているカップルが多いようです。ご祝儀額を確認して贈り分けるということで、 届くのが数日後になってしまうのは失礼にあたるかも…という意見です。
披露宴当日はひと言添えて、到着予定をお知らせしては?
■私たちも引き出物を一部を郵送にしました。
引き菓子を入れた紙袋に、『本日はご出席いただきありがとうございます。 引出物を用意していますが、お荷物がかさばらないよう郵送させていただきました。明日の夕方何時頃に到着予定です。』みたいな挨拶文でお知らせしました。(33歳女性)
便利さや節約という面を全面出すのではなく、重たくて荷物もかさばると申し訳ないという気持ちで、ひと言添えると失礼にならないのではないか、という、同じく引き出物を郵送で届けた先輩花嫁からのアドバイスでした。
ただし、こちらの回答者さまも披露宴の翌日に届くように手配していたとのことでした。
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引き出物にはそれぞれの「家」の考え方があるため、いろいろな形式があってもおかしくありません。
しかし、「ご祝儀」次第とするのはちょっと違うかも…という意見が多く寄せられました。
一般的なランクの引出物を用意しておき、たくさんご祝儀をくださった方には後日、改めて別にお返しをお渡しするなど、配慮するところを切り替えるのもよいですね。
※ 2022年2月 時点の情報を元に構成しています
「引出物」 の 花嫁相談室 に含まれています